vol.20「今、語りたい 外国にルーツがあるということ」
みなさん、こんにちは!
今日もゆめまちこがまだまだご紹介できていないイベント達を紹介していきます
今日ご紹介するイベントはこちらです
【阪急阪神 ゆめ·まちソーシャルラボvol.20】
2018年5/27(日)にスタジモにしのみやでゆめ·まちワークショップを開催しました!
当日は20名以上の来場者の方にお越し頂きました!ありがとうございました
神戸市長田区にて、設立の1998年から「国籍などに関わらず、すべての子どもたちが自分らしく成長していける教育環境づくり」を目標に活動を続けている、ワールドキッズコミュニティ。
このワークショップでは、事務局長の村上さんと、各所で評価の高い動画「レモン」の作者、松原ルマユリアキズキさんを招いて多文化共生の現状について、動画作品2本の上映とディスカッションが行われました
ワールドキッズコミュニティのRe:Cプログラムで、自身のルーツについての悩みを表現した作品「レモン」の作者、松原ルマ ユリ アキズキさんが登場
作品制作当時の心境についてお話を伺い、最初の動画作品「レモン」を上映しました。
当時は中学2年、制作の動機は、姉が制作したルーツに関する動画に触発されたことや、周りの大人に表現できなかったことが、この動画「レモン」に込められていたので、初めて見る両親や親類、知人から「そんなふうに考えていたなんて知らなかった」という驚きのコメントがあったことをお話されました
そして「レモン」から10年後、自身のアイデンティティと母語習得について焦点を当てた、2014年の作品「わたしのことば わたしの道」の上映し、「レモン」の10年前からの心境変化をお話されました
動画は、自身の母親を含む数人のインタビューで構成され、母語習得のために独学で勉強したり、海外に習得に出た友人と自身との「母語」に関する考え方の相違、「母語教室」に関する母親との回想があり、「レモン」のときと何も変わっていない自分を、「レモン」の結論を引用して完結されました
日本で暮らしていると、異なる国の文化の中に生きる人々に思いを馳せる機会はなかなかありませんが、お話を聞いて想像力をふくらませることが外国ルーツのこども達へ、できることのきっかけにつながるものだと感じました
ワールドキッズコミュニティ、Re:Cプログラムが気になるという方はぜひご参照くださいね!
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