平家の悲恋が縁を結ぶ。神戸の氷室神社で縁結び
こんにちは、ばび犬です。
今日やってきたのは、神戸の住宅街にある「氷室(ひむろ)神社」。
強烈な縁結び神社として近年、評判を呼んでいます。
私の周囲でも、ここにお参りして素敵な 彼女犬 ができた 若武者犬 がいるのですよ。
ご祭神は 大国主大神皇、仁徳天皇、一杵島比売命(恋愛弁天)。境内には氷室稲荷神社も。
この神社での参拝方法は少し変わっています。
理想の相手の容姿や条件をかなり細かく書いた「愛の手紙」を「愛のポスト」に投函。
それを神さまに読んでいただき、ぴったりの人を連れてきてもらう、というものなのですが、ただし!
......条件があるのです。
それは「手紙に書いた条件以外の相手以外とは、決して恋愛が成就しない」ということ。
ご希望以外のお相手が近寄ってきても、神さまが蹴散らしてくれちゃうらしいのですね。
たとえば「背は170cm以上」と書いたら 身長165cmの人とはご縁がなくなり、
「ほっそりした人」と書けば、中肉中背のお相手は去っていく。
そう聞くとなんだか怖く感じてしまい、私と、同行の友犬は考え込んでしまいました。
「ぽっちゃりした優しそうな人」と書くとすると、どこまでが許されるのか。
お相撲さんだってその範疇、ならばそれは やせ型のソップ型まで? それともアンコ型?
仕方ないので容姿にはいっさい触れず、中身重視で書いてみました。
用紙いっぱいに書かれた性格面や健康面での条件の羅列、その強欲さに自分でも驚きましたが、とにかくポストに投函。
あ、おさい銭とは別に投函料200円が必要ですよ。これを忘れるとすべて台無し、との噂。
その後、いつものように「何々の件についてお言葉をください」と質問を念じてからおみくじを引きます。
お答えは、かなり具体的。
氷室神社は平家とのゆかりが深く、源平合戦で夫の平 通盛(清盛の甥)を亡くした 妻の小宰相は、海の上から身を投げ、愛する夫の後を追ったといいます。
だからこそ、こちらの神さまは「本気」の気持ちを求めるのですね。
縁結び以外にも、商売繁盛、合格祈願、芸能上達とご利益はさまざま。
境内には、その名の由来になった氷室跡もあります。この地の歴史に思いをはせるのも、良いかもしれません。
「氷室神社」
神戸兵庫区氷室町2-15-1
078-531-2833
http://himurojinja.or.jp/
阪急「神戸三宮」駅で下車。そごう神戸店前より、市バス7番(神戸駅前行き)に乗車→「石井町」でバス下車→徒歩5分ほど。
あるいは阪急神戸線の特急列車に乗り「新開地」駅で下車→駅前バス停より、同じ市バス7番に乗ることができます。
「新開地」駅前からは別ルートもあり、市バス3、6、11、40、65番か、 阪急バス150、151番に乗車→「夢野町3丁目」か「夢野町3」で下車→徒歩5分ほど。
※住宅街なので自家用車での参拝は不可。
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。
関連記事
この記事へのコメント(4)
てつじんファーブ2017年6月20日 00:09
はじめまして。
本日、某ショップにてお話しさせていただく機会があり、自分の思いと同じ思いをお話しくださったことに道を切り開いていくチャンスはあると感じた次第です。女性の方にもぜひ楽しんでいただきたい、そのために尽力しなければ、って感じです。また機会がありましたら、よろしくお願い致します。本日はありがとうございました。
ばび2017年6月14日 00:24
ゆみこさま、コメントありがとうございます!
神社仏閣、落ち着きますよね…。とくに源平に関しては、関西に住んでいると、思わぬ接点があったりして。
これからもいろんなところに行ってみたいと思いますm(_ _)m
ゆみこ2017年6月14日 00:18
年を取ってきたからこういうものの良さがわかるようになったのか? 神社とかお寺の美しさに惹かれます。
平家とのゆかりが強いなんてこんなに歴史のある神社だったのね。知らなかった。
手軽に行ける場所なんで是非行って見たいと思います。いろいろ教えてくれてありがとうね。
ばび2017年6月20日 00:24
てつじんファーブさま
熱いコメントを頂戴し、とてもうれしいです。ありがとうございます。
一年間という限られた期間ではありますが、私なりの"阪急愛"(鉄道愛、神社仏閣愛、妖怪愛を含む…)を、ブログをお読みくださる皆さまにお伝えできれば、と考えています。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
ばび犬(いぬ)