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12世紀における院政の展開、1180年代の内乱、そして東国での鎌倉幕府の樹立を経て、13世紀初頭には、後鳥羽上皇が列島を統べる体制が成立します。後鳥羽上皇は、勅撰集『新古今和歌集』に結実する和歌をはじめとして、多芸多能の帝王でした。
しかし承久3年(1221)、前代未聞の事件「承久の乱」が起こり、後鳥羽上皇が北条氏率いる鎌倉御家人に合戦で敗れ、隠岐に流されたのです。この承久の乱を機に、鎌倉幕府の優位のもとで公家と武家が並存する時代となりましたが、やがてその体制にも終止符が打たれ、南北朝の内乱が展開することとなります。
本展覧会では、近年進展著しい当該期の最新の研究成果を踏まえて、皇族・貴族・武士・僧侶など、この時代の人々の息吹を伝える古文書・肖像画・刀剣・仏画や、この時代を描いた絵画類から、日本史上の重要事件の歴史的意義に迫ります。2021年は承久の乱から800年。今によみがえる乱の様相をご覧ください。
■開催日時
2021年4月6日(火)~5月23日(日)
<前期> 4月 6日(火)ー 4月25日(日)
<後期> 4月27日(火)ー 5月23日(日)
午前10時~午後6時
金曜日は午後7時30分まで(入場は閉室の30分前まで)
■休館日
月曜日(5月3日は開館)
■場所
京都文化博物館 4階・3階展示室
■料金
一般:1,500(1,300)円、大高生:1,100(900)円、中小生:500(300)円
※( )内は20名以上の団体料金
■アクセス
阪急京都線・烏丸駅下車、16番出口から高倉通りを北へ徒歩7分
■WEB サイト
https://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/yomigaerujoukyuunoran/