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vol.22 親子で楽しむ阪神競馬場と仁川駅周辺散歩
阪急仁川駅と聞くと真っ先に浮かぶのが阪神競馬場。今回は、数年前とは様変わりした今時の競馬場の楽しみ方を案内するよ!ファミリーや女性でも気軽に立ち寄れる競馬場の魅力を体感したら、川沿いの歩道を散歩してみたり、ご当地ならではの素敵なお店にも立ち寄って、ショッピングやグルメを存分に楽しんでみてね。
※掲載スポットの内容は掲載時点(2016年3月中旬)のものです。料金やメニュー内容、営業情報は変更になる場合がありますので、事前にお確かめのうえお出かけください。


レースだけじゃない、阪神競馬場の魅力

阪神競馬場
大きなドーム型の屋根は仁川の町のシンボル的な存在。土・日曜を中心に開場され、週末になると多くの人でにぎわいます。最近では重賞レースに合わせて、数々のイベントを開催。競馬初心者ためのセミナーや、女性限定で競馬の楽しみ方を提案するカフェスペース、蚤の市などの会場としても利用され、週末のお出かけ先としても人気が高まっています。
阪神競馬開催日の土・日曜は入場料200円(15歳未満は無料)が必要。他の競馬場でレースが行われている日は無料で入場できます。
臨場感あふれるレースを見てみよう!
例年4月、桜の中を疾走する馬たちの姿が印象的なG1レース「桜花賞」。自然が美しい馬場を馬たちが駆け抜ける様子は爽快のひと言です。各レースが始まる前にはパドックに出走馬が登場。引き締まった馬は、ファンならずとも見入ってしまうこと間違いなしです。
G1レース当日は、入場規制がかかる場合もあるのでご注意ください。


小さな子供が楽しめる広場へ
場内東側エリアには大型遊具を使った公園広場が完備されていて、小さな子ども連れのファミリーにおすすめです。実際のパドックを使ったポニーの乗馬体験や、ふれあいイベントなども行われています。先着順や身長制限がかかるものもあるので、確認のうえ参加しましょう。
公園は例年3〜11月の月〜木曜日と土・日曜日を中心に開放されています。
フランケル
馬好き必見!讃岐うどんの名店
筋金入りの競馬ファンである店主が、競馬場のある仁川にオープンしたうどんの専門店。店名は生涯の全レースを優勝で飾ったという伝説の名馬「FRANKEL」が由来です。看板メニューの「鶏玉塩ぶっかけ」はコシのある麺に、鶏肉に野菜、玉子が入り、見た目にも鮮やかな逸品。塩の風味が食欲をそそります。「鶏玉塩ぶっかけ」880円。


(上)カウンターの背面には、ジョッキーのサイン色紙が所狭しと並びます。色紙と共に飾られているのは、お店の常連さんが描いた絵画。優しい目をした馬たちの表情に癒やされます。
(下)店頭にディスプレイされた競走馬のゼッケンは、馬主さんより譲り受けたもの。ウエイトとして利用されているのは、本物の馬の蹄鉄なのだそうです。
naturaleza
優しさあふれる暮らしの雑貨
阪急電車が大好きな息子さんのために、駅近くのこちらに店を構えたというオーナー。内装やカウンターも自身で手掛け、ナチュラルな空間を実現しました。映画にも登場したことで人気の天然木の食器は、北海道の工芸作家さんの手によるもの。洗練されたフォルムの美しさにとどまらず、木目や年輪などの個性があり、手に取るだけで木のぬくもりが伝わってきます。「木のスプーン(S)」各1,028円、「caraマグカップ&ソーサー」5,940円


(上)店奥の工房ソーイングcata-cotoでは、通園・通学グッズのほか、古着やネクタイなど家庭に眠っている布を使ったリメイクなどの教室を行っています。興味のある方はお店に問い合わせてみましょう。
(下)暮らしを優しく包み込む空間には、ベビー用の衣類やシューズなどの作品がセンスよく並びます。

「ぜんざい」700円。
香月
池田で創業し、仁川でも古くから親しまれてきた和菓子の名店。現在は創業者のお孫さんにあたるふたりの姉妹が喫茶スペースを営んでいます。和菓子屋さんならではのふっくらと炊かれた小豆に、自家製の大きなおもちが2つも入ったぜんざいや、厚さが4cmもあるパンケーキ、陶板を用いて焼き上げるピザなど、和洋を問わずこだわりのメニューがそろいます。宝塚ブランドに認定された和菓子は、お土産用にチェックしましょう。

「スコーン(2個)とドリンクセット」650円〜(種類により異なる)
nico cafe
仁川橋を渡ってすぐ、真っ白な壁と間接照明が心地よい空間を演出する明るい店内。こちらのおすすめメニューは自家製のスコーン。種類はプレーンやリンゴ、抹茶あずきやブルーベリークリームチーズなどがあり、カフェタイムにムレスナティーと一緒にいただくことができるほか、ランチタイムのデザートにも利用できます。塩バターやクリーム、自家製のジャムと併せると幸せな気分に。スコーンはテイクアウトもできるので、まち歩きのお供にもぴったりです。

例年4月中〜下旬に咲くシバザクラは見事
仁川百合野町地区地すべり資料館
阪神淡路大震災で、地すべりを起こした跡地に佇む資料館。震災から20年を迎えた2015年に館内を一新しました。当時の写真を集約したモニターや、解説パネル、教育機関向けの大型プロジェクターなどが取り入れられ、防災意識を高めるきっかけになっています。2階の窓から見える地すべりの防止柵を活用した花壇には、地元ボランティアの手によって年中、四季折々の花々が彩ります。