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旧ハッサム住宅見学ツアーが行われます~相楽園明治倶楽部~

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12月23日の日曜日に相楽園で「明治にひたる一日・相楽園明治倶楽部」というイベントが行われます。明治時代の衣・食・住をテーマに様々なプログラムが予定されていて非常に興味深いイベントになっています。その一環として神戸異人館「旧ハッサム住宅」の内部公開が行われます。実は今年、旧ハッサム住宅の家具が一部新調されていまして、こちらも目玉のひとつとなっています。

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玄関を入るとすぐに2階への階段が現れます。基本的には中廊下式という形式の建物ですね。真ん中を廊下が通って左右に部屋が配置されるという形です。親柱が2階へ誘うように親柱が面ではなく辺を向けて立っているのが特徴です。

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その誘う階段を登らず、東側の部屋に入るとこの館で最も格の高い部屋である応接室があります。そちらの調度品が新調されました。まずは絨毯。赤を基調としたきれいな柄ですね。それと椅子のシート布部分も同様に慎重されました。

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このエリアには結界がないのでかなり近くまで寄ることができます。椅子の布地は白を基調としたものです。この邸内の色調とマッチしています。奥のソファーの布地も真っ白です。こちらを手掛けたのは神戸元町にある「永田良介商店」さん。1872(明治5)年創業の老舗家具店です。神戸の歴史を紹介した「海鳴りやまず」という本でも紹介されていました。家具の質もさることながら、店主のトータルコーディネートの手腕も繁盛した大きな要因だったとか。そういえば先日行ったヨドコウ迎賓館でも「永田良介商店」さんが手がけたという机が置かれていました。旧ハッサム住宅にヨドコウ迎賓館。すごいところでお仕事なさっていますね。

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このアングルで白黒写真にしたらいつの時代の写真かわからなくなりますね。見事です。ちょうどこの部屋だけは暖炉のマントルピースが白い大理石で出来ているので、これまた布の色調とマッチしますね。

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新調されたのは応接室の家具のみなので、あとは旧来のままなのですが、改めて見ると見事なデザインです。応接室の結界ラインが変わったことによって、居間もかなり近くまで肉薄できるようになりました。

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その居間から廊下を挟んで向かいの部屋は配膳室になっています。写真右手の部屋が食堂になります。その引き込みドアを閉めると、配膳室から料理を出すハッチが隠れています。奥の扉は地下の酒蔵への階段ですね。この部屋は完全に裏方さんのお部屋です。

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2階に上がって北側を見てみます。左右の部屋は基本的には寝室ですが、写真正面の扉は引き込み扉ではなく、片開きのドアになっています。この扉の向こうが使用人棟への連絡通路になっていて、いわばスタッフオンリーなので密閉性が高いドアが採用されているわけですね。右手は浴室です。こちらの入り口にはアーチを設え、きちんとデザインされていますね。

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浴室には大正時代の湯沸かし器が残っています。こういう昔の建具や、器具が残っていて、それをじっくり見られるのが重要文化財の醍醐味ですね。

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寝室の境目を眺めてみました。暖炉が背中合わせに設置されているのがよくわかります。床の寄木細工模様も素晴らしいです。異人館は大体2階は自分たちの居住スペースということで、そんなに凝った装飾は施さないものなのですが、不思議なことにこの旧ハッサム住宅は2階も入念な装飾が施されています。引き込みドアの金具部分の丸い部分を押すと小さなノブが出てくる仕掛けになっています。これは旧ハンター住宅、風見鶏の館、萌黄の館のいずれの異人館にもありますよ。

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あまり書きすぎるとネタバレになるので、最後にひとつだけ。ぜひ裏にある使用人棟もご覧になってみて下さい。こちらは主従関係を明確にするため、本邸より少し小さく作られており、装飾も簡素です。1階は台所。2階が使用人の居住スペースです。ここで料理が作られて配膳室まで運ばれるわけです。ですから、異人館には台所がない館が多いんです。

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台所も当時の様子が再現されていますのでぜひご覧になってください。台所が再現されているのは旧ハッサム住宅だけです。

実は今回の内部公開日には特別に見学ツアーが3回予定されています。行ってみようと思っていたけど何をどう見ていいのかわからない、一度見たけど何となくきれいだった印象はあるけど・・・というような方々はぜひ参加してみてください。やはり解説を聞いて見どころを教えてもらうと味わい方が全く違ってきます。約20分のツアーですから時間的にも長くないので参加しやすいと思いますし、定員も15名なのでガイドの解説がよく聞こえないということもないと思います。旧ハッサム住宅は神戸異人館で最初に国の重要文化財に指定された異人館ですから、洋館に興味のある方はこの機会にぜひ訪れてみて下さい。

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同日にこちらの旧小寺家厩舎も内部公開されるようです。海岸ビルや神戸地方裁判所の設計でお馴染みの河合浩蔵先生の作品ですね。こちらは見学ツアーはなく時間内に自由に見学できるようですので、河合先生の作品を心ゆくまで堪能していただきたいと思います。ちなみに内部では、この日のイベントにちなんだ解説パネルが展示されるそうです。12月23日はぜひ相楽園へお越しください。じーねこも午前中に訪問予定です。

   【旧ハッサム住宅見学ツアー】

      日 時:平成30年12月23日(日・祝)

          ①11:00~11:20 ②14:00~14:20 ③15:00~15:20

      定 員:各回15名

      参加費:無料(但し相楽園入園料必要)

     参加方法:各回開始30分前より総合案内にて整理券を配布

   【旧ハッサム住宅公開】

      日 時:平成30年12月23日(日・祝)

      時 間:10:00~16:00(但し見学ツアー開催中は邸内に入れません)

      参加費:無料(但し相楽園入園料必要)

   【旧小寺家厩舎公開】

      日 時:平成30年12月23日(日・祝)

      時 間:10:00~16:00

      参加費:無料(但し相楽園入園料必要)

※相楽園入園料等についてはホームページをご参照ください。

※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。

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