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TOKK増刊号 花咲き誇る季節へ、一直線。
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美しさには秘密がある 花が咲くまでの舞台裏

同園の花情報はこちらへ。

広大な花壇の手入れ

たくさんの草花が咲く園内でも小さな変化を見逃さないようにしています。

約126.3ヘクタールという広大な服部緑地。小松さんはその敷地内にある植物園をはじめ、すべての花壇のデザインと管理を行っている。「特に忙しいのは、植え替えを行う5〜7月。花を植え付ける時期は限られていますし、大きな花壇がたくさんあるので、時間との闘いです。一株あたり2、3秒で正確に植え付けていきます。ずっと中腰で作業するので大変ですが、咲いたときのことを想像しながら作業するのは楽しいですね」。

新芽のイメージ

夏場になるとさらに、水やりにも時間がかかる。「すぐに土が乾いてくるので、6人のスタッフが手分けをしながら1日中水やりをしています」。毎日すべての花壇に水やりをするわけではなく、葉っぱの感触や土の湿り具合などを確かめて、水が必要かどうか見極めているそうだ。「小さな変化にも気づけるように、前日と違うことはないか意識しながら、毎日植物を見守っています」。

植物の成長と気候

急激な気候の変化を乗り越える植物の生命力の強さに驚かされることも。

園内では多様な原産地の植物を栽培しているため、それぞれの生育に適した場所に植えるのが大切だという。「日当たりや水はけのよさなどを考えて、どの花壇に植えるかを決めるのですが、特に新しい品種を取り入れるときは悩みますね。また、毎年植えている花であっても、気候は毎年異なるので、必ずしもうまく育つわけではありません。病気にならないか、厳しい冷え込みで弱ってしまわないかなど、いろいろと気をつけています」。

そうした苦労の末に満開を迎えた花壇が、台風の被害を受けることも。「ずっと見守ってきた花畑がすべて倒れてしまったときは、ショックで言葉を失いました。でも、その状態からまた茎を上に伸ばして、新しい花を咲かせてくれて…。生命力の強さに驚かされました。春先に固い地面を割って顔を出す球根の芽もそうですが、植物は本当にすごい力を持っていると思います」。

植物と触れ合っていると、いつの間にか癒やされているという小松さん。「忙しくて大変なときでも、お世話をしているうちに自然と心が落ち着くんです。来園されたお客様にも、いろんな花を見て元気をもらったり、心の安らぎを感じたりしていただけたらと思っています」。

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