大関さんの蔵開きが開かれますよ
西宮蔵開きもいよいよ最終週となりました。2019年3月2日土曜日には大関さんの蔵開きが行われます。おそらく西宮蔵開きでもっとも賑やかな蔵開きです。お祭り好きな方はきっと気に入って頂けるかと思います。今回も昨年の様子を紹介してみようと思います。
蔵開きというからにはぜひご覧になって頂きたいのは「蔵見学」です。各回10名の17回で合計170名なのですが、午前9時30分に整理券を配布し始めますが、あれよあれよという間に満員御礼になります。大関さんの蔵見学はレアですからね。ご希望の方は早めにお並びになることをお勧めします。
じーねこは酒的朋友に整理券を譲ってもらい、お昼の見学に参加することができました。蔵の説明も興味深いものでしたが、何よりも驚いたのがこの厳重な約束事項です。それまで大関さんにはおおらかなイメージを持っていましたが、この書類を見て酒造りへの真剣な姿勢を感じて見方が変わりました。
蔵見学を終えると最後に工場から出たばかりの原酒の試飲コーナーがありました。ラベルの張られていないお酒。これはこの蔵見学限定の一杯でしたが、これには驚かされました。これまでに頂いた大関さんのお酒とはまったく異なる濃厚でパンチのあるお酒。3杯も飲めばフラフラになりそうな、そんな飲みごたえのある一杯でした。大関さんはこういうお酒を造っていたのかと、これまた見方が変わりました。日本酒ファンの方々には、ぜひ味わって頂きたいですね。ちなみにこのとき原酒の説明をしてくれたのが、西宮日本酒学校、大関さんの回で講師をして頂いた方でした。
さて、会場に戻ってみましょう。会場は寿製品庫、つまり倉庫ですね。秋の魁Barは社員食堂と、滅多に見られない場所を開放して頂けるので、大関ファンにとっては胸躍る会場ですよ。
大関さんも福袋ありますよ。昼には売り切れになるのでご所望の方は早めにゲットしておきましょう。ちなみに後ろのシャッターに倉庫感が現れています。
おいしいかす汁、こちらも完売御礼が出ていました。とても美味しかったです。また今年も販売してくれると嬉しいのですが。
もちろん蔵出し生原酒の有料試飲もありましたが、不覚にも写真を撮っていませんでした。立ち飲み形式のテーブルで意気投合した酒的朋友と楽しくトークしていたので、すっかり忘れていたようです。かす汁画像もありませんでした・・・。
もちろん締めは甘酒を頂きました。ワンカップではなく出来たての甘酒でとても美味しかったです。ちなみに写真右手に写っているのは蔵出し原酒ですので、お間違いのないように。
ステージも賑やかですよ。大関酒造り唄保存会のみなさんいよるパフォーマンス。やはり酒造メーカーとしては外せないパフォーマンスです。
そして大関さんといえば「大関バンド」です。ご覧のようにめっちゃ盛り上がっています。曲も大関にちなみになんだものばかりで楽しいです。
テーブルにご覧のように披露される曲の歌詞カードが貼られていました。「辛丹波サンバ」がいいですね。あと「灘五郷」の曲もあってノリノリだったのを覚えています。また聞きたいです。
こんな感じで大関さんの蔵開きはとても賑やかで楽しいイベントになっています。紹介したのはほんの一部に過ぎず、フードコーナーもかす汁だけでなくいろいろあって充実していますので、お酒を飲めない方でも楽しめるかと思います。時間があればぜひ立ち寄ってみてください。
昨年は楽しかったので結局お開きの15時頃までいましたね。今年も楽しみです。
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。