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2016年度に安全・安心を目指して取り組んだこと

ホームにおける安全性向上対策
1ホーム先端部を明示するCPラインを試行しました
ホーム先端部にCPラインの試行を行いました ホーム先端部にCPラインの試行を行いました

CP(Color Psychology、色彩心理)ラインとは、お客様に視覚的・心理的にホーム先端部の危険性を認識していただき、ホーム内側への歩行を促すものです。2016年度は神戸線塚口駅、宝塚線石橋駅、京都線淡路駅でCPラインを試行しました。

2ホーム上のベンチの設置方向を変更しました
ホーム上のベンチの設置方向を変更しました ホーム上のベンチの設置方向を変更しました

ホームにおける鉄道人身障害事故の原因として、お酒を飲まれたお客様がホーム上のベンチから線路に向かって真っすぐ歩き出し、そのまま線路上に転落するケースが多いことがわかりました。そこで当社では、神戸線西宮北口駅、宝塚線雲雀丘花屋敷駅、京都線桂駅において、試行的にベンチを線路に対して垂直に設置する対策を進めました。

3十三駅への可動式ホーム柵の設置に関する準備を進めました

当社では、ホームからの転落事故防止対策として可動式ホーム柵設置の検討を進めてきましたが、このたび、十三駅3・4・5号線の各ホームに可動式ホーム柵を設置することとし、2019年春ごろまでの設置完了に向けて、準備を進めています。

十三駅への可動式ホーム柵の設置に関する準備を進めました
踏切における安全性向上対策
1踏切非常通報装置及び踏切未降下検知装置の設置を進めました
踏切非常通報装置および踏切未降下検知装置の設置を進めました 踏切非常通報装置および踏切未降下検知装置の設置を進めました

踏切非常通報装置は、踏切での異常を発見された方にボタンを押していただくことにより、接近している列車の運転士に「停止信号の現示」「特殊信号発行機の点滅」により踏切の異常を知らせるとともに、ATS(自動列車停止装置)により自動的に非常ブレーキを動作させ列車を停止させる仕組となっています。
踏切未降下検知装置は、トラブル等で遮断桿が完全に降下しない場合、そのことを検知して、踏切非常通報装置と同様、運転士に知らせ、ATSにより列車を停止させるものです。
いずれも全踏切(262踏切)への整備を進めており、2016年度に45踏切への整備を進め、2016年度末時点で222踏切への設置が完了しました。2017年度中に全ての踏切への設置を完了する予定です。

車両の新造および大規模改造
11000・1300系車両の新造を進めました
1000・1300系車両の新造を進めました 1000・1300系車両の新造を進めました

当社では快適な移動空間を提供するために「静かさ」「省エネルギー性能」を追求した新造車両1000・1300系の導入を2013年度より進めていますが、2016年度は神戸線、宝塚線に1000系車両各1編成、京都線に1300系車両を3編成導入しました。2017年度も4編成導入する予定です。
1000・1300系は、車体に「アルミダブルスキン」と呼ばれる構造を採用し、車体強度を増した他、急ブレーキ時における車内のお客様の転倒を防止できるよう大型袖仕切りやスタンションポールを設備し、安全性に配慮しています。

2既存車両の大規模改造工事を進めました
既存車両の大規模改造工事を進めました 既存車両の大規模改造工事を進めました

当社では、既存車両に大規模改良工事を実施し、内装の改良や装置の更新を行って、車両の信頼性・快適性の向上に努めています。
2016年度は神戸線の7013×8両編成、7014×8両編成、
7019×8両編成に対して大規模改良工事を実施しました。
客室内の座席は、ゆったりと座ることができるように1人あたりの着席幅を広げるとともに、3人-2人-3人の仕切を設けました。
また、優先座席については座席の色を変更して他の座席との明確化を図っています。

立体交差事業の推進
1淡路駅付近連続立体交差化工事を進めています

京都本線・千里線淡路駅付近の連続立体交差化工事を進めています。事業延長は7.1kmで淡路駅、崇禅寺駅、柴島駅、下新庄駅が高架化され、17箇所の踏切が廃止される予定です。

淡路駅付近連続立体交差化工事を進めています
淡路駅付近連続立体交差化工事を進めています 淡路駅付近連続立体交差化工事を進めています

2016年度の主な進捗は以下の通りで躯体工事、仮線工事等、順調に進捗しています。
・2016年6月3日
  千里線下新庄駅~吹田駅間仮下り線切替完了
・2016年10月14日
  千里線淡路~下新庄間仮下り線切替完了
・2017年1月13日
  淡路駅東口仮改札切替完了

2洛西口駅付近連続立体交差化工事を進めています
洛西口駅付近連続立体交差化工事を進めています 洛西口駅付近連続立体交差化工事を進めています

京都本線洛西口駅付近の連続立体交差工事を進めました(事業延長2.0km)。
2013年10月の上り線(京都方面)に続き、下り線(大阪方面)を2016年3月5日に高架に切り替え、上下線ともに高架化が完了しました。これに伴い、洛西口駅が高架化され、3箇所の踏切が廃止されました。
2016年度は仮線の撤去、側道の整備等を進めました。

高架橋耐震工事および駅耐震補強工事
1高架橋の耐震補強工事を進めています
高架橋の耐震補強工事を進めています 高架橋の耐震補強工事を進めています

鋼板巻き立て工法や一面せん断補強工法を採用して高架橋柱の耐震補強を進めました。
2016年度は梅田駅~十三駅間の芝田高架橋、神戸線の園田高架橋、今津線の宝塚南口高架橋、宝塚線の池田高架橋、京都線の茨木高架橋、高槻高架橋の工事を進めました。

2駅の耐震補強工事を進めています
駅の耐震補強工事を進めています 駅の耐震補強工事を進めています

耐震補強材を駅舎の柱に取付ける等により、駅の耐震補強工事を進めています。
2016年度は十三(西)、神崎川、苦楽園口、服部天神、桜井、淡路、相川、西向日の8駅で耐震補強が完了し、耐震省令対象72駅中57駅の耐震化工事が完成しました。

高架橋耐震工事および駅耐震補強工事
異常時に備えた訓練の実施
1自動車との衝突による脱線事故を想定した合同訓練を実施しました
自動車との衝突による脱線事故を想定した合同訓練を実施しました 自動車との衝突による脱線事故を想定した合同訓練を実施しました

2016年11月2日(水)に神戸線西宮車庫において、降下した遮断桿を突き破って進入した自動車と列車が衝突して脱線し、多数の負傷者が発生したという想定で、お客様の救助・避難訓練を西宮警察署、西宮市瓦木消防署と合同で実施しました。
また、救助・避難訓練終了後は脱線した列車および損傷した設備の復旧訓練を実施しました。

2鉄道工事現場での事故に備えた訓練を実施しました
鉄道工事現場での事故に備えた訓練を実施しました 鉄道工事現場での事故に備えた訓練を実施しました

2016年11月16日(水)に京都線淡路駅付近において、鉄道工事現場における事故やトラブル等、不測の事態を想定し、お客様の避難誘導及び関係機関への情報伝達を目的とした訓練を実施しました。この訓練には工事を担当する部門と鉄道を運行する部門が参加し、各担当の連携を確認しました。

3車両の脱線復旧訓練を実施しました
車両の脱線復旧訓練を実施しました 車両の脱線復旧訓練を実施しました

2016年6月21日(火)、22日(水)に宝塚線平井車庫において、脱線復旧訓練を実施しました。
2016年度は技術的に難しい急曲線での脱線復旧訓練を実施し、脱線復旧作業のレベルアップを図りました。

4梅田駅において大阪府警曽根崎警察署と合同でテロ対策訓練を実施しました
梅田駅において大阪府警曽根崎警察署と合同でテロ対策訓練を実施しました 梅田駅において大阪府警曽根崎警察署と合同でテロ対策訓練を実施しました

2016年9月に開催されたG7神戸保健大臣会合への備えとして8月23日(火)にテロ対策訓練を大阪府警曽根崎警察署と合同で実施しました。梅田駅に爆弾を繰りつけたとメールが投稿され、梅田駅に停車中の列車から不審物が発見されたことを想定し、お客様の避難誘導や梅田機に接近中の列車の停止手配、発見した爆発物の除去及び処理について実地訓練を実施しました。

5レール折損時の応急復旧訓練を実施しました
レール折損時の応急復旧訓練を実施しました レール折損時の応急復旧訓練を実施しました

敷設しているレールが万一、折損した場合にも迅速にレールを繋ぎ列車を安全に運行できるよう復旧訓練を実施しています。
2016年度は復旧が難しい踏切内のレール折損を想定して、踏切を模した基地内のレールを利用して訓練を実施しました。

6電車線を支える主吊架線の断線復旧訓練を実施しました
電車線を支える主吊架線の断線復旧訓練を実施しました 電車線を支える主吊架線の断線復旧訓練を実施しました

大型自動車との接触あるいは落雷等により、架線が断線した場合に備えて、定期的に断線復旧訓練を実施しています。
2016年度は落雷による主吊架線(架線のうち上部の吊るす線)が断線した場合を想定し、訓練を実施しました。梯子作業という動作が制限される状況で、地上の係員との連携を図り、本番さながらの緊張感のもと、万一に備えて迅速な復旧を目指して取り組みました。

2016年度に安全・安心を目指して取り組んだこと

HANKYU Safety Report

2017年 安全報告書 PDF版ダウンロード

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