真夏の昼間、幕末を観に行く ~壬生寺~
おはようございます!お盆休みがやって来ましたね!!ただ・・・弊社の夏季休業は明日から・・・。すっかりビジネスマンが少なくなった地下鉄に乗って今日もお仕事ですよ(ノД`)・゜・。となんとか私の事はさて置いて。今回はお盆の行事も含めてのご紹介です。
幕末の混乱期、志士たちが駆け抜けた生きざまを感じるこの古刹!今は全国から集まる観光客をもてなすと同時に、境内に保育園と老人用施設を備えた日常を過ごす場所ともなっています!京都で明治維新を偲ぶ寺、「壬生寺」でございます!!!
阪急大宮駅から徒歩15分ほど。住宅街の中に広大な敷地面積でどっしりと構える壬生寺。実は私、新撰組あんまり詳しくないんです・・・。歴史好きなんですが、ちょっとココまでたどり着けなかったと申しましょうか・・・。でもまあはっつ-さん。せっかく駅長になったからには、ここはやはり押さえておくべきじゃ?「なぜ新撰組が現代の日本人たちに愛されるのか?」を!
なーんて、そんな大層なものではないのですが、やっぱりちょっと気になるんですよね。新撰組。お邪魔したこの日も、夏のめちゃめちゃ暑い真昼間でしたが、主に女性と外国人でしたが数組、参拝に訪れていらっしゃいましたよ(・ω・)ノ
早速境内に行きますと、8月9日~16日まで行われる「万燈供養会」に伴った灯籠が本堂前にたくさん奉納されていました。夜は絶対きれいだろうなあ。ちなみに手前の舞台には万燈供養会も含めた「うら盆会」の予定も告知が貼っていました。万燈供養会含めて16日までの期間中、様々な催しが奉納されるようですよ。
ではでは、さてさて。志士たちが眠る「壬生塚」へ参りましょう。壬生塚は千本阿弥陀堂の中にありますよ。
こちらで100円納めて、いざ。赤い太鼓橋を渡ります。
橋を渡ったその先は、夏の日差しに玉砂利道の足音とセミの声があたりに響きます。有名人の墓所に来たと言うよりはなんだかさっきまでの感じと違うと言いますか、異世界にたどり着いた感じになったのは気のせいでしょうか?(←暑さにやられたと言う意見もある)
壬生寺歴代の僧侶たちが代々壬生塚を大切に大切に守ってきたとの事。この看板の先に近藤勇の像が迎えてくれましたよ。
すいません
日差しがきつすぎて、「反逆光」なんて意識することもできず・・・。一生懸命撮ったんですが・・・先生・・・。とか思いながら、塚を回ります。
こちらで眠る志士は全部で11名だそう。ここに並ぶ彼らそれぞれに歴史があり、そして彼らの家族にも歴史がある。授業では決して学べない「歴史の潮流」は、こんな小さな看板からも勉強することが出来るんですよ!学生の皆さん!私、この看板で新撰組もうちょっと勉強しようかな?とか思いました(・ω・)ノ
さてさて。だいぶ暑さにやられてきたのもあって、赤い橋を渡って現世に戻りましょう。ふーやれやれ。一息ついてみた先にビックリポン(←もう古い)なものが売られてましたよ!!!!ここ大注目!
100円入れた入口近くになんと!志士アイスが売られていたではありませんか!!!それも新撰組にちなんだアイスキャンデー!わお!何コレ!食べてみよう!!!
私が手にした時間帯、冷凍庫には「芹沢鴨」先生のキャンデーしかあらず!全部芹沢先生!!しかも6本位残るのみ!!!むむ、先生には失礼だが仕方がない!これにするか!!と手にして売店へ。
・・・え・・・?500円!!!!!!仕方ない・・・
好奇心は猫をも何とやら。おかげでちょっとだけ冷えた体は氷の冷たさだけって訳ではありません。興味のある方は一度ご賞味を。多分ですが、このアイス、自分にとっての500円の価値を見つめるきっかけになるかもしれませんよ。ホンマの話。
壬生寺は節分と春と秋には狂言が奉納される事でも有名。この壬生狂言はなんと鎌倉時代に発祥したものとの事。歴史で習ういわゆる「狂言」よりももっと時代が古いんですね。すげー。市井の人たちに分かりやすく仏法を説く方法として用いられたとの事。どんな狂言なのか、秋に見に行ってみようかな?と思いました。
帰りにここも新撰組を偲ぶ場所としても有名な「京都鶴屋」に寄ってご紹介をしようと思ったのですが残念ながらこちらは撮影禁止。ここでの紹介は割愛しますが、新撰組ファンの方にとってはめちゃめちゃ有名な場所。壬生寺から四条通までの道すがらですので、ご興味のある方はお立ち寄りを。
16日には「精霊送り」と、国の重要無形民俗文化財に指定されている「六斎念仏」も奉納されるとか。日本古来から伝わる踊念仏でにぎやかに送るお盆の行事、ぜひ一度お越しくださいね!
☆データ☆
壬生寺
住所:京都市中京区坊城仏光寺北入る
TEL:075-841-3381
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。