はじめましての前にージブリの美術を交えてー
リトラと申します。日課は15分間で好きなものを100個書くこと。私の場合「手仕事」「こだわり」あたりが並び、あれも好き・・・と思いつくのが「ジブリ」です。
どの作品がというより、リアルに見えるのにファンタジーが成立する世界観が好きなのですが、その魅力を支える美術をクローズアップした企画展「アニメーションにみる日本建築」が開催中ですので行ってきました。
内容は「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などの建築にまつわる制作資料を中心に70点ほど。ゆっくり回って1時間くらいのボリュームでどれも面白かったです!
特に「となりのトトロ」の草壁家のコーナーでは「あの家にサツキとメイが引っ越してくる前はどんな人が住んでいた?」「いつ見ても古臭くなくて、今よりちょっと昔くらいの感じがするのはどうして?」というような「なんで?」に迫った、部分を見れば全体が見える仕掛けがいっぱい。
縁側を再現したスペースも用意されており実際に腰をかけることができるようになっています。「えんがわってなに?」とお父さんに問いかけるお子さんを見かけましたが、ちゃーんと解説つき(!)で建築と人との関わりに触れられており日本建築っていいなと、ほっこりした気持ちで再認識しました。
僕は建物に対する興味というよりは、建物の中に入っている人間のほうに興味があるほうだと思います
展覧会のパンフレットに掲載された宮崎駿監督の言葉です。
この言葉にもあるように好きや興味を掘り下げると自分がどんな目線で、ものごとを見ているかハッキリします。そのハッキリした「いいね」を記事にすることがブログだとすると履歴書を書くよりも、よっぽど人間性が出る行為なんじゃないかと思ったりします。恥ずかしさもありつつ、情報と一緒に何かが届けよう!と気合い十分ですので、展覧会レポートに交えてはじめましての前に記事としました。
アニメーションにみる日本建築-ジブリの立体建造物展より-
●開催中(~2018年 5月6日まで)
●場所:竹中大工道具館1Fホール
●「神戸三宮」より神戸市バス2系統・18系統「熊内6丁目」下車徒歩約2分
●H P:https://www.dougukan.jp/special_exhibition/anime
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。
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この記事へのコメント(2)
ゆうから2018年3月24日 23:43
コメントお邪魔します…!ジブリの立体建造物展いいですね!わたしもジブリ大好きです。
立体建造物展、大阪のあべのハルカス美術館で開催されているときに行きそびれていたのです。リトラさんの記事で神戸開催を知りました。ありがとうございます(^^)
リトラ2018年3月29日 22:11
ゆうからさん
私も昨日知ったのですが、4月から県美にもジブリがやってくるようです\(^^)/