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阪急の活動レポート

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車両

京都線9300系および京とれいんに無料Wi-Fiサービスを導入

2019.02

京都を訪れるお客様の車内通信環境をより快適に

今回、京都線9300系および京とれいんに導入した無料Wi-Fiサービスは、「HANKYU HANSHIN WELCOME Wi-Fi」と「HANKYU TRAIN FREE Wi-Fi」です。「HANKYU HANSHIN WELCOME Wi-Fi」は、訪日外国人のお客様を対象としており、車両以外にも阪急電鉄および阪神電鉄の全駅でご利用頂けるサービスです。ご利用方法はSNSアカウントまたはメールによる認証方式となっています。一方、「HANKYU TRAIN FREE Wi-Fi」は、訪日外国人のお客様だけではなくどなたでもご利用頂ける仕様としており、ご利用方法はSNSアカウントまたはメールによる認証となっています。なお、今後導入が予定されている「京とれいん 雅洛」に対しても、この無料Wi-Fiサービスを導入します。

これらのサービスを導入するに際しては、過去に駅へ導入した際のノウハウを最大限に活かしつつ、鉄道車両ならではの設備箇所の制約も考慮し、いかに通信状態が良好な場所に設備出来るかが課題となりました。そのため、様々な設備条件や列車の運用条件による通信状態の検証試験を実施しながら導入を図りました。

今後も、訪日外国人のお客様はもとより京都を訪れるお客様すべてに、より快適な移動空間が提供できるよう努めてまいります。

  • 車両への取付状態です。良好な通信環境を確保するため、設備箇所の検討に苦労しました。
  • ラッシュ時間を想定して、社員を車内に配置し、通信状態の検証を行いました。
  • 無料Wi-Fiが導入されている車両にはステッカーを掲示しています。

担当者インタビュー

設計業務のやりがい

阪急電鉄(株)
技術部 車両計画

井西 敏之

車両への無料Wi-Fiサービス導入において、最初に取り組んだことは、通信状態の調査です。電波は金属や障害物によって減衰するため、さまざまな設備箇所を想定し試験を実施しました。また、正雀工場で働くスタッフ総動員で、ラッシュ時を想定した通信状態の測定も実施しました。測定結果が良くない場合は、今まで検討してきた設備箇所を一から検討し直す必要があったため、ハラハラドキドキでしたが、幸い測定結果も良好で、当初検討した通りの設備箇所で設計を進めることができました。設計開始から工事着工まで短い期間でしたが、周りからのアドバイスもあり、無事工事が竣工し通信が確認された時は達成感も大きく、設計業務のやりがいを実感しました。9300系車両や観光列車「京とれいん」にご乗車の際にはぜひ無料Wi-Fiサービスをご利用してみて下さい。

今後も沿線のお客様や、関西を訪れている外国人のお客様に、安心・快適な車両をお届けするため、業務に励んでいきたいと考えています。