縁結びの地主神社で竜に睨まれる♪
先週ですが縁結びで名高い地主(じしゅ)神社に行ってきました。
清水寺の境内の奥にあり、こじんまりとしたお社ですが、創建はなんと神代(かみよ)
日本国の建国以前と伝えられているというから驚きです。
音羽山清水寺の開創は778年で約1200年前ですが、それよりもっと古いそうです。
鳥居をくぐっていくと大きな石が・・・。
これが古より名高い恋占いの石。
奥にも石があって対をなしています。
石から石へ目を閉じて無事辿り着けば、その恋は叶うそうです。
この時もたくさんの人が目を閉じて歩いていて、さながら恋に盲目になった彷徨い人のようでしたが恋は予測不能。
怪我をしないように祈るのみです。
江戸時代からすでに目を閉じて石から石へと歩いていたようで、いつの時代も恋する気持ちは変わらないのですね。
石は縄文時代のものだとする研究結果も出ているそうです。
時を経た石はたくさんの想いのパワーを秘めているのかもしれません。
こちらの拝殿は鏡天井になっていて、狩野元信の筆による丸竜が描かれています。
夜ごと音羽の滝の水を飲むために天井を抜け出すので、竜の目に釘を打ちつけたという伝説もあります。
どこから見ても自分の方を睨んでいるように見えるので『八方にらみの竜』とも呼ばれています。
拝殿は重要文化財に指定されていて、じっくり観てしまいました。
わたしはどちらかというと恋占いの石より龍図の方が気になります。
地主神社にくるには、清水寺の入り口で拝観料を払います。
この日(11/28)の清水寺は紅葉が素晴らしかったです。
山にはたくさんの色。
落葉樹の葉はカラフルなパレットみたいですね。
日々色が変化して、なんて贅沢な風景でしょう。
京都ほど色彩豊かな山はなかなかありませんよね。
古の都人はこんな素晴らしい風景を見ていたからこそ、たくさんの唄を詠んだのでしょうね。
清水寺はまだ工事中ですが中に入ってお参りもできます。
早くまた美しい清水の舞台を見たいですね。
京都は白い季節に変わっていきます。
京都市東山区清水1丁目294
京都市東山区清水一丁目317
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。