器作りの楽しさを1日体験、完成が楽しみ!〜ゆう工房〜
料理が好きな私は、器も大好きです。
先日初めて行ってきた「caféゆう」は陶芸教室が運営しているカフェで、建物の2〜4階部分は陶芸教室などの工房になっていました。
もうかなり以前に1度だけ手びねりの器作り体験をしたことがありますが、あまりに不器用でセンスも0。
つくづく自分の下手さ加減にあきれた思い出があります
でも「caféゆう」に置いてあった工房の案内を見ると、1日体験など気軽に参加出来そうなものもいろいろあり、とても楽しそうです。
陶芸への憧れが久しぶりにムクムクと湧き上がり、その日のうちに「ゆう工房」で陶芸の1日体験を予約してきました。
(1日体験といっても、ひとつのものを形作るのに、おおよそ1時間半くらいの時間で大丈夫だそうです。)
予約当日、約束の時間に工房を訪れました。
caféの右側の扉を開け、2階に上がります。
2階のコーナーにも素敵な器の作品がたくさん並んでいます。
こちらの受付で講習代金を支払い・・・
さらに階段を上がり、3階の教室に案内していただきました。
「ゆう工房」の会員である生徒さんたちが、自分の作品をそれぞれに手掛けていらっしゃいました。
高度な技術が要りそうな急須を作っている方、お茶碗の外側に素敵な絵を描いてる方、友達の結婚式に贈る記念のボードを作られている方などなど・・・
みなさん楽しみながら素晴らしいものを作られていて、はーっと感嘆のため息が出そうです
1日体験の、大まかな作業の工程がこちらに載っています。
ざっと目を通してから、手前のテーブル席に座らせてもらいました。
私を担当してくれた先生は、若くてとても可愛らしい方
器作りのための粘土を、4分割するところから丁寧に教えてくれました。
回転台の上に4等分にした粘土のうちのひとつを置き、土台を作るところから始めていきます。
聞けば、なんとこの土は《箕面》の土なのだそうです。
《箕面》は焼きもののための土も採れる場所なのですね。
紐状に伸ばした粘土を円にしながら、器になるように手でゆっくり形を整えていきます。
うーん、やっぱりどことなくブサイクだなぁ〜。(笑)
まだまだ途中ではありますが、私のが左、先生のお手本が右です。
明らかに形が全然違いますよね。
「何が違うんでしょうかね、先生のはすごーくきれいです〜」というと
「そんなことないですよ、お上手ですよ 私は毎日やっていますから・・・」
などと、褒め上手で、しかも謙遜されながら優しくご指導してくれます。
さらに指で生地を細かくつまむように根気よく動かし、きれいな形になるように作っていきます。
いよいよ、手で回転台を回しながら、水で少し濡らしたヘラを使い、器の内側の表面をきれいにならしていきます。
ううーん、なんだか陶芸っぽくなってきたな〜
回転台を回しながら、両手を使って出来上がりの厚みを整えます。
ちょっと緊張しながらの作業は、集中力が必要になりますし、いい意味で無心になれて気持ちがいいほど
専用の糸を使い、器のフチの部分を先生に少しだけ切り取ってもらい・・・
その後は、ヘラでこんな風に形を変えてみることも可能です。
私は3カ所に凹みを加えてみました。
6カ所に凹みをつけて花のような形にしたり、動物などの形にしたり。
見本の写真も参考になります。
教室には可愛らしい手作りのハンコもいっぱい用意されており、作った器に模様を加えることも出来ます。
手前に見えている桜の花や、にっこりスマイルのハンコなどもあり、可愛いなぁ〜と惹かれましたが・・・
今回はスッキリ仕上げることに決めて、ハンコは無しにしました。
おしまいに、焼き上がりの色を決めます。
白っぽいもの、黄色でマットな感じに出来上がるもの、薄いグリーンのような仕上がりなど。
焼いている時の釜の温度や、その時々の空気の入り方によって、完成した時の色合いも微妙に変わるそうです。
(ちなみに、手前の見本の器には、可愛い花のハンコが押してあります)
以上で作業は終了、あとは約ひと月後に完成したら、教室から連絡が来るのを待つだけです。
さて。
指導してくれた先生に、"バーチャル駅長のブログに載せたいです"ということを伝えると、作品が並べてある場所などを見せてくださいました
まだ素焼きのものなどもたくさん集めてあります。
「ゆう工房」の大人気商品のひとつという、猫の箸置きもこんなにたくさん。
完成品はもちろん可愛いけれど、素焼きのままでも愛嬌があって面白いです。
その後は、さらにもうひとつ上の4階にも案内してくれました。
階段の踊り場には4階のフロアで作れるステンドグラスなどの作品も展示してあります。
4階の工房ではレザークラフトやガラスアートを製作中の方もいらっしゃいました。
窓辺には可愛い鳥のステンドグラスも。
「これも、1日体験で作ることが出来ますよ」
うわ〜〜、いつかやってみたいなぁ。。。
「ゆう工房」は、阪急電車の高架からすぐのところにあり、3階の窓の端からはこんなふうに電車が見えます。
作品を手がけている間にも、電車の音が時々聞こえてくるのも街の陶芸教室らしい魅力です。
今は約ひと月後の器の完成がとてもとても楽しみです
親切に、丁寧にご指導してくださった先生、ありがとうございました
次回は友達も誘って、また体験に行ってみたいです。
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大阪市北区芝田1−10−3 野本梅田ビル1〜4F
電話番号 06−6377−6777
※営業時間は曜日、レッスン内容によって様々となります。
詳細は教室サイトでご確認をお願いします。
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。
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この記事へのコメント(4)
かうる2017年3月12日 10:54
陶芸、やってみたいなぁって思ってたんです!昔々に中学校の遠足?で信楽焼に挑戦して以来なので、うまくできるか自信はありませんが/(^o^)\完成が待ち遠しいですね♪出来上がったら、ぜひ作品、見せてください!
カスタード2017年3月11日 09:18
クッキーさん、コメントありがとうございます。「cafeゆう」は、梅田でも意外に目立たない場所にありますが、外観からして癒しの空間という感じがしますよね(*´-`)
作品をお褒めいただき嬉しいです。また来月、完成品をブログにちらっと(笑)と載せられたらいいなと思っております(^-^)
お漬物の鉢にどうかなと思いながら作りましたが、完成品を見て何を盛り付けるか考えるのも楽しみです( ´∀`)
クッキー2017年3月11日 00:47
カスタードさん、こんばんは(^^)実はここのカフェは私も以前から注目していました。外観の植物が何とも素敵で。手作りの器シンプルでセンスいいです(^-^)vカスタードさんならどんなお料理で彩られるのでしょうか。手作りの器に手料理なんて超~憧れです(*^^*)
カスタード2017年3月12日 11:51
かうるさん、コメントありがとうございます。お手頃な講習料で、とても丁寧に教えていただき、そして本当に楽しかったです!(*'▽'*)是非!お薦めします!( ´∀`)
完成品も来月の記事にさせていただきますね(^o^)