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外国人スタッフのツキイチブログ つれづれ京絵巻 vol.77 関西の観光情報を4カ国語でナビゲーション阪急ツーリストセンター 大阪・梅田

阪急ツーリストセンター 大阪・梅田の外国人スタッフが休日に京都の名所をぶらり探訪。グローバルな視点で感じたこと、気づいたことを思いのままにつづります。

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中国人スタッフ:袁 帥(エン スイ)

香りの世界のいまむかしを体感

京都の街に木枯らしが吹く季節、湯気が立つ鍋料理やあったかいお茶が身に染みるようになりました。今回はさまざまな香りを求めて、京都御苑の南エリアを訪れました。

自家焙煎コーヒー店で過ごす癒やしのひと時

阪急烏丸駅から地下鉄に乗り換え丸太町駅へ。初めに訪れたのは、京都御苑の南に位置する夷川通に面した喫茶店「鳥の木珈琲」です。カウンターとテーブル3卓だけの小さなお店で、オーナーがひとりで切り盛りしています。店内に充満する自家焙煎のコーヒーの香りに誘われて、定番のブレンドコーヒーとプリンを注文。注文を受けてから豆を挽いて入れられるコーヒーを待つ間、窓際の席でほっと一息。運ばれてきたコーヒーを、まずはブラックのまま口にすると、ほのかな酸味と芳しい焙煎の香りが広がりました。ミルクを入れてみると酸味が軽減してまろやかな味わいに。香りも少し甘く変化したように感じました。一緒にいただいたプリンはオーナーの手作りで、濃厚なカラメルの風味がコーヒーと絶妙にマッチ!店内に漂うーヒーの香りに包まれて、ゆったりとした時間を過ごせました。

コーヒー(ブレンド)450円、プリン300円

鳥の木珈琲

住所京都市中京区夷川通東洞院東入ル山中町542 モア御所南1階

電話非公開

時間10:00~19:00(L.O.18:00)

休日水曜日、第3日曜日、ほか臨時休業あり

中国でも人気上昇中のコーヒー

お茶の文化が根付く中国でも大手コーヒーチェーンの出店が増え、近年若者を中心に人気が高まっています。しかしながら、実際の消費量の多くがインスタントコーヒーというデータも…。今後ライフスタイルの変化によって、自家焙煎コーヒーを提供するカフェも支持を集めていくと思います。

ユニークな展示を通して日本の香りを体感

薫習館

住所京都市中京区烏丸通二条上ル東側

電話075-212-5590

時間10:00~17:00

休日不定休

続いて訪れた「薫習館(くんじゅうかん)」は、創業300年以上の「松栄堂」が2018年7月にオープンした香文化の情報発信拠点です。烏丸通の入口から入ると、和傘の大きなシャンデリアが迎えてくれます。常設の「香りのさんぽ」コーナーは未来感あふれる空間。天井から吊り下がる香りを体験できる白い箱や、壁面いっぱいの熱帯多雨林画像の前に立ち並ぶ、香りの原料が展示された白い柱が印象的です。柱に閉じ込められた原料は、側のポンプを押して香りを嗅ぐことができるもの。実際に嗅いでみると、原料ごとに香りの印象が全く異なることに驚き!さらにスタッフの解説やタブレット端末の多言語対応コンテンツなどを通じて原料や製造工程、多様な香りについて学べ、日本の香文化に深く触れられました。特にすばらしかったのが、多くの原料を組み合わせ、職人たちの手でお線香を作り出していく映像。現代の技術と伝統文化を結びつけた形での展示にとても感動しました。

仏教とともに香りの文化も発展

中国で香料がお線香や薫香に用いられるようになるのは3~6世紀の六朝時代、インドからの仏教伝来とともに大量の香料が輸入されてからです。北宋(960-1127年)の風俗画「清明上河図」には香料店が描かれており、その頃には、一般庶民も広く香りを楽しんでいたようです。

バラエティーに富む日本の香りグッズ

松栄堂 京都本店

住所京都市中京区烏丸通二条上ル東側

電話075-212-5590

時間9:00~18:00

休日年中無休(年始を除く)

「薫習館」から館内通路を通って「松栄堂 京都本店」へ。シックな雰囲気の店内では、宗教用の薫香をはじめ、茶席で用いる香木や練香、お座敷用の高級線香や現代の暮らしに取り入れやすい香りのお香などを扱っています。お香の原料は古くから100%海外からの輸入品。同店で香りの組み合わせを行う調合師は一子相伝で、数々のお寺や茶道のお家元の好みにあわせて特別な香りが作られてきたそう。店内にずらりと並ぶ「○○御用達」と書かれた立派な木札が同店の香りの歴史を物語っています。お土産を物色していると、おすすめの匂い袋を教えてもらいました。なんとこちらの本店では3種の香りとカラフルな生地から、好みの組み合わせでオリジナル匂い袋が作れるそう!また店頭では、来年の日本の干支であるイノシシを模した香りのグッズもあり、そのかわいさは手に取らずにはいられないほど。多様な香りの楽しみ方を知るうちに、ついつい長居してしまいました。

中国では赤い色のお線香がポピュラー

中国ではお香には邪気を払い、気を清める効果があると信じられています。中国でもお墓参りは大切な行事で、ろうそくとお線香をあげ、爆竹を鳴らすというのが伝統的なスタイル。現代では赤い色の竹付き棒香がポピュラーなんですよ。

今回は日本の香りを目で、舌で、そして手で触れて、多角的に体験できました。香りを通して文化を知ることで、ますます興味が湧きました。

袁 帥

寺院・神社、店舗、施設等に関しては、掲載の各スポットへ直接お問い合わせください。


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