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P-6(116号車)・900形車両 をリフレッシュ

昭和初期に特急車として活躍し、その歴史を後世に伝えるために正雀工場に保存されているP-6(116号車)・900形車両をリフレッシュしました。

P-6(116号車)・900形車両 をリフレッシュ

P-6(116号車)・900形車両はともに阪急電鉄を代表する名車であり、現役引退後は正雀車庫内で静態保存されていました。その後、P-6(116号車)は1997年3月、900形は2000年4月にそれぞれ動態保存車両として復元され、正雀工場で開催される阪急レールウェイフェスティバルにて、車庫敷地内を走行するなどのイベント用車両として活躍しています。しかし、動態補修から約17年が経過し、定期点検により安全性は確保できていたものの、客室内装備品の小さな不具合や車両外板塗装の劣化などが目立ってきました。そこで、お客様にこれらの名車をより一層楽しんでいただくために、約16か月をかけて客室内装備改善による快適性向上と、走行装置の更なる安全性向上に加え、車両全体の再塗装などのリフレッシュ工事を施工し、2015年4月に完成しました。

  • P-6(116号車)の台車は、現在の台車と比較して骨太であり、大変重く、工場内で少しの距離を移動させるだけでも、蓄電池式機関車(BL)を使用して、けん引しています。

  • 各装置の整備が完了した後、クレーンを使用して車体と台車を結合します。現在の車両と基本的な作業方法は同じですが、台車に付属されるブレーキ装置や、車体床下の搭載機器などは現在の車両と比較して部品が多く取り付けられているため、より慎重な作業が求められます。

担当者インタビュー

更なる安全性を目指したメンテナンス

P-6(116号車)・900形のリフレッシュ補修を進めるうえで大きな課題となったことは、こんな古い電車の整備経験者がほとんどいないということでした。もちろん作業マニュアルもありませんので、これらの車両を整備した経験のあるベテラン社員に教えを乞いながら整備作業を進めました。交換部品の中には、現在メーカーで製造
していないものもあり、その場合は急遽製作して対応するなど、協力会社を含め、車両部門における各担当者の力を結集し、困難を乗り越えてきました。また、整備経験の少ない若年者は、先輩社員とともに古い電車の補修に携わる事により、貴重な技術の伝承が図れたと思います。
無事、補修竣工しましたP-6・900形は、2015年春の阪急レールウェイフェスティバル乗車会において初めて、ご来場いただいたお客様にお披露目することができました。お客様に楽しんでいただける姿を目にしたとき、この補修作業に携わったことにあらためて喜びを感じました。リフレッシュしたP-6・900形にぜひご乗車ください。

※ 記載の内容は、2015年9月時点での情報です。

阪急電鉄(株)
技術部 車両計画

岡田 芳明

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