圧巻。箕面の大滝
箕面といえば、やはり西川きよしさんと 上沼恵美子さんでしょうか。
「妻・ヘレンの大家族奮闘記(夫の親友・坂田利夫との ほのぼのエピソードあり)」。
「恵美子の嫁姑対決(夫は ただいま能面彫りに夢中!)」。
いずれも、関西人なら一度は聞いた話です。
が、箕面の主役は滝、大滝。そんな自然を欲して、ここにやって来ました。
箕面駅の改札横には、いきなり足湯。目の前には土産物屋が並ぶなど、駅と観光地が直結しているスポットは貴重です。
箕面公園に向かって歩くと見えてくるのが「箕面温泉スパーガーデン」。
「関西電気保安協会」と並び、歌いながらでないと この名を呼べない大人も多いのでは?
そしてここにも足湯があります。ホテル専用エレベーターをあがれば大阪平野を一望できて殿様気分を満喫。
川に沿った遊歩道(滝道)を歩きながらの眺めは格別、空気も気持ち良いったら ないのです。
感極まったお子さんが「ヤッホー! ヤッホー!!」と何度も叫んでいましたが、悲しいかな ここは川なので こだまは返って来ません。
気は心と言います、小さな声で「......ッホー」と返しておきました。
ところで滝道沿いには「野口英世像」があるらしく、探しながら歩きますが なかなか出会えません。
何やら銅像を見つけカメラを向けますが、そこには「森 秀次君の像」の文字。違う、秀次くんではありません。
母をおぶった銅像に駈け寄れば「笹川良一の孝子像」と、これもまた違う。英世さんはどこに?
弁財天をまつった瀧安寺(りょうあんじ)を過ぎたその後、きつめの階段を上がったところに、野口英世像はありました。
でもすでに足は重い。一瞬で却下して、滝へと急ぎます。あと、もうちょっと。もうすぐ大滝が......!!
どどん。雄大な、まさに大滝です。眺めているだけで なんだかスッキリしてきます。
滝の落ちる響き、顔にかかる水しぶき。大滝の真ん前にしばし座って、いろんな汚れを落としました。
大満足の一日でしたが、何かが足りないことに気付きました。そう、箕面の猿です。犬とはまさに犬猿の仲の、あの猿。
縄張り意識が強すぎて、犬的にはどうかな~? と常々感じているものの、会えないと寂しいような気もします。
何度も振り返りながら、山を下った犬なのでした。
「箕面大滝」(箕面公園)
大阪府箕面市箕面公園
http://www.mino-park.jp
箕面公園昆虫館もおすすめ。
道中にはカフェやレストランもあり。
阪急箕面駅から徒歩40~50分
関連記事
この記事へのコメント(2)
コトリス2017年4月12日 11:37
ばびさん、こんにちは。ばびさんの町歩きの記事、飄々としてて電車の中で読むとニヤニヤしてしまいます。幼い頃に箕面の猿におやつのチョコレートをふんだくられたことがあって、好物は先に食べるべしという教訓になりました。
ばび2017年4月12日 16:53
コトリスさま、コメントありがとうございます。ニヤニヤしていただけるという そのお言葉、とても嬉しいです。箕面の猿はチョコも食べるのですか! 私もこんど箕面で猿に出会ったら、食べ物を奪われないよう身構えます(^o^ゞ