伊孑志の渡し跡をたずねて。
OGヤスコです。3月までは宝塚大橋から近いところで仕事をしていましたが、今は宝塚新大橋の近くで仕事をしています
宝塚新大橋は宝塚大橋と同じく、武庫川に架かる橋です。より下流にあり、宝塚市の行政機能が集中している東洋町-小浜間にあります。逆瀬川駅から10分程度、阪急バスに乗れば着く宝塚市役所(TOKKのおじゃまします食堂の回で市役所内の食堂「宝塚料理店」が紹介されていました!)、宝塚市立スポーツセンター(お相撲の宝塚場所がありました!)、宝塚郵便局、宝塚市立健康センター、宝塚市立病院などが橋の周りにあります。どの駅からもちょっと遠いなぁ・・・なんて思うこともありますが、今年1月にブラタモリで紹介された小浜宿などが近くにありまして(詳しくはOGりえさんのブログを)、昔は大変賑わっていた場所 そういう場所に市の心臓部が集まっているのも町歩きをしていれば納得です
昔の人は橋がなかったから向こう岸のことは知らなかったんだろうか・・・。いや、江戸時代にも逆瀬川、小林、西宮方面には行っていたらしいのです。
当時、武庫川には橋はなかったので、船で渡っていたそうなんですよねー
その船、どこから出ていたのか・・・。
宝塚新大橋そばから堤防上に降りまして、5分ほど上流(宝塚南口)に向かって歩いていくと、宝塚市立宝塚中学校の裏手、武庫川の堤防上にひっそり石碑があります。
伊孑志(いそし)の渡し跡。伊孑志というのは宝塚の地名で現在もあります。
ここから船が出ていたそうですよ。
この場所から武庫川下流(市役所側)を見るとこんな感じで・・・。宝塚新大橋の向こうに見えるのは宝塚市役所です。(石碑は写真右下隅)
船が大正時代の台風で流されてしまうまで運航していたそうですよ(石碑に書かれている説明より)。
せっかくなので伊孑志の渡し跡から15分程度、川沿いを歩きました。
そして宝塚大橋に。ああ、数ヶ月前まで通勤で見ていた懐かしいこの風景。
下流を見ると、うっすらと向こうに見えるのがスタート地点だった宝塚新大橋。こんなお散歩もいかがでしょうか
ここでおさらい
逆瀬川駅→阪急バスで宝塚市役所前下車→宝塚新大橋→徒歩20分ほど川沿いを歩く→宝塚大橋→徒歩5分程度で宝塚南口駅。
※元気があれば宝塚新大橋から15分ほど小浜方面に歩けば(阪急バスに乗るならば宝塚市立スポーツセンター前または宝塚インター前で下車)大堀川、首地蔵、小浜宿などを観光することもできます。
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。