沿線へお出掛け
南禅寺・永観堂からちょっと離れた隠れ紅葉を訪ねて 日向大神宮
まだまだ見頃 阪急沿線もみじ便り
阪急烏丸駅から地下鉄で「蹴上」駅へ。
南禅寺と永観堂の最寄り駅です。
駅の近くのトンネルを抜けたところです。
このまままっすぐ進むと南禅寺に行くことができますが、ちょっとわき道を歩いてみましょう。

琵琶湖疏水に沿って歩くと、日本最初の水力発電所と、今は使われていない線路と、
当時の「ハイカラ」の名残を見ることができます。
首都が東京に移った際に 明治政府は「琵琶湖疏水」「日本初の水力発電開設」「日本初の路面電車開通」プロジェクトを行いました。
琵琶湖から京都まで山を貫いて20kmを水路で結ぶという大工事。
自転車で北に上がるときもゆるやかな坂道で高低差を感じるのですが、ここ蹴上周辺には特に急こう配があり、それを下るために船を運ぶための鉄道(インクライン)が必要とされたのです。人が乗るものを「ケーブルカー」と呼ぶそうで原理は同じだそうです。


さらに写真左側の階段を進んでいきますと

駅でも案内がなく、京都のガイドブックでもあまり紹介されていないかもしれませんが、「日向大神宮」があります。

境内は静寂に包まれ 背景の山と紅葉のコントラスト 高低差を利用した配置
まさに「隠れ名所」



先ほどの琵琶湖疏水沿いの道を戻っても南禅寺に行けますが、
直接つながっている道もあります。
隠れ名所とは裏を返せば人が少ないということ。
周りに本当に人がいないときに歩くのははやめてくださいね。

こういう道ですから山道に慣れていない方は特に気をつけてください。

今ではすっかり南禅寺になじんでいて、テレビのロケ地にも使われる「水路閣」
京都の日本初を目指した「ハイカラ」な面や「洋」をうまく溶け込ませて違和感のない風景を作り上げてきた文化的側面に思いを寄せると、さらに魅力が増すかもしれません。

「京都五山」の最上位 格式高い寺院です。
ここまでくるとさすがに人で賑わっていますね。

京都三大門の一つ 南禅寺三門
歌舞伎『楼門五三桐』では、ここからの眺めを天下をねらう大泥棒 石川五右衛門が「絶景かな」とセリフを回します。

「京都の紅葉の代名詞」といっても過言ではない永観堂も 徒歩で気軽にアクセスできるのが魅力。少し見頃を過ぎていますが、まだまだ混雑していました。

首をかしげてやさしい表情を浮かべる「みかえり阿弥陀」
京都の町並みが一望できる「多宝塔」と見所たっぷりです。
南禅寺も永観堂も多くの国宝や重要文化財も所蔵しています。
深紅の紅葉もいいですが、紅葉のじゅうたんと冬枯れもいいものですよ。
オフシーズンに訪れてゆっくり見る、奥へ入ってみる、というのも京都の楽しみ方ではないでしょうか。

阪急烏丸駅から地下鉄で「蹴上」駅へ。
南禅寺と永観堂の最寄り駅です。
駅の近くのトンネルを抜けたところです。
このまままっすぐ進むと南禅寺に行くことができますが、ちょっとわき道を歩いてみましょう。

琵琶湖疏水に沿って歩くと、日本最初の水力発電所と、今は使われていない線路と、
当時の「ハイカラ」の名残を見ることができます。
首都が東京に移った際に 明治政府は「琵琶湖疏水」「日本初の水力発電開設」「日本初の路面電車開通」プロジェクトを行いました。
琵琶湖から京都まで山を貫いて20kmを水路で結ぶという大工事。
自転車で北に上がるときもゆるやかな坂道で高低差を感じるのですが、ここ蹴上周辺には特に急こう配があり、それを下るために船を運ぶための鉄道(インクライン)が必要とされたのです。人が乗るものを「ケーブルカー」と呼ぶそうで原理は同じだそうです。


さらに写真左側の階段を進んでいきますと

駅でも案内がなく、京都のガイドブックでもあまり紹介されていないかもしれませんが、「日向大神宮」があります。

境内は静寂に包まれ 背景の山と紅葉のコントラスト 高低差を利用した配置
まさに「隠れ名所」



先ほどの琵琶湖疏水沿いの道を戻っても南禅寺に行けますが、
直接つながっている道もあります。
隠れ名所とは裏を返せば人が少ないということ。
周りに本当に人がいないときに歩くのははやめてくださいね。

こういう道ですから山道に慣れていない方は特に気をつけてください。

今ではすっかり南禅寺になじんでいて、テレビのロケ地にも使われる「水路閣」
京都の日本初を目指した「ハイカラ」な面や「洋」をうまく溶け込ませて違和感のない風景を作り上げてきた文化的側面に思いを寄せると、さらに魅力が増すかもしれません。

「京都五山」の最上位 格式高い寺院です。
ここまでくるとさすがに人で賑わっていますね。

京都三大門の一つ 南禅寺三門
歌舞伎『楼門五三桐』では、ここからの眺めを天下をねらう大泥棒 石川五右衛門が「絶景かな」とセリフを回します。

「京都の紅葉の代名詞」といっても過言ではない永観堂も 徒歩で気軽にアクセスできるのが魅力。少し見頃を過ぎていますが、まだまだ混雑していました。

首をかしげてやさしい表情を浮かべる「みかえり阿弥陀」
京都の町並みが一望できる「多宝塔」と見所たっぷりです。
南禅寺も永観堂も多くの国宝や重要文化財も所蔵しています。
深紅の紅葉もいいですが、紅葉のじゅうたんと冬枯れもいいものですよ。
オフシーズンに訪れてゆっくり見る、奥へ入ってみる、というのも京都の楽しみ方ではないでしょうか。


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この記事へのコメント(2)
きまぐれ野郎2011年12月 5日 22:26
紅葉の名所、それぞれに見どころがあり、良いですね。最近少しずつ、穴場的な紅葉を見たくなるのは歳のせいかな?
ゆかり2011年12月 5日 23:05
きまぐれ野郎さん
穴場探すの好きなんです。
永観堂のほうはさすが観光名所って感じでした。
嵐山はやっと見頃を迎えたそうですね。