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西院変電所・千里変電所に「駅舎補助電源装置」を導入

回生電力をさらに有効活用し、「エコな鉄道を、もっとエコに。」

西院変電所・千里変電所に「駅舎補助電源装置」を導入

阪急電鉄では、環境省と国土交通省の連携事業である「エコレールラインプロジェクト事業」の補助を受けて、2016年2月に阪急京都線・西院変電所(京都市右京区西院)、2017年1月に阪急千里線・千里変電所(吹田市古江台)へ「駅舎補助電源装置」を導入しました。
電車がブレーキをかけた時に作りだされる回生電力は、電車から架線を通して、他の電車の動力として使用していますが、回生電力のうち使い切れなかった分(余剰回生電力)が発生します。この「駅舎補助電源装置」を導入することにより、余剰回生電力を直流から交流に変換し、駅の照明や空調、エレベーター、エスカレーターなどの動力源に活用することで、より一層の省エネルギー化を推進します。
「駅舎補助電源装置」の導入による省エネルギー効果は、西院変電所で年間約158,000kWh、千里変電所で年間約156,000kWhを見込んでおり、それぞれ1年間で、一般家庭の使用する電力量の約30倍に相当します。

  • 駅舎補助電源装置のしくみ

担当者インタビュー

変電所も省エネルギー化に取り組みます!

私が所属している部署では、老朽化した変電所設備の更新工事の設計を行うと共に、変電所の中長期的な課題についても検討を進めています。その検討の中で、余剰回生電力が多く発生している京都地下線(西院~河原町間)や千里線に着目し、西院変電所・千里変電所へ駅舎補助電源装置を導入しました。西院変電所へ導入してから1年間のデータを検証したところ、約198,000kwhと試算を大きく上回る結果となり、千里変電所での省エネ効果についても期待が高まると共に、他の変電所への展開を検討しています。お客様からは直接見えない変電所ですが、これからも省エネに寄与する技術や設備の導入検討を行い、よりエコな鉄道を目指します。

※ 記載の内容は、2017年7月時点での情報です。

阪急電鉄(株)
技術部 電気計画

村岡 常雄

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