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vol.7 苦楽園の空が見えるお店とすてき雑貨
※掲載スポットの内容は掲載時点(2014年12月中旬)のものです。料金やメニュー内容、営業情報は変更になる場合がありますので、事前にお確かめのうえお出かけください。


四季の自然とオシャレなショップが共存する街へ
人と人との出会いで新しい発想を
苦楽園口駅周辺のショップ同士の交流とイベント情報の発信を目的に、およそ3年前「苦楽園ストアーズミーティング」が立ち上がりました。以来苦楽園の町の雰囲気を大切にしながら“新しい発想が生まれる場所”として積極的な活動を推進、新たなチャレンジが続いています。


隠れた名店と出合える
2つのイベントをチェック!
2009年の春にスタートした「苦楽園さくらマルシェ」。アパレルやフードなど、事務局の活動に共感した幅広い分野のショップが出店し、好評を博しました。2014年は秋にも開催し、以後年2回の開催が予定されています。また不定期開催の「苦楽園プレミアムバル」では、苦楽園に点在する50以上の店舗が参加。各店自慢のメニューをリーズナブル味わえるとあって以後の開催にも期待が高まります。
キャンドルが灯る
幻想的な夜のイベント
夏至と冬至に合わせて開催されている毎年恒例の「苦楽園・夙川キャンドルナイト」。メイン会場である夙川公園を中心に、キャンドルの明かりが川沿いや街にゆらめきます。スタンプラリーを楽しみながら昼間とはまた違った、幻想的で静かな街の一面に触れることができます。
【苦楽園ストアーズミーティング http://kurakuen.info/】

茶家

日本茶本来の味を
光の差し込む縁側で
子どもの頃から親しんできた日本茶の美味しさを知ってもらいたい、とオープンしたカフェ。オーナーの祖父の出身である九州産のお茶のほか、各地から厳選した茶葉を急須で三煎までいただくことができます。同店自慢の小ぶりな鯛焼きは、注文を受けてから焼き始めるという逸品。丹波大納言小豆のほどよい甘みと焼きたての皮が香ばしく、お散歩のおやつにもおすすめです。
「鯛焼き」1つ 150円~、「特上ほうじ茶」450円
(上)お天気のいい日は、夙川に面した縁側でお茶を楽しむことも。ゆるやかな時間の流れが感じられます。
(下)鯛焼きにおすすめの「特上ほうじ茶」のほか、一部の茶葉は購入が可能。おいしいお茶の淹れ方をスタッフに教わってみましょう。

花と北欧雑貨の店 こ・と・の・葉
北欧の暮らしが息づくお花屋さん
北欧ではお祝い事や特別な記念日に、お花と一緒にお菓子などを贈ることがあるそう。そんなスタイルに共感し、花と雑貨を扱っているお店がこちら。スタッフが用途や贈る人に合わせて、じっくりと相談を受けてくれます。店内に並ぶ上質な北欧雑貨と共に、喜ぶ顔を描きながらのギフト選びを楽しみましょう。
「カップ&ソーサー〈ビンテージ〉」各4,320円〜、「ランチョンマット〈ビンテージ〉」1,620円〜3,240円(商品により異なる)※1点ものは売り切れの場合あり。


(上)一般的なお花屋さんでは見られないめずらしい品種の花々が並びます。アレンジメントは予約制なので、時間に余裕をもって相談しましょう。
(下)奥のワークスペースではアレンジメント教室のほか、ドイツ・ザルツブルグ地方の伝統工芸を元にアレンジを施した室内装飾品「ドゥフトシュムック講座」などユニークな教室も開催。

十二単に発想を得たという優しい色のストール「cotton&wool shawl」ボーダー柄5種、ブロック柄8種 各8,100円。
0401(わたぬき)のハコ
春になり、冬の着物の綿を抜いていたことから、旧暦の四月一日は“わたぬき”と読みます。そんな素敵な名前を持つ店舗兼アトリエでは、兵庫県西脇市で盛んな「播州織」のアイテムをオーダーメイドすることができます。吸水・速乾性に優れ、軽さが特長の生地を自分好みに仕立ててもらえば、使う楽しさもひとしお。約1〜2カ月後には仕上がるのでお店の作品を参考にオーダーしてみましょう。

午前と午後に販売の「角食」610円は予約必須。「オリーブのパン・オ・ルヴァン」や季節限定の「栗とアーモンドのパン・オ・ルヴァン」各250円はおみやげにおすすめ。
RYOICHI YAMAUCHI
「パンに合わせて人が動く」と語るオーナーの言葉通り、季節や天候で変わる生地の状態を見極め、丁寧に仕上げられたパンが並ぶお店。パンの特徴に合わせて変えられる焼きめの香ばしさに、きめ細かな生地の甘みが際立つパンを求め、週末には遠方からもお客さんが訪れるほど。甲山や北山など、周辺の山のハイキングのお供としても活躍しそうです。

鮮やかな色と形がユニークな知育玩具「ネフスピール」18,144円。歩き始めたお子さんのギフトには「あひる」7,020円など、木のぬくもりが感じられる品が人気です。
ハウスハンス
ヨーロッパの輸入玩具を扱うお店。小さな子どもから大人まで夢中になれる品がぎっしりと並びます。中には職人が手がけたというアートプレートや、本物さながらのミニチュアアイテムなど精巧なものもあり、見ているだけでも心が弾みます。店内にはキッズスペースもあり、一部のおもちゃは実際に遊んでみることもできます。

山形牛のほほ肉を煮くずれる手前まで煮込んだ「ビーフシチュー」ランチセット1,566円。ディナータイムは単品1,404円で提供。
FLAVOR POCKET
苦楽園に数多く見られる集合テナントの先駆け的存在・ヒルサイドレーンの一角に、憩いの場として約30年前から人々が集まるお店があります。「温かい物、冷たい物を適温で」というこだわりのもと、じっくりと煮込んだビーフシチューや季節のデザートが揃います。週末や祝日のランチやティータイムに行われる生演奏(無料)と併せて優雅なひとときを過ごしてみては?