【水無瀬】涼を誘う約700個の風鈴「水無瀬神宮」"招福の風"始まっています
どもこんにちは〜京都西部ラブのデブ子デラックスです★今回は、境内に風鈴が飾られはじめた「水無瀬神宮」を紹介します。
(風鈴・風車ライトアップについては★こちら★)
水無瀬駅から徒歩10分ほどのところにある水無瀬神宮は、1240年、後鳥羽天皇の離宮であった水無瀬殿の跡に建立。石川五右衛門の手形や、環境庁認定の名水百選に選ばれた「離宮の水」が湧き出ていることで有名です。名水を汲むために遠方から訪れる人も絶えないほどですが、6/24現在、取水を停止しています。給水設備に不具合が生じているためで、6月中の復旧を目指しているとのこと。再開次第島本町ホームページで告知されますので、復旧までしばらくお待ちください。
水無瀬神社についての詳しくは、沿線お出かけ情報や、2018年みあき駅長の記事をご覧ください!
風鈴の話に戻ります。水無瀬神宮では、境内に風鈴を飾る取り組みを、2017年からスタート。去年からはライトアップもはじまり、賑わいをみせています(今年のライトアップ開催は未定)。例年9月9日の重陽の節句まで飾られ、その後は残暑の具合を見て取り外すタイミングを決めるそうです。
たくさん吊り下げられているガラス製風鈴の数は、なんと約700個!風が吹くたび、ちりんちりん〜と一斉に鳴り出し、あたり一面涼やかな空気に包まれます。
柄の入っているものや無地のもの、東屋の下には造花があしらわれたものもあり、音だけでなくビジュアルでも楽しませてくれます。
この取り組みは"招福の風"と名付けられていて、昔は風鈴はお祓いで使われていたことや、災いを祓い健康と幸福を呼ぶ音色だと書かれています。また短冊に願いを書いて風鈴に吊るすことができるそうで、願い事が書かれた風鈴がいくつもありました。神社境内なので、ご利益がありそうですよね。
本殿に続く通路の横に、このように風鈴を見上げることができる場所もあります。とても絵になるので、同行した友達にモデルをお願いして撮影しました。短冊が手に届く距離で、じっくり眺めることができましたよ。
近年、住宅地やマンションで風鈴の音に対する苦情が多く寄せられ、飾らなくなった家庭が増えたといいます。水無瀬神宮は、住民からの「境内に風鈴をつるしてほしい」という要望に応え、設置を決めたのだそうです。
訪問は6月中頃だったので、境内には茅の輪も。6月末の「夏越の祓(なごしのはらえ)」まで設置されますので、合わせてお参りしてみてください。
時代の流れや住環境の変化で、あまり見かけなくなった風鈴も、ここではたくさん眺めることができます。今年も厳しい暑さになりそうなので、風鈴の音色で清涼感を味わってくださいね。
水無瀬神社
住所:大阪府三島郡島本町広瀬3丁目10-24
電話:075-961-0078
参拝自由・拝観無料
アクセス:水無瀬駅下車 徒歩約10分
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。