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じーねこの「街からひとつかみ」

京阪神オムニバス観光

沿線へお出掛け

いざ、花隈城跡へ

20180724-11.JPG7月19日兵庫県公館で休憩した後、最後に目指したのがこちら花隈城跡。1574年に荒木村重が西の毛利氏と大阪の石山本願寺の海上交通を遮断するために1年ほどで築いたと言われるお城でした。このようにして撮るとここが神戸だということがわからなくなるくらい立派な外観。しかしこの石垣は公園整備のために作られたもので城の石垣ではありません。中は駐車場になっています。

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入り口はこんな感じです。こんな親切な階段が付いている城はないですね。実はじーねこもここを登るのは初めてでした。以前からこの花隈城跡は気になっていたのですが、なかなかここは通らないんですね。理由は後ほどわかって頂けるかと思います。で、登城してみると・・・

20180724-8.JPG特に何かあるわけではありませんでした。あくまでも公園でしたね。この日は暑かったために人もいませんでした。天守閣を連想させるような石垣が組まれていますが、実は天守閣はもう少し北側にあったそうです。くどいようですが、あくまでも公園ですね。

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奥の方には「花隈城趾」という石碑がありますが、もともとは1928(昭和3)年に建てられたものだそうですが、1995年の阪神淡路大震災で倒壊。元の石碑を忠実に復旧させたものだそうです。その横には「東郷井」の石碑。東郷というのはあの日本海海戦でバルチック艦隊を破った海軍の東郷平八郎さんです。元々はもう少し北側にあったのですが、マンション建設のためにお立ち退き頂き、最近こちらへお引っ越ししたということです。

20180724-9.JPG天守閣もなく、当時の石垣もない城跡のどこが面白いのかというと、面白いのはこの地形なんです。ご存じの方もおられるかと思いますが、JR三ノ宮駅から元町駅まで線路沿いに歩くと東西方向なのに、えらい坂道が現れます。元町駅をピークにまた下ってこの花隈城跡までたどり着きます。昔からこの坂道何なん?と不思議に思っていました。何かを超える陸橋でもなし。

20180724-1.JPGJR元町駅と北側の道路の位置関係がこちらです。いくら神戸が坂の街とはいえ、この高低差はすごいですよね。坂ではなくもはや崖レベル。実は「花隈」という地名、ハナというのは「端」という意味らしいのです。そういえば最初を表す「ショッパナ」というのは漢字で「初っ端」ですね。で、そのハナクマという地名は山から突き出た台地の端という意味だという説があるんです。

20180724-3.JPGつまり、このあたり一帯は台地になっていて、途中まで緩やかな坂道がJR線あたりでぐわっと傾斜がきつくなっているんですね。花隈城はそんな台地の上に建てられた要塞だったわけですね。そういえば大阪城なども台地の上に建っているのであの近辺を歩くと以外に坂があるんですよね。

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このあたりを歩いた方はわかると思いますが、写真右の鯉川筋あたりからぐぐっと登り坂になって左手の日本キリスト教団神戸教会あたりからすす〜っと下り坂になっていきますね。で、宇治川を超えるとまた大倉山に登るわけです。ところが、JRより南側は平坦な道で元町本通あたりが旧西国街道となります。そしてその南側はすぐ海ですから、台地の上に城を築いて上から目線で行き交う人々を睨んでいたわけですね。ちなみに冒頭でじーねこがあまり花隈城跡あたりを通らないと書いた理由もそこでして、徒歩のじーねこもやはり平坦な旧西国街道を通ります。

20180724-5.JPG天守閣はこちらの福徳寺さんにあったと言われています。先程の地図では神戸教会の少し下になります。ここも高い位置にあるんです。

20180724-6.JPG

お寺の少し南側の地形です。前方にJRの線路が見えます。短い距離でかなりの高度があります。あと気になるのが、天守の周りには堀が巡らされていたということなのですが、花隈城跡周辺にはこのような地形も・・・

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交差点の左が南、正面が西になります。台地が分断されているように筋が通っています。ここが堀かどうかはわかりませんが、面白いですね。歴史はロマンです。実は花隈城の様子は岡山大学が所蔵する「摂津花熊之城図」という古文書に描かれているようです。機会があればじっくり眺めたいですね。P7190161.JPG絶好の地形の上に築かれたと思われた花隈城ですが、1578年に荒木村重が織田信長に反旗を翻した際に1580年にこの花隈城で合戦があった際にはわずか4ヶ月ほどで落城しました。その後、花隈城は廃城となり、その部材は一部は兵庫城へ、石垣の一部は大阪城へと転用されたそうです。

P7190153.JPG天守も石垣も残っていないのですが、そのダイナミックに変化する地形を踏みしめながら花隈城の姿を妄想するとワクワクします。そしてまだまだ謎の多い花隈城ですから、今後の研究成果を待つというのも楽しみのひとつ。街歩きは楽しいですね。そういえば、この花隈公園っていうのは、いつ、何の目的で作られたんでしょうか?まだまだ取材は続きそうです。

※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。

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