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ばびの「日々これ発見♪いぬ目線」

阪急の車窓から探す、毎日の楽しいこと

趣味

100余年前のトンネルで聴く音楽は天の響き~湊川隧道~

んにちは、ばび犬です。
『ブラタモリ』、人気ですよね。
地理学や地質学などの知識を交えながら、古地図を片手にタモリさんが街を歩く、というテレビ番組。
あの放送をきっかけに街や道、古い建造物を訪ねて歩く楽しみに目覚めた、という声も多いとか。
そんな方々の熱い視線を集めるのが、こちら。

『湊川隧道(みなとがわずいどう)』です。

  

  2017.11.18-1-2.JPG

神戸市兵庫区に位置する 会下山 をくり抜く、日本初の 近代河川トンネル として1901(明治34)年に完成。

豪商・藤田伝三郎、大倉喜八郎、地元の小曽根喜一郎 ら実業家が発起人となり、施工は 大倉組(現・大成建設(株))が担当。
計画・設計には、日本を代表する土木技術者の 瀧川釼二、沖野忠雄 が関わっていました。
長さ 約600m、断面形状は 馬蹄型で 幅7.3m、高さ7.7m。
創設当時は 世界最大級の規模を有した 湊川隧道 でしたが、阪神淡路大震災後、新湊川トンネル の完成に伴い、湊川隧道は 河川トンネル としての役割を静かに終えたのです。

  

  2017.11.18-1-17.JPG2017.11.18-1-1.JPG現在は、一般の方も参加する『湊川隧道保存友の会』により定期的に一般公開を開催しています。

年に一度だけ、通り抜け も可能なのですよ。今年はすでに終了してしまいましたが、毎年11月18日前後に開催されるとのこと(今回は11月12日に実施)。
なぜその日が特別視されるのか? 漢字で書くと分かります。
十一、十八...... 『土木』の字を分けるとこの数字になる11月18日は、『土木の日』。だから その日をめどに実施されるのですね。

  

  2017.11.18-1-22.JPG今日やって来たのは、湊川隧道内での オカリナコンサート。月1回、各種コンサートや写真展などが開かれているのです(※毎月、内容は変わります)。

  

  2017.11.18-1-3.JPG2017.11.18-1-16.JPG

煉瓦造りの立派な入口から入ると、まずは一面、真っ白いトンネルです。
まるで宇宙船の入口みたい(実物は知らない)。ぽかんと口が開いたままの、ばび犬。

  

  2017.11.18-1-4.JPG2017.11.18-1-18.JPG漢字が書かれた扁額(へんがく)の 写し が目に入ります。
『湊川』と書かれた方は上流の 吞口側 に 『天長地久』の扁額は下流の 吐口側 に掲げられていました。

  

  2017.11.18-1-15.JPG2017.11.18-1-6.JPG2017.11.18-1-7.JPG進んで行くと、また景色が変わってきます。暗くなり、空気もひんやり。壁から染み出した水が、ピチョン、ピチョンと滴っています。

砂利石のなか、足元には整然と並ぶ木板。
トンネル底面、逆アーチ型の『インバート部』には、花崗岩の切石 が敷きならされています。

  

  2017.11.18-1-11.JPG2017.11.18-1-9.JPG2017.11.18-1-10.JPG保存会の皆さん が並べてくれたイスに着席、立ち見の方も たくさんで 人気のよう。

湊川隧道についての説明が始まります。
隧道の内壁は、煉瓦覆工 が施されているとのこと。
積み方としては、壁側 の煉瓦が『イギリス積み』方式、天井近くのアーチ部は『長手積み』方式。
『イギリス積み』は、強い力を受けることができるのだそうです。

  

  _20171122_010305.JPGオカリナの演奏 が始まりました。煉瓦や石で覆われた隧道内に、土で作られた楽器・オカリナの音が、まるで天に吸い込まれていくかのように響きます。

「ある演奏家の方が、ヨーロッパの教会で演奏しているみたい、とおっしゃったんですよ」
保存会の方のお話を思い出します。聖堂建築には平面が十字架型に構成されるものが多く、音響的にも素晴らしいのだとか。

目を閉じて、ずっとこの音を聴いていたい。そう思える響きでした。

  

  

  2017.11.18-1-14.JPG2017.11.18-1-13.JPG2017.11.18-1-8-1.JPG2017.11.18-1-20.JPG

  

『湊川隧道』
神戸市兵庫区湊川町9-1(入口位置)
阪急神戸線 特急列車に乗り『新開地』で神戸高速線に乗り換え、『湊川』で下車。
あるいは阪急『神戸三宮』で神戸市営西神・山手線に乗り換え、『湊川公園』下車。
各駅より、徒歩8分ほど北上すると『熊野橋』に到着。そこから川沿いに西(左)へ徒歩約5分。
※帰りに『人工衛星饅頭 大吉屋』(←記事参照)に立ち寄るのがオススメ!

湊川隧道についてのお問い合わせ → 『兵庫県神戸県民センター 神戸土木事務所 河川課』(078-737-2157)
湊川隧道の一般公開についてのお問い合わせ → 『湊川隧道保存友の会・事務局』(090-5255-6288)

『湊川隧道ホームページ』はこちら → ☆こちら☆
『湊川隧道保存友の会』(一般公開のスケジュールなど)はこちら → ☆こちら☆ 
※12月16日のミニコンサートは艶歌&よさこい です。

※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。

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この記事へのコメント(8)

ばび2017年11月22日 23:18

てんちゃんさま

コメントありがとうございます。
その日がお誕生日なのですね!それは何やらご縁を感じますね(*^^*)
ミニコンサートや写真展、そして年に一度の通り抜け。ぜひ行ってみてください。きっと記憶に残る1日になると思います!

てんちゃん2017年11月22日 23:13

土木の日とはびっくり。てんちゃんの誕生日と同じでなにやら縁を感じます。興味深い記事をありがとうございます。来年は行ってみたいです。

ばび2017年11月22日 09:14

ヤスコさ~ん!
響いてました、音。。うっとりしちゃいましたよ~(*´ω`*)レンガもた~くさんありました!
「寒い、寒い」とずっと震えている奧さまたちがいらっしゃったので、防寒対策は大事だなぁ、と(笑)ブラタモリの話をしてる方もちらほらいて、それも面白かった!

ヤスコ2017年11月22日 08:27

残響よさそうですね〜!
そしてレンガ!好物です。ステキな情報ありがとうございます!

ばび2017年11月21日 21:08

こんぺいとうさま

オカリナのコンサート、気づけば初体験だったのですよ。なんだか異空間にいるみたいで。。とっても不思議な感覚でした~(*´ω`*)
そうそう、そうです、まさに水滴の音が、ひとつの楽器みたいで!やっぱり不思議な時間でした。。

こんぺいとう2017年11月21日 21:04

オカリナの美しい音色が聴こえてきました。天然の水滴音色もさぞかし美しいものなんでしょうねぇ。ウットリ。宇宙船の入口、本当にそんな感じですね。同じく知らないのですが。2001年宇宙の旅を思い出しました(^^♪

ばび2017年11月21日 17:10

コトリスさま~!
なんかね、奥に進むにつれ、黄金色なんですよー!
足元から冷え冷えなので、行くときはかなり暖かくしていった方が良い感じです(*`・ω・)ゞ
通り抜けは来年、初挑戦してみようと思います←「ふんふん、これはね。。と、今年は"ミニタモリ"がいっぱい歩いてた」そうです(前の席の方たちが話していらっしゃいました)

コトリス2017年11月21日 17:05

このイベント気になっていたのでレポート嬉しいです!
照明の影響なのかトンネル内が黄金色に輝いているように見えるんですが、この空間で聴くオカリナはこの世のものとは思えない音色でしょうね。

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