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外国人スタッフのツキイチブログ つれづれ京絵巻 vol.73 関西の観光情報を4カ国語でナビゲーション阪急ツーリストセンター 大阪・梅田

阪急ツーリストセンター 大阪・梅田の外国人スタッフが休日に京都の名所をぶらり探訪。グローバルな視点で感じたこと、気づいたことを思いのままにつづります。

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中国人スタッフ:袁 帥(エン スイ)

和洋のお茶カルチャーを比較体験

新緑が鮮やかな初夏の京都。今回は市内北部の北山・北大路エリアへ足を伸ばして、紅茶と抹茶それぞれのお茶にまつわる文化に触れました。

本場・英国式のティータイムを満喫

阪急烏丸駅から地下鉄で一路北へ。松ヶ崎駅の近くに、最初の目的地である「北山紅茶館」があります。ウッディーな外観のこちらは、1995年のオープン以来、京都の紅茶文化を牽引してきた専門店。紅茶はインドをはじめ、スリランカ、中国などのものを取り扱い、約20種の紅茶が味わえます。今回は店名を冠したブレンドティー「北山紅茶館」とスコーンをオーダー。ほどなくしてポットに注がれた紅茶が運ばれてきたので、まずはストレートで。ひと口いただくと、ピーチをベースとした甘酸っぱい香りが口中に広がります。そこにミルクと砂糖をプラスすると、お茶の香りはそのままにより飲みやすくなりました。イギリスの伝統的なアフタヌーンティーに欠かせないスコーンもこちらの名物。外はサクッ、中はふんわりとしていて、生クリームやジャム、バターと一緒に食べるとおいしさ倍増!庭の緑を眺めながらカップを傾けるうちに、すっかりリラックスできました。

ポピュラーティー「北山紅茶館」700円、スコーン280円

北山紅茶館

住所京都市左京区松ヶ崎雲路町6-12

電話075-721-8586

時間10:00〜20:00(L.O.19:30)

休日水曜日

バリエーションに富む中国茶器

中国は世界一のお茶の産地だけあって、お茶の種類が豊富。茶種によってお茶の入れ方が異なるため、茶器の種類もさまざま。例えば、蓋付きの茶わん「蓋椀(がいわん)」は、茶葉を入れてお茶を作る急須のような役割も。日本の茶器と似ているようで違うんですよ。

昔ながらの方法で抹茶作りに挑戦

皐盧庵茶舗(こうろあんちゃほ)

住所京都市北区紫野大徳寺町17-1

電話075-494-0677

時間9:00〜日没頃

休日火曜日、水曜日ほか臨時休業あり

料金抹茶挽き体験2,700円 ※要予約(当日受付可能)

続いて訪れた「皐盧庵茶舗(こうろあんちゃほ)」は、茶道文化と縁深い大徳寺の境内にあるお茶の専門店。ここでは自社の畑で収穫した最高級の宇治茶を販売するほか、抹茶挽きや茶道などの体験ができます。今回は、碾茶(てんちゃ)を挽いて抹茶を作る体験にチャレンジ!碾茶とは茶葉を蒸した後に乾燥させ、茎や葉脈などを除いたお茶。このお茶を臼で挽くことで抹茶になるそう。早速、茶室に用意された石臼を回してみましたが、想像以上の重さにびっくり!店主さんが実演してくれたように、一定のスピードで回すことができません。しかも回せども、臼の中央部に積まれた茶葉はなかなか減っていかず…。それでもわずかに減っていく茶葉を見つめながら黙々と臼を回すこと約30分、ようやく5g(約3服分)の抹茶が完成!手挽きの大変さと香りの良さを知ると、抹茶が高価なのも不思議ではないと実感できました。

抹茶スイーツ大人気!中国の最新お茶事情

抹茶のように、茶葉を粉状にしてお茶を点てる点茶法は10世紀頃の中国で始まり、日本へと伝わりました。現在では点茶法で飲むことは少なくなりましたが、一方で抹茶を使ったスイーツがブーム中!抹茶風のミルクティーも評判です。

町家で過ごす至福の喫茶タイム

体験で挽いた抹茶を専用の容器に移した後は、お菓子とともに抹茶を味わいます。築70年の町家の庭を臨む明るい座敷へと移動すると、火鉢に鉄瓶がかけられ、抹茶を点てるためのお湯が沸いていました。用意された席に腰を下ろすと、主菓子、干菓子などが運ばれてきました。一服目は、店主さんに抹茶を点ててもらい、お茶碗の持ち方や正面の位置を教わりながらいただくと、豊かなお茶の風味が広がりました。また、木々の新緑にも劣らない鮮やかなグリーンが印象的!主菓子のねっとりとした餡の甘さを、すっと清めてくれるようです。残りの抹茶は自分で抹茶を点てて飲めるので、風情ある空間でゆったりと喫茶タイムを過ごす人も多いそう。苦労して挽いて点てたお茶だと思うと、感動もひとしお。時間の許す限り、しみじみと味わっていたくなりました。

中国の食習慣・飲茶は朝から楽しむ喫茶文化

日本では「飲茶」と書きますが、中国では「朝のお茶」という意味で「早茶」と書きます。特に中国南部の広東省では、朝からお茶を飲みながらいろいろな点心を食べるのが一般的。出社前にお茶を飲みながら新聞を読むサラリーマンや、午後までゆったり過ごすシニアも多いそう。

洋風の紅茶と和風の抹茶、その両方を飲みながら中国との喫茶習慣の違いを感じられました。グローバル化が進む中、京都で独自に発展した文化に浸ることができました。

袁 帥

寺院・神社、店舗、施設等に関しては、掲載の各スポットへ直接お問い合わせください。


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