

- ――撮影は実際の阪急電車の車両を使って行われたとか。
- そうなんです!通常の運行ダイヤの合間に撮影用の臨時列車を走らせていただきました。
そのため乗客の皆さんにはご迷惑をおかけしてしまいましたが、とても温かく見守ってくださって、ありがたかったです。時には「何の撮影?」と普通に話しかけられてビックリしたことも(笑)。関西は、人と人の距離が近いのですね。
それから、阪急電車はあずき色の車体がエレガント!内装もとってもかわいらしくて、レトロですよね。座席シートは抹茶色で、車内の壁はきな粉色なので、まるで和菓子のようだと原作者の有川先生がおっしゃっていて、私もそう思いました。ホッと心が和み、温かい気持ちになれる電車なので、東京にも阪急電車を走らせてほしいくらいです(笑)。
- ――撮影中に今津線で途中下車されましたか?
- 小林駅での撮影があり、少し駅周辺を散策しました。のんびりとした時間が流れていて、暮らしやすそうな場所でした。それと、宝塚ホテルはアンティークでとてもステキ!昔ながらの伝統を守る"本当に美味(おい)しいイチゴのショートケーキ"のような印象を受けました。もし関西に住むなら阪急沿線に住みたいですね。
- ――映画のように、電車の中でステキな出会いがあったことはありますか?
- 私は一人で旅をすることが多く、インドで10時間ほど電車に乗ったことも。重い荷物を抱えての旅なので、ささいなことなんですが、網棚に荷物を上げるときや電車とホームの段差があるときなどに、さりげなく手伝ってくださる人がいると、胸がトキメキますね。
- ――最後にTOKK読者へメッセージを。
- 皆さんが普段乗られている阪急電車の中で起こる、小さな奇跡の物語です。見終わった後に、幸せは身近なところにあるんだと感じていただける作品に仕上がっていますので、ぜひ劇場でご覧ください。
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映画素材:©2011「阪急電車」製作委員会