光と風を感じながらの芸術鑑賞〜京都府立・陶板名画の庭〜
京都・北山の府立植物園の北側に
「京都府立 陶板名画の庭」があります。
レオナルド・ダ・ヴィンチの名画
「最後の晩餐」。
こちらに展示されている作品は全8点。
すべてレプリカではありますが、本物に忠実に再現し、さらに屋外での展示が可能なように丈夫な陶板で製作されたものなのだそうです。
施設の設計は有名な建築家・安藤忠雄氏によるモダンなコンクリート製。
こちらは筆使いが独特なゴッホ作品
「糸杉と星の道」。
どの作品も比較的近い距離で観られます。
展示されている8点、ひとつずつの作品を
「陶板名画の庭」ならではの視点で鑑賞出来ます。
特に、このミケランジェロ作
「最後の審判」(サイズは1430cm×1309cm)には圧倒されます。
この大きさも本物とほぼ同じに作られているそうです。
こちらを含め4点の作品は、1990年に大阪で開催された
「国際花と緑の博覧会」に展示されたものとのこと。
いくら頑丈な陶板製だとはわかっていても、これらが雨風に晒されても平気、というのがなんとなく不思議ですし、同時に頼もしさも感じられます。
今からの季節、心地よい屋外ならではの風や光を感じながら、お散歩気分で気軽に楽しめる美術館です。
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京都府立 陶板名画の庭 HP
京都市左京区下鴨半木町 (京都府立植物園北山門出口東隣)
【電話番号】 075−724−2188
【開園時間】 9:00〜17:00(入場は16:30まで)
【休園日】 12月28日〜翌年1月4日(他にメンテナンスのための休園日あり)
【入園料】 一般 100円
共通券 一般 250円 高校生 200円
※共通券とは...府立植物園と陶板名画の庭の両方に入園できる券です。
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。