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mihamの「てくてくおさんぽダイアリー」

阪急電車で“ステキな建築”を求めて

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端正すぎる京都の博物館は谷口建築

もう三月も終盤ですね、友達がもう社会人として頑張り始めているのを見るとなんだか焦ります、mihamです。新生活に新元号、今年はなんだかそわそわするそんな春なのではないでしょうか。

さて、そんな今日は京都にある美しすぎる博物館の紹介です。京都国立博物館の「平成知新館」は2014年にできた谷口吉生さん設計の博物館です。実は2代目で、初代は分離派のメンバーとして有名な、森田慶一さんの設計なのだとか。

谷口吉生さんは東山魁夷せとうち美術館や葛西臨海公園展望広場レストハウス、MIMOCA(ミモカ)やMoMAの新館など美術館を中心に、非日常で特別な空間にふさわしい端正な建築を数多く生み出されている建築家です。関東の方はGINZA SIXなどで馴染みのある方も多いと思いますが、この平成知新館は関西では貴重なそのうちの一つなのです。

展示室以外のエリアでは撮影できたのですが、どこも絵になりすぎて、300枚強撮っていたので厳選するのが大変でした(笑)わずか一時間半の滞在でこれはなかなかすごいと思います。これが谷口建築のパワー...。展示も建築と相まって素晴らしかったのですが、今回は建築をメインに紹介させてください。

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エントランスは七条通りからの南門にあたるものが谷口さんの設計。チケット売り場やミュージアムショップがあります。個人的にこのプロポーションが、三大巨匠ミースのバルセロナパビリオンに通じるものがあるな、と感じます。どちらもとにかく垂直・水平の線がぴっしり伸びたり止まったりしている印象。既に期待が高まります。

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エントランスでグリーティングを行なっていました公式キャラクター「トラりん」の後を追うように建物入り口に向かいます。

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登場スケジュールはこちらからチェックできるとのこと!ちなみにトラりんはお茶目な動きが可愛く、来館者の方に積極的に接してたくさん笑顔を届けていましたよ。

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谷口建築の十八番である水盤もきっちり手入れが行き届いており、よりその美しさが際立っています。京都タワーもお庭や水盤越しに臨めます。ちなみに奥に見える正門からは正面に明治古都館が見えます。いわゆるベスポジです!

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そしてこの屋根の軽さ。何段階かに分かれており、少し厚い屋根の上に一枚の板のようなものが出ていて、これがよりその軽さを引き出しているように見えます。雨など、機能的にも意味があるのかもしれませんが...。柱も細く、存在感がないことも屋根の軽さを引き立てています。

それでは中に入っていきましょう。

0327_09とその前にこの博物館の全体像を!二階展示室と一階展示室の互いの様子が日本的な要素を感じさせる簾のようなものを通して感じられたり、フレームをシャープに見せるために少し枠を前に出したりと、展示室内もたくさん空間的な工夫がなされていてとても楽しい!写真ではそんな展示室の外ではありますが、室内で少し休んだり、アート情報を得られたりできる空間をメインに紹介します。

0327_100327_11こちらが建物入ってすぐの空間。外から見たときにも感じましたが、公園や明治古都館を見ながらベンチで休憩している人が和やかな雰囲気でとても良いです。光の入れ方がとても綺麗で、写真の左上の天窓、右側の調光されたガラスからの光のコントラストが美しいです。ちょっと障子のようにも見えませんか?公園の風景の切り取られ方も見事です。水盤に反射する光も効いています。サッシと手前の構造体が揃っていて、とても軽快なリズムを生み出しています。

0327_120327_13壁の上方はガラスになっており、空の綺麗な青が見えることで、抜けが感じられて、締まった空間の中に広がりがもたらされ、落ち着くのが不思議です。

0327_140327_15二階にあるレファレンスコーナーでも外の緑に癒されながら、調べ物が捗ります。こんなところで勉強できたらいいのになあ、とつくづく思ってしまいます。

0327_15こちらはショップと休憩スペース。窓から入る光が空間のアクセントになっています。これを外から見ると...

0327_16これこそどこを切り取っても端正な谷口建築という感じ。写真右側の直線状の材(日よけや視線を遮るためのルーバーというもの)の対比で奥行きによる立体感が強調されます。このルーバーに近づいてみると...

0327_160327_170327_18ただの棒状のものではなく、三角形のようになっており、ここにも陰影がついているのがわかります。距離を変えて見るとまた違って見えるという、一度で美味しい工夫がいいですね。これを室内から見ても影がとても美しいので天気のいい日に是非見ていただきたい!

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エントランスや敷地境界の壁もから高級感のある素敵な石張りの壁です。おそらくトラバーチンだと思うのですが、新館の外壁にも使われており、統一感が美しいです。ちなみに右手の煉瓦造りの建物は明治古都館です。

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そして建築の中もこの石が使われています!徹底したこだわりが素晴らしいイメージでしたが、その言葉をこんなところでも実感。

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とこのように写真を見返しながら書いていると、まだまだ伝えてい事がたくさんあるのですが、とっても長くなってしまうのでそろそろこの辺で...。もっと細部にもこだわりが詰まっているので、宝探し感覚で探して見てください!

谷口さんの建築は、建築好きでも詳しく知らない人でも、圧倒的なその美しさに感動する事間違いなしなので、是非実際に体験していただくのがオススメです。そして、それぞれの建築家の作る空間はどの作品にも宿る共通した空気感があるようなあると思うので、お気に入りの建築家の他の作品も見に行って見ると、より楽しめますよ!

※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。

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