
今回は、嵐山の絶好のロケーションの中で楽しめるライブから始まり、繊細な音の響きが美しいオルゴール、活気ある和太鼓を体験する「音楽づくしの旅」に出かけました。
住所:京都市右京区嵯峨柳田町33-1
電話:075-862-1225
時間:12:00~24:00(L.O.22:30)
ランチ12:00~14:30 ※完全予約制
定休日:火曜日
阪急嵐山駅から渡月橋を渡り、「ライブレストラン音や」を訪ねました。周りの木々になじむナチュラルな外装とは打って変わって、店内はドラム、ピアノ、キーボードなどの楽器であふれるハードな空間!壁にもギターが掛かっていたり、レコードが何枚も飾られていました。音楽好きの店主さんに話を聞くと、10年前にオープンし、「店内の音の響きが良い」ということが京都のバンドや歌い手を中心に口コミで広がって、ここでライブが行われるようになったそうです。ライブは基本的に夜のみですが、食事はお昼でも楽しめます。「日替わりランチ」は、約10種類の料理を同時に味わえるプレートタイプ。野菜はすべて旬の京野菜を使用しているそうで、とても温かみを感じました。次は生演奏も一緒に楽しみたいです。
日本でアイドルが流行っているように、韓国でもアイドル全盛期を迎えていました。しかし、最近は少し傾向が変わってきており、1980年代の音楽を今風にアレンジした曲が流行っているようです。
ライブレストランで食事を楽しんだ後、「京都嵐山オルゴール博物館」を訪問。扉を開けて中に入った瞬間、館内の重厚感あるレトロな雰囲気に圧倒されました。オルゴールといえば、小さくてかわいいものという印象でしたが、家具のように大きい種類もあってビックリ!中世のヨーロッパでは、オルゴールの大きさが貴族のステータスを表し、非常に高価だったそうです。その他にも、1796年にスイスで作られた「世界最古のオルゴール」をはじめ、1800~1900年代のオルゴールや、ピエロが音楽に合わせて動くユニークな作品まで、たくさんのオルゴールを鑑賞できました。
住所:京都市右京区嵯峨天竜寺立石町1-38
電話:075-865-1020
時間:10:00~18:00(最終案内17:30頃)
※1・2月は10::00~17:00(最終案内16:30頃)
入館料:中学生以上1000円、小学生600円(保護者同伴の場合は300円)、未就学児無料 ※障害者手帳をお持ちの方は提示で500円、付添人は900円
定休日:お電話でお問い合わせください。
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アカウント:@kyoto_orgel
韓国で博物館といえば、歴史的な像の展示などが多く、堅いイメージ。日本ではオルゴールやラーメン、うどんなど、身近なものをテーマにしたユニーク博物館がたくさん。友達同士で気軽に楽しめそうです。
オルゴール館を後にして、阪急嵐山駅から大宮駅へ。駅から歩いて10分ほどの和太鼓スクール「TAIKO-LAB京都」で、初心者向けの体験レッスンを受講しました。始めるまでは「太鼓は、誰でも簡単にできる楽器なのでは?」と思っていました。しかし、やってみるととても難しい!ただ打つだけではなく、音楽の流れ、速さ、拍子などを考えながら演奏しないといけないことがわかりました。レッスンでは、先生が「ドンドコドンドコ」「スットンスットンスットントン」など、口ずさみながら打つリズムを指導してくれるので、楽しく理解できます。30分後には速いリズムにもついていけるようになりました。ストレス発散はもちろん、たくさん汗をかくので、ダイエット効果にもつながるとのこと!太鼓のさまざまな魅力を感じる体験となりました。
住所:京都市下京区高辻大宮町113-4
電話:0120-923-915
時間:9:30~19:00
定休日:日曜日、祝日
※レッスンのスケジュールについてはHPでご確認ください。
韓国の現代音楽である「サムルノリ」で使用される「チャング」は、韓国の代表的な打楽器。太鼓のような形状で、左右の皮は音が異なります。左はバチを使うか平手で叩き、右は竹のバチで演奏します。
オルゴール館では中世ヨーロッパの気分を味わえ、太鼓センターでは和の文化を体験。さまざまな「音楽」との出会いで、とても充実した1日になりました。
河 知延
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