おしゃべりするには良いところ「夏の平安神宮」神苑
ムシムシジメジメの毎日です。
気分も体力も滅入りそうなこの時期は、気分転換が大事。
今の時期は、緑が一番活き活きと綺麗です。
ということであえて屋外へ。しかも暑い暑い京都へ。
観光はしんどいので、のんびりと庭園散策で。
門をくぐった瞬間、パーと広がる解放感が大好きな平安神宮です。
ご祭神は「桓武天皇」と「孝明天皇」。平安と幕末の時代の転換期をになったお二人です。
本殿の両脇にあるのが「右近の橘(たちばな)」「左近の桜」です。
おひな様の段飾りに飾ってある木、あれですね。
大きな方が桜なので、逆じゃない?と思いますが、神様から見ての表現の仕方なので、それでいいんです。
たちばなっていうのは、ミカンの原種で、日本最古のお菓子という位置づけで残っているのだそうです。
神 苑
平安神宮の日本庭園「神苑」は、春の枝垂れ桜で有名ですが、一年中何かしら花が咲いているし、なんといっても緑が活き活きと気持ちいいんです。
といっても実質シーズンオフともいえるこの時期。苑内は空きまくっている。だからかなり自由に動けます。
みんなのんびりと散策していたり、ベンチに座っておしゃべりしている。
六月のメインは花菖蒲です。こちらはほぼ終了ですが、
これからの花はこちらの面々。
ハギです。7月から9月が開花時期なのでまさに今からが見ごろ。草花ではなく小さな花がいっぱい咲く樹木です。
あじさいはけっこう開花期間が長いのですね。これからもまだしばらく楽しめそうです。
装飾花に囲まれた真ん中の本来の花がもしゃもしゃと咲いています。
ほたるぶくろというお花。葉っぱがあじさいに似てますね。
これからの夏を彩る花の一つ、スイレンです。咲き始めといったところ。
写真にはありませんが、ハンゲショウも見ごろです。葉っぱの色が半分だけ白く変わって、半分化粧をしているというところからの命名だそうです。
この道なんか、ごらんのとおり誰もいない瞬間が...
鳥しかいなかった。
紅葉 ?!
と思いきや、こちら元々こんな色のモミジです。よく見かけるものなのですが(おそらくノムラモミジ)
ここで深緑に混じって咲いているとみごとに春の紅葉みたいで鮮やか!
ちなみにこのモミジ、本来の秋には汚い色になってしまうとか。
池のほとりにある茶店で休憩です。
シーズンにはおそらくすごい人なんだろうと思います。ここでも数人のおばさんグループがおしゃべり。ご夫婦がのんびり休憩。
おしゃべりし放題、森林浴し放題、気分転換にぴったりの時間を存分に過ごせる夏の庭園散策、いかがでしょうか。
「平安神宮」
境内 参拝時間:6時~18時 無料
神苑 8時30分~17時30分 600円
アクセス:阪急「河原町」下車 市バス5系統、46系統、32系統 「岡崎公園美術館・平安神宮前」
地下鉄利用の場合 阪急「烏丸」下車 地下鉄烏丸線「烏丸御池」で乗り換え 東西線「東山」下車徒歩10分
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。