幻想の国 イバラードにようこそ!
阪急沿線にお住いの皆さま、イバラードをご存知ですか?
イバラードとは、茨木市在住の画家でイラストレーター 井上直久氏の作品の中に現れる架空の土地の名称です。
その土地は野原の国で、その国に住む人々はみな、他者と思念を共鳴させることのできる魔法使いなのです。
イバラードは、西はエルフのような人々の住むバイオと テクノロジーの国「スイテリア」と、東は無数に浮かぶラピュタとレアメタルの国「タカツング」と接していて、それぞれが独自の国家として存在しています。
イバラード。
スイテリア。
タカツング。
おわかりいただけたでしょうか?
このファンタジーの世界の国の名は、それぞれ茨木市、吹田市、高槻市から名づけられています。
そう!ジブリ好きな方ならすでにご存知かと思いますが、井上直久氏は宮﨑駿氏とも交流があり、スタジオジブリのアニメ映画「耳をすませば」の挿話の背景画を提供しています。
また、三鷹の森ジブリ美術館の館内には井上氏の「上昇気流II」が壁画として描かれているんですって。
作品はほとんどが撮影不可だったので、撮影可能なオブジェなどをパチリ。
独特の世界観がなんとも言えずフォトジェニックでした。
井上直久氏は茨木市内の公立高校で長く美術を教えていて、昨日分かったことですが、私の職場の先輩が、若かりし日の井上氏の教え子だったそうです。
世界は広いが世間は狭い...。
関西での個展は少ないようです。
ぜひこの機会にイバラードの不思議な世界をご自分の目で確かめてみてくださいね。
「ふしぎな国 イバラード 井上直久の世界展」
5月30日(水)~6月4日(月)最終日は18:00閉場
阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー
料金/入場無料
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。
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この記事へのコメント(2)
水口栄一2019年3月15日 22:51
井上直久さんのイバラートの旅という絵本を読ませて頂いたことがあります。幻想的な世界に魅了されました。
くろみつきなこ2019年3月24日 23:45
水口栄一さま コメントありがとうございます。お返事遅くなり申し訳ございません。
阪急沿線でなじみ深い茨木市や高槻市、吹田市がファンタジーの舞台になっているのも興味深いです。