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外国人スタッフのツキイチブログ

つれづれ京絵巻Vol.3

阪急ツーリストセンター 大阪・梅田の外国人スタッフが休日に京都の名所をふらり探訪。
グローバルな視点で感じたこと、気づいたことを
思いのままにつづります。

関西の観光情報を4カ国語でナビゲーション阪急ツーリストセンター 大阪・梅田

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中国人スタッフ: 安 英美(あん えいび)中国人スタッフ:
安 英美(あん えいび)

文月の烏丸

私、安(あん)が祇園祭で賑わう京都をレポートします!

7月の京都といえばやはり祇園祭。日本三大祭りの一つとして1100年以上も続く神事です。ハイライトの山鉾巡行(やまほこじゅんこう)では、高さ約25m、重さ約10tの長刀鉾(なぎなたぼこ)を先頭に、33基の山と鉾が町内を巡るとか。今日は、巡行を1週間後に控えた四条、烏丸界隈を散策します!

職人技が光る「鉾建て」を見学

地上から約25 mの高さにある鉾先の長刀には、疫病邪悪をはらうという伝説があります

地上から約25 mの高さにある鉾先の長刀には、疫病邪悪をはらうという伝説があります地上から約25 mの高さにある鉾先の長刀には、疫病邪悪をはらうという伝説があります

「コンコンチキチン、コンチキチン~♪」。阪急烏丸駅のホームに降りたらすぐ、祇園囃子(ぎおんばやし)の鉦(かね)の音色が耳に入ってきます。すっかりお祭りムードの町に、私の気持ちも高ぶるばかり。駅から出ると、四条通に長刀鉾(なぎなたぼこ)がそびえ立っていました。空まで届きそうな高さで、圧倒的な存在感!鉾建ては、駅のすぐそばの道路で行われるため、たくさんの人が見学していました。15人ほどの職人さんが、土台となる櫓(やぐら)部分を組み立てています。昔ながらの縄がらみという手法で、釘を1本も使わずに太い縄で木と木を固定しながら、3日間かけて組み上げていくそうです。伝統技術を磨いた彼らは、毎年同じメンバーだとか。棟梁(とうりょう)と思われる70代くらいの方が若い衆を指導する姿に、鉾建てに対する誇りと厳しさを感じました。私は去年も祇園祭を見に来ましたが、鉾の組み立てを見るのは今年が初めて。ボランティアの方に、祇園祭の歴史や、長刀鉾の伝説なども教えていただき、京都再発見の連続でした!

多くの観光客が作業に見入っていました
多くの観光客が作業に見入っていました

作業2日目なので、形はほぼできた状態作業2日目なので、形はほぼできた状態

作業2日目なので、形はほぼできた状態

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祇園祭の賑やかさは、まるで春節!

中国で国全体がお祭り騒ぎになるのは、旧暦のお正月「春節(しゅんせつ)」ですね。私は日本に住んで3年目ですが、この時期には必ず、飛行機に乗って中国の実家に帰ります。春節料理の定番は、北方では餃子。南方では、何事も年々上昇するようにという「年年高昇」の願いをこめて年(ねんごう=餅の一種)を食べます。また、街中のあちこちで爆竹が鳴りますが、厄よけの意味があるんですよ。

京扇子の上絵付けを体験

絵のできあがり♪ここから地紙加工や扇骨加工、仕上げ加工を経て完成までに2ヶ月かかります

絵のできあがり♪ここから地紙加工や扇骨加工、仕上げ加工を経て完成までに2ヶ月かかります絵のできあがり♪
ここから地紙加工や扇骨加工、仕上げ加工を経て完成までに2カ月かかります

京都には国指定の伝統的工芸品が14種もあるそうですが、その中でもっとも夏らしい「京扇子(きょうせんす)」の絵付け体験スポットがあると聞き、さっそく行ってみることに。私が筆で絵を描くのは、小学校の絵画の授業以来です。教室の壁面に並ぶ色とりどりの作品を横目に、「こんなに上手くできるかなあ…」とちょっぴり不安を抱きつつ、絵付けのスタート。先生のご指導のもと、まずは扇面用紙の色選びから。私は、夏らしい水色を選択。女性用は白・ピンク・水色の3色から選べますが、男性用は白1色のみ。なんでも、男性は白色を使うのがしきたりだそうです。次に、たくさんの絵の見本を見て、雛人形を描くことに決めました。下絵に地紙を重ね、薄く透き通って見えた絵を、鉛筆でなぞっていきます。そして、ドキドキの彩色作業。ところどころ先生に丁寧に教えていただきながら、45分かけてやっと完成。大きな失敗もなく、ホッとしました。作業中に力を入れすぎたせいか、肩が凝っちゃいましたよ(笑)。

先生がコツを教えてくれます
先生がコツを教えてくれます
膠(にかわ)で作られた専用の絵の具を使用
膠(にかわ)で作られた専用の絵の具を使用

膠(にかわ)で作られた専用の絵の具を使用

有限会社地域観光情報研究社

住所:京都府京都市中京区堺町通り錦小路上る菊屋町513

電話:075-212-8807

営業時間:9:00-19:00(予約制)

定休日:土・日・祝 ※ご予約の場合は休日の体験も可能

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体験できるのが日本の良さですね!

中国には伝統工芸品はたくさんありますが、それを手作りできる機会は少ないです。たとえば私の故郷、遼寧省(りょうねんしょう)では石炭細工や貝殻彫刻などが有名ですが、体験教室は聞いたことがありません。日本のように手作りできるのは、とてもいいことですね。体験といえば、小学校の水彩画の授業を思い出します。顔や服に色がついては、みんなで大笑い。家では叱られましたけど(笑)。

ちょっと大人な喫茶店でひと休み

イノダコーヒ本店

堺町通沿いで、創業70年の老舗喫茶店・イノダコーヒの本店を見つけました。7月の陽気と歩き疲れが重なったこともあり、「やったー、休憩できる!」と喜び勇んで店内へ。一歩入ると、町家造りの純和風な外観から一変、アンティークなランプが飾られ、まるで昭和の洋館のようです。一人客が多いからか、とても静かでエレガントな雰囲気。私の話し方も、自然とおしとやかになっちゃいました♪

イノダコーヒ本店

イノダコーヒ本店

住所:京都市中京区堺町通三条下ル道祐町140
電話:075-221-0507
営業時間:7:00-20:00
定休日:年中無休

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遼寧省の夏はマンゴージュース!?

中国で一般的な飲み物は、やっぱり烏龍茶。コーヒーより断然たくさん飲まれています。名産地の福建省(ふっけんしょう)は南方にありますが、東北地方の私の故郷でも烏龍茶は日常的に飲まれていますよ。夏場は、冷たいフルーツジュースも好まれます。遼寧省はもともと寒い地域ですが、桃やリンゴより、なぜか南国果実マンゴーのジュースが人気なんです。

今日の感想♪

安 英美(あん えいび)

ふだん観光ブックに載っている観光名所を巡ってばかりでしたが、今日は京都の新しい一面を知ることができました。祇園祭の「山鉾巡行」の前段階を見学したり、京扇子作りを体験したり、京都人が愛する路地裏の名店イノダコーヒ本店に行ったりと、京都通(つう)になれた気がします。また、2カ月後に送られてくるオリジナル扇子の完成も、とても待ち遠しいですね! 

安 英美(あん えいび)

寺院・神社、店舗、施設等に関しては、掲載の各スポットへ直接お問い合わせください。


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