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中津駅付近の「作業員用待避所」の新設について

お客様にいつも安心・快適な鉄道をご利用いただくために

中津駅付近の「作業員用待避所」の新設について

鉄道施設保守の現場では、鉄道の安全走行を守るために、列車運行時間中の線路内作業を日常的に行います。線路内作業は、列車が行き交う中で実施するため、安全への十分な注意が必要です。阪急電鉄では、これらの現場作業の安全性向上のために、リスクアセスメント(※)に取り組んでいます。その成果の一つをご紹介します。
阪急中津駅周辺は、神戸線・宝塚線・京都線の各線が並走し、狭隘な場所に多くの列車が往来します。一方、この場所では駅改札口の上部が明り取り用のスレート屋根になっているため、線路内の待避スペースが非常に狭く、また、誤ってスレート屋根に乗れば、踏み抜いて墜落する危険性があり、リスクアセスメントにおいて危険有害の要因として抽出されていました。この危険要因を取り除くため、同箇所に作業員待避所を新設することとしました。
待避所新設箇所は、軌道の間隔が非常に狭く、かつ複雑な線形をしている場所であったため、万が一にも列車への接触等のトラブルが起こらないよう細心の注意を払って工事を施工する必要がありました。そのため、工事担当の技術者が念入りに測量を重ね、部分的には模型を作成するなどの工夫を加え、無事完成することができました。
このような「現場の安全対策工事」は、直接お客様の目に触れることはありません。しかし、現場の安全を確保し、確実な日常作業を行うことにより、お客様に安全・快適な鉄道をご利用いただくことができます。我々は、微力ながら日々改善に取り組み、その一助となるよう努力して、鉄道の安全を支えていきます。

※ リスクアセスメントとは
業務上の潜在的な危険要因を見つけ出し、事前に的確な対策を講じることで、危険性を除去する手法です。

  • 従来は逃げ場が少なく、危険が感じられる場所でした。

  • 軌道クレーンを用い、土木と保線部門の協力体制で工事を行いました。

  • 踏み抜き防止用の注意看板を設置するなど、さらなる安全性向上に工夫をこらしています。

担当者インタビュー

綿密な施工計画

今回、中津駅の作業員用待避所の新設工事を担当する事になり、土木工事としては珍しい鉄骨を扱う工事ということで、ワクワク感を抱くとともに、施工方法を綿密に細部に至るまで計画しなければ上手く完成しないと直感し、緊張感を感じました。
まず最初に図面を見たときに感じたことは、「非常に狭い場所の建築限界内に本当に待避所を構築できるのか?」「どのようにして重量物を線路に挟まれた現地まで搬入するのか?」「本当に現地で組み立てるのに作業員の手が届くのか?」といった点であり、図面では2次元ですが、3次元的に頭の中で色々と想像し、計画を進めました。最初の測量をミスすると、建築限界を侵し、列車に接触してしまう恐れがあるだけでなく、材料の製作や現地での組立工事の手戻りも発生してしまうため、夜間作業では光量が少なく精度が低くなりがちな測量にも十分な注意を払いました。材料の搬入方法にも頭を悩ませましたが、保線部門にも協力依頼し、軌道モーターカーによる夜間での運搬組立を実現することができました。 今回の工事は、この工事に携わった人達全員の、目に見えない努力と工夫で完成したものと思っています。

※ 記載の内容は、2015年11月時点での情報です。

阪急阪神レールウェイ・テクノロジー(株) 土木部
小畑 勝

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