映画『阪急電車』~阪急電鉄 特設サイト~

物語になった阪急電鉄とは?

映画「阪急電車」の舞台となるのは、阪急電車今津線の車内とそこから広がる沿線の街。でも、阪急電車の線路は劇中で語られる「宝塚駅」~「西宮北口駅」からさらに、どこまでも続いているのです。
一世紀にわたる歴史の中で大阪・神戸・京都を繋ぎ、さまざまな物語を乗せて走る阪急電車。
映画を観る前に読めば、映画がもっと面白く、映画を観た後に読めば、あのシーンの謎が解ける、阪急電車の裏側をご紹介します。

  • 電車の魅力、路線紹介
  • 沿線に広がる豊かな生活文化
  • こんな阪急、知っていますか?

えんじ色の車体にレトロな内装

小説や映画で「えんじ色の車体...」と表現され、登場人物たちが出会う場所ともなる阪急電鉄の電車。"えんじ色" の他に、"あずき色" や "こげ茶色"など、お客様によってさまざまな表現がなされるこの色、正式には「マルーン色」といいます。
100年以上前の開業時(1910年3月10日)に登場した1形車両から、最新車両の9000・9300系にいたるまで、一貫してこの「マルーン色」を基調としたカラーリングで統一しています(一部催事関係の特別塗装などを除く)。
日本の鉄道各社で「銀色」の無塗装通勤電車が主流となっている中で、あえて手間を掛けて「マルーン色」塗装を施すのは、「阪急電鉄と沿線のお客様とで共有している『阪急の伝統』だから...」といえるのかもしれません。

写真:9000系外観

写真:9000系の車内

写真:映画シーンより

「マルーン色」と同じく、阪急電車の伝統を守り続けているのが「内装」。原作を書かれた有川浩さんが「レトロな内装」と表現されるのは、木目調の内張に囲まれ、緑色のシートが並ぶ車内です。昭和の時代に入り、電車の内装に木を用いることがなくなった後も、鉄板に木目印刷を施して、暖かみのある車内を提供し続けてきました。さらに、シートは色だけでなく、生地やクッションの具合など肌触り・座り心地にもこだわっているんですよ。

阪急電鉄の電車は、新しい電車も古い電車もすべて、「マルーン色」「木目調の内張」「緑色のシート」。ひょっとすると、せっかく新しい電車を導入しても、古い電車と見分けが付いていないお客様がいらっしゃるかもしれません。その一方で、阪急沿線にお住まいの方からは、飛行機や新幹線などで関西以外から帰ってこられた時、「マルーン色の電車を見たり、木目調の内装や緑色の座席に触れたりすると、地元に帰ってきたことを実感して、心が落ち着く」というお話しをたくさん聞きます。一世紀以上にわたり、変わらないからこそ皆様の印象に強く残り、いつまでも色あせない。それがお客様の心の中の「阪急電車」なのかもしれませんね。

写真:映画シーンより

撮影に使用した車両は、最高46年選手!

今回の映画撮影では、阪急今津線を走る車両の中でも、よりレトロでローカルな雰囲気が感じられるようにと、あえて古い車両が選ばれました。その中でも一番古い車両は1965年(昭和40年)に製造された車両で、今年で46歳。そろそろ引退の声の掛かる歳ですが、新しい車両と同様に丹念に整備を行っていますので、内装は最新車両とそれほど変わりません。電車の両先頭部分で行先を表示する部分が、未だに看板タイプなのが見分けるポイントです。

写真:1965年の車両

阪急電車に乗って、どこまでいける?

今回、舞台となったのは阪急今津線の中でも、宝塚歌劇や温泉が有名な兵庫県宝塚市の宝塚駅から、大阪と神戸を結ぶ神戸本線との接続駅である兵庫県西宮市の西宮北口駅までの8駅。
しかし、これは阪急全路線のほんの一部です。
阪急電鉄にあまりなじみのないという方に、阪急がどこを走っているのかご紹介しましょう。

阪急電鉄 路線図

阪急随一のターミナルは、大阪のキタエリア「梅田」。そこから西へ、北へ、東へ、放射状に路線を広げ、阪神間、京阪間、そして北摂地域の方々の重要な足となっています。ベッドタウンとオフィス・学校を結ぶ通勤・通学路線としての役目以外にも、さまざまな行楽地も沿線にあり、平日・休日問わず、たくさんのお客様にご利用いただいています。

神戸イメージ写真

神戸線(神戸本線・伊丹線・今津線・甲陽線)

大阪・梅田と国際的で華やかな港街 "神戸" の中心地「三宮」とを結ぶ路線。阪神間には阪神、JR西日本、そして阪急の3路線が並行して走っていますが、阪急が走るのは一番北側。六甲山の麓に広がる山の手の高級住宅街「夙川」「芦屋」といった地域も阪急神戸線の沿線です。物語に登場する「関西学院大学」をはじめ、沿線に大学・高校といった学校施設が多いのも特徴です。阪神間の高速都市間輸送の役目もあり、梅田・三宮(約32km)を27分ほどで結んでいます。

宝塚イメージ写真

宝塚線(宝塚本線・箕面線)

阪急で最初に開業した路線。大阪・梅田から歌劇のまち「宝塚」や、紅葉で有名な「箕面」を結んでいます。沿線には阪急が開発した住宅地がいくつも広がり、宝塚には余暇を過ごすためのレジャー施設(宝塚歌劇等)、そしてお買い物に便利な梅田の阪急百貨店と生活を豊かにするスポットがいっぱい。ライフスタイルを総合的に提供する阪急電鉄が目指した鉄道会社経営のモデルが、そのまま形になっている路線ともいえます。

宝塚本線の途中にある蛍池駅は関西の空の玄関口「大阪国際空港(伊丹空港)」の最寄り駅。大阪モノレールとの連携で、伊丹空港・梅田間を22分(乗り換え時間含む・昼間時10分間隔)で結んでおり、大阪都心への一番便利で速い空港アクセスを提供しています。

京都イメージ写真

京都線(京都本線・千里線・嵐山線)

大阪・梅田から京都市内の中心部「四条河原町」、名勝「嵐山」を結び、日本最初の大規模ニュータウン"千里ニュータウン"や、大阪市営地下鉄との相互乗り入れで大阪市内南部へもアクセスを伸ばしています。休日は、行楽路線の色合いが濃く、日本有数の観光地「京都」へ行かれる方で車内が賑わいます。

また、途中の沿線にも個性的で趣ある寺社仏閣が点在するほか、サントリーの山崎蒸留所・京都ビール工場など見学施設もあり、レジャースポットには事欠きません。
桜、紅葉などが華やかとなる行楽トップシーズンには、梅田・神戸・宝塚・四条河原町と嵐山を乗り換えなしで結ぶ臨時直通列車も運転しており、京都観光に非常に便利な路線です。

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