悠遊一日紀行
沿線おでかけ情報TOPへ大阪梅田駅レトロ梅田コース
阪急東通商店街の一本南、扇町通にある寺が太融寺です。弘法大師によって創建され、千手観世音菩薩像を本尊としています。歴代朝廷からも尊ばれた浪華の名刹で、境内には松尾芭蕉の句碑や、淀殿の墓といわれる六輪の塔が建っています。
大阪府大阪市北区太融寺町3-7
正式には露天神社と言い、菅原道真が太宰府へ左遷される途中、ここで都を偲び涙を流したことから、この名がついたと言われています。また、ここは遊女お初と徳兵衛の道行を語る、近松門左衛門作の人形浄瑠璃「曾根崎心中」の舞台となったところです。平日の昼間でも、移動中のビジネスマンが手を合わせていく姿をよく見かけますが、境内は梅田の繁華街のまん中にいることをつい忘れさせるような、静かな空気に包まれています。
大阪府大阪市北区曾根崎2丁目5-4
鉾流橋で堂島川を渡ると中之島のシンボル・中央公会堂。ネオ・ルネッサンス様式の緑青のドームと赤レンガが美しいこの建物は日曜画家たちの絶好のモチーフになっています。館内にはレストランもあり、ここで一息入れるのもいいでしょう。
大阪府大阪市北区中之島1丁目1-27
大阪市が世界的に有名な「安宅コレクション」を、住友グループ21社から寄贈されたことを記念して設立した陶磁専門の美術館です。館蔵品は、「安宅コレクション」の中国陶磁・韓国陶磁を中心に、国宝の2点、重要文化財13点を含む約2700点に及び、東洋陶磁のコレクションとしては世界第一級の質を誇ります。中之島公園の緑豊かな環境と調和した建物は、世界で初めての試みである自然採光ケースや、陶磁器の性格に合わせて天井の高さを変えるなど、やきものの美を引き出すための様々な創意工夫がこらされています。
大阪府大阪市北区中之島1-1-26
江戸時代から全国諸藩の蔵屋敷が集まり、経済の中心となってきた中之島。ここにある公園はオフィス街の中の貴重な緑の空間です。昼休みのひとときを過ごす、サラリーマンやOLの姿が見られます。園内で人気の高いバラ園には、約90種4000株のバラが植えられていて、開花期には色とりどりに美しさを競い合います。

オプションポイント
中之島フェスティバルタワー
2012年11月に完成した、高さ約200m、39階建ての大阪・中之島の新しいランドマーク。2013年4月には、「音楽の殿堂」フェスティバルホールも、タワー内に復活しました。新ホールの魅力は、最新技術と伝統が醸し出す豊かな音響。旧ホール同様、あらゆるアーティストに愛され、音楽ファンに感動を届けるのが願いです。また、タワー内には「華やぎのある大人の街」がコンセプトの商業ゾーン「フェスティバルプラザ」(レストランなど32店舗)の他、多くのオフィステナントが入居しています。