現在の運行状況 現在、20分以上の電車の遅れはございません

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  • 2016年度に安全・安心を目指して取組んだこと
  • ごあいさつ
  • 安全の基本的な>方針と安全目標
  • 安全管理体制
  • 鉄道事故等の発生状況と>再発防止の取り組み
  • 安全に列車を運行するために>取組んでいること

5 安全に列車を運行するために取り組んでいること

ホームにおける安全対策

ホームにおける安全対策

1 列車非常停止ボタン

当社の全駅にお客様が線路内に転落された場合の安全性向上対策として列車非常停止ボタンを設置しています。列車非常停止ボタンを押していただくと、駅に接近している列車に対して、停止信号を現示させ、ATSブレーキが動作します。また、ホーム上では警報ランプが点灯するとともに、警報ブザーが鳴動し、乗務員や駅係員に対して異常の発生を知らせます。

列車非常停止ボタン 列車非常停止ボタン

2 転落報知装置(転落検知マット)・転落防止警告灯

転落報知装置(転落検知マット)は車両とホームの隙間が広い個所に設置しており、ホームに列車が停車しているときに、お客様が車両とホームの隙間から軌道内に転落された場合、ホーム上に設置した警報ランプが点灯するとともに、警報ブザーが鳴動し、乗務員や駅係員にお客様の転落を知らせます。

転落報知装置(転落検知マット)・転落防止警告灯 転落報知装置(転落検知マット)・転落防止警告灯

3 列車接近警告表示器

列車接近警告表示器とは、列車が駅に接近した時に、音声・音響・表示等により、列車の接近をより明確にお客様にお知らせするもので、ホームにおけるお客様と列車との接触事故を未然に防止します。

列車接近警告表示器

4 内方線付き点状ブロック

当社では全駅に内方線付き点状ブロックを設置しています。内方線付き点状ブロックとは、従来の点状ブロックに線状の突起が加わったもので、線状の突起がある方向が安全なホーム側を示しています。

内方線付き点状ブロック 内方線付き点状ブロック

5 くし状ゴム

ホームが曲線の駅では、列車とホームの隙間が広いところがあり、その隙間にお客様が誤って転落する事故を未然に防ぐため、当社では隙間が200ミリ以上ある乗降位置について、くし状ゴム(ホームの先端部分と列車との隙間を縮める樹脂製の部材で、先端がくし状になっている)を設置し、列車乗降時の安全性を高めています。

くし状ゴム くし状ゴム

6 CPライン

CP(Color Psychology、色彩心理)ラインとは、お客様に視覚的・心理的にホーム先端部の危険性を認識していただき、ホーム内側への歩行を促すものです。
2016年度は神戸線塚口駅、宝塚線石橋駅、京都線淡路駅でCPラインを試行しました。

CPライン CPライン

踏切の安全対策

踏切の安全対策

1 障害物検知装置

踏切における事故を防止するため、自動車が通行できる全ての踏切(全262踏切中の206踏切)に障害物検知装置を設置し、ATSとも連動させて事故防止を図っています。
障害物検知装置には、発光器と受光器間の光線が遮られることにより障害物を検知する光電方式と、踏切全体をレーザ光線でスキャンして、設定した範囲内に一定時間滞在している物体(1m角以上)を障害物として検知するレーザレーダ方式があります。

障害物検知装置 障害物検知装置

2 踏切未降下検知装置

踏切未降下検知装置は、何らかのトラブルで遮断桿が完全に降下しない場合にそのことを検知して運転士に知らせるもので、踏切直近の信号機を赤(停止)にし、運転士に異常を知らせるとともに、ATS(自動列車停止装置)ブレーキが自動的に動作します。

踏切未降下検知装置

3 踏切非常通報装置

踏切非常通報装置は、踏切における異常の発生を運転士に知らせるもので、異常を発見された方にボタンを押していただくことにより、踏切直近の信号機を赤(停止)にし、運転士に異常を知らせるとともに、ATS(自動列車停止装置)ブレーキが自動的に動作します。
当社では全ての踏切への設置を2017年度に終える予定です。

踏切非常通報装置

ATS(自動列車停止装置)の特長

1 列車の速度を常に監視しています

ATS(自動列車停止装置)とは、運転士のミスや錯覚等により、列車の速度が信号現示による制限速度を超えると、自動的にブレーキが動作して、列車を減速・停止させる装置です。当社では、信号現示による制限速度と列車の速度を連続的に比較することで、列車の速度を常に制限速度以下に保つ、より安全性の高い「高周波連続誘導式階段制御方式ATS」を1970年に全線に設置完了しています。

列車の速度を常に監視しています

2 より保安度の高いパターン制御を導入しています

従来の高周波連続誘導式階段制御方式ATSに、新たにパターン制御を追加し、保安度を向上させています。パターン制御には、高速パターンと低速パターンがあり、高速パターンは踏切への過走防止対策や駅誤通過防止、低速パターンは終端部での車止め衝突防止として、保安度の向上を図っています。

より保安度の高いパターン制御を導入しています

車両の安全対策

車両の安全対策
  1. 1 非常通報装置

    車内で急病人や非常事態等が発生した場合に、お客様から乗務員に通報できるよう、全車両に非常通報装置を設置しています。また、新造車両や大規模改造を行った車両には、通報とともに直接、乗務員と通話ができる非常通話装置の設置を進めています。

    非常通報装置
  2. 2 大型袖仕切り・縦手すり

    万が一の急ブレーキ時に、お客様と車内設備またお客様同士が衝突することを防止するため、1000系及び1300系車両では座席端部の袖仕切りを大型化するとともに、縦手すりを設備しました。

    大型袖仕切り・縦手すり
  1. 3 連結面間転落防止装置

    ホームのお客様が、誤って車両の連結部から軌道内に転落することを防止するため、車両の連結部には「連結面間転落防止装置」を設置しています。

    連結面間転落防止装置
  2. 4 運転状況記録装置

    運転状況記録装置とは、列車の運行に関するデータ(時刻・速度・位置・制御・ブレーキ・ATSの動作等)を記録するもので、技術基準により設置が義務付けられています。

自然災害等に対する取組み

1 暴風雨への対応

台風の接近などによる暴風雨の際には、沿線に設置した雨量計や風速計、水位計等の情報及び気象庁の気象情報をもとに、各列車に徐行や運転停止等の運転に関する指示を行い、運行の安全を確保します。
さらに、2013年度からは民間の気象情報会社の情報を活用し、突然、非常に狭い範囲で発生する大雨にも可能な限り対応できるよう努めています。また、状況に応じて巡回点検を行うなど、危険な状態の早期発見に努めています。

暴風雨への対応

2 第三者行為(テロ等)への対応

第三者行為(テロ等)による、社会的影響が極めて大きく、重大な事態が予想される場合や、その予告があり継続した警戒が必要と認めた場合、あるいは不審物・不審者の発見や被害が発生した場合には、巡回点検の強化や警察との連携強化など、そのレベルに応じた対応を行います。
また、全駅のホーム、コンコースには防犯カメラを設置し、さらなる犯罪の防止にも努めています。

第三者行為(テロ等)への対応

3 地震への対応

当社では地震による被害をできるだけ少なくするため、緊急地震速報のシステムを導入しています。この緊急地震速報は、沿線で震度4以上の地震が発生すると予想される場合に、自動的に各列車に無線で緊急停止を指示するもので、列車を少しでも早く停止させることで、走行中の列車に対する被害を最小にとどめます。
また、当社が設置した地震計で震度4以上を観測した場合にも同様に、地震対象区間を走行する列車に対して運転指令者が緊急停止手配をとります。

地震への対応

軌道の強化

安全性を向上させるため、PCまくらぎ化、合成まくらぎ化等の軌道強化を各所で進めています。PCまくらぎとは強度を高めたコンクリート製のまくらぎ、合成まくらぎとはガラス繊維を含んだウレタン樹脂製のまくらぎのことで、木製のまくらぎに比べ、耐久性や安定性が向上します。

軌道の強化

安全で快適な運行に欠かせない保守作業

1 電気設備の検査

‹1›信号設備、通信設備の検査

信号保安設備、踏切保安設備や列車無線などの保安通信設備は列車運行の安全を確保するために欠かせない設備であり、これらの機器はいつも正常に動作していることが求められます。近年では、情報通信技術の進歩により設備が高度化しており、メンテナンスを担当する社員には高度で幅広い技術力が要求されます。教育や訓練等を積み重ねた社員が昼夜点検し、輸送の安全を確保しています。

信号設備、通信設備の検査 信号設備、通信設備の検査

‹2›電力線路設備、変電所設備等の検査

電力線路設備、変電所設備は電力会社から受けた交流電力を列車用の直流電力に変えて列車に供給する設備、あるいは交流電力の電圧を下げて信号や踏切、放送等の運転保安設備・案内設備や、駅舎での照明やエレベータ、エスカレータ、駅務機器、空調機等へ電気を供給する設備であり、昼夜問わず正常な動作が求められる重要な設備の一つです。いずれの設備も、高電圧を扱ったり、高所作業が伴うため、高い技能を有する社員が確実に点検し、輸送の安全を確保します。

電力線路設備、変電所設備等の検査

電気設備の検査や保守に使う車両

  • 架線作業車

    列車や駅設備等に電気を供給する電力線路設備の保守検査や補修時に使用します。

    架線作業車
  • 信通検測車

    列車の安全運行を守る信号保安設備の検査(信号・踏切等のデータ測定、レールに流れるATS信号の測定)や補修時に使用します。

    信通検測車

2 軌道の検査

軌道の状態や部材の検査を1年周期で行っています。
状態検査では、軌道、分岐器等について、規程で定めている数値に対して異状がないかを1mm単位で検査します。部材検査では、レールやまくらぎなどの全ての部材の異常箇所を細かくチェックします。
さらに、線路巡視を全線で週1回以上行っています。日々の軌道状態や沿線状況の変化を把握し、安全輸送に支障があると判断した場合は、速やかに対策を打ちます。私たちは、列車の安全かつ安定的な運行を実現し、お客様に快適な乗り心地をご提供するために、縁の下の力持ちとして日々目を光らせています。

軌道の検査 軌道の検査

3 構造物の検査

当社では、土木構造物の検査を着実に実施しています。
構造物検査は、2年に一度全ての構造物を点検する通常全般検査、20年に一度のトンネル特別全般検査、その他適宜行う随時検査(高架橋検査等)などがあります。線路を支えている土木構造物は高架橋、橋梁、のり面、トンネルなど様々な形式がありますが、これらの構造物は常に電車が安全に走行できるような状態に保たなければなりません。したがって、各種検査を通じて発見された変状・異状については、優先順位をつけて補修工事を行っています。また、電車の走行安全だけでなく、沿線地域にも問題を生じさせないよう、構造物の下を通行人や車両が通行する場所等では、特に注意して検査を行っています。

構造物の検査

4 車両の検査

‹1›列車検査、状態・機能検査

当社では、各車庫において、各営業線の車両を10日を超えない期間ごとに列車検査を実施し、ブレーキ装置、制御装置等の主要部分を点検します。また、3か月を超えない期間ごとに状態・機能検査を実施し、各機器の状態や機能の動作を目視によって検査します。

 列車検査、状態・機能検査

‹2›重要部検査、全般検査

正雀工場と各車庫では、4年または走行距離が60万kmを超えない期間のいずれか短い期間ごとに、主電動機、走行装置、ブレーキ装置等重要な装置の主要部分を検査する重要部検査と、正雀工場では、8年を超えない期間ごとに車両全般を検査する全般検査を実施しています。

重要部検査、全般検査

乗務員の資質管理

  1. 1 睡眠時無呼吸症候群(SAS)対策を
    行っています

    運転士や監督者等、列車を運転する全ての係員は、定期的に睡眠時無呼吸症候群(SAS)のスクリーニング検査を受けています。精密検査で治療が必要と診断された者は、医師による治療を受ける体制をとっています。

    睡眠時無呼吸症候群(SAS)対策を 行っています
  2. 2 乗務前に
    アルコールチェックを行っています

    運転士や監督者等、列車を運転する全ての係員は、乗務前の出勤点呼において、アルコールチェッカーを使用して、酒気を帯びていないことを確認しています。また、監督者が対面点呼を行い、健康状態を確認しています。

    乗務前に アルコールチェックを行っています

安全を大切にする社員を育成するために

  1. 1 運輸部教習所・人材育成センター

    当社は、動力車操縦者(運転士)や車掌・助役等を養成する教習所(国土交通省認定)と、駅係員を育成する人材育成センターを設置しています。

    運輸部教習所・人材育成センター
  2. 2 社員を対象とした
    安全講習会・安全セミナーの開催

    輸送の安全をテーマに、社外から講師を招いて講演会やセミナーを開催し、社員の安全意識高揚を図っています。

    社員を対象とした 安全講習会・安全セミナーの開催
  1. 3 過去の事故や災害を学ぶための安全考学室

    2009年5月、運転士や車掌等を育成する教習所に、過去の事故を学ぶ「安全考学室」を設けました。輸送の安全に関わる社員やグループ会社社員が見学を行い、過去の事故から運転保安に関する各種システムや規程が整備された背景を学ぶことで、事故の風化防止に努めています。

    過去の事故や災害を学ぶための安全考学室

沿線の消防本部との合同訓練

沿線の消防本部との合同訓練 2016年6月23日(木)宝塚線平井車庫において、豊中市、高槻市、吹田市、茨木市、摂津市、川西市、島本町、豊能町、猪名川町の各消防本部と合同で救助活動中の安全対策や車両の知識について勉強会を開催しました。また、勉強会終了後には、合同で事故復旧訓練を実施しました。

沿線の小学校における安全啓発活動

沿線の小学校における安全啓発活動 沿線の小学校を訪問して、踏切の仕組や正しい渡り方、ホームで電車を待っている時の注意点、車内でのマナー等に関する安全啓発活動を実施しています。

踏切事故防止キャンペーン

踏切事故防止キャンペーン 「踏切事故防止キャンペーン」を実施し、踏切を通行するドライバーや歩行者に対して安全確認の協力を呼びかける等、自動車等の直前横断、無謀通行、運転操作の誤り等に起因する踏切事故の防止に取り組んでいます。

経営トップによる現業部門の巡視ならびに意見交換

経営トップによる現業部門の巡視ならびに意見交換 経営トップである社長及び都市交通事業本部長(安全統括管理者)が、現業部門の巡視を行い、各種設備や業務の状況を確認・把握するとともに、社員との意見交換の場を設け、コミュニケーションを深めることに努めています。

鉄道運行の安全を支える現業部門の連携強化

鉄道運行の安全を支える現業部門の連携強化 鉄道運行の安全を維持向上させるには、現業における各部門の意志疎通と連携が不可欠です。
神戸線(西宮)・宝塚線(十三)・京都線(正雀)の地区別に、運転・土木施設・電気施設・車両の担当者が集まるミーティングを定期的に開催し、様々な意見や情報の交換を行っています。

社員の技術向上の取り組み

社員の技術向上の取り組み 社員の技術向上の取り組み 社員の技術をより一層向上させ、お客様に高いサービスをご提供するため、各部門で、運転業務研究発表会、保線作業コンテスト、変電技能競技大会、作業用機械脱線復旧訓練、車両技術審査会等の取組を行っています。

サービス介助士の配置

サービス介助士の配置 サービス介助士の配置 お年寄りやお身体の不自由なお客様を迎えるため、バリアフリー設備等、ハード面の充実に取り組んでいます。また、ソフト面では「おもてなしの心」でお客様に気持ちよくご利用いただけるよう従業員教育に取り組んでいるほか、介助の知識と技能を認定された「サービス介助士」資格の取得にも取り組んでいます。駅をご利用の際には、駅係員に気軽にお声掛けください。

安全に列車を運行するために取り組んでいること

HANKYU Safety Report

2017年 安全報告書 PDF版ダウンロード

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