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西宮日本酒学校登校「新発見!日本酒の愉しみ方」~白鹿(宜春苑)~

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11月24日土曜日。前日の福知山マラソン完走で受けた筋肉痛に苦しみつつ辰馬本家酒造株式会社「白鹿」さんに到着。本日はこちらで西宮日本酒学校の講義。第二回目は「新発見!日本酒の愉しみ方」というテーマ。とても楽しみにして来ました。

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白鹿さんなら博物館かクラシックスかなと思いましたが、嬉しいことに宜春苑で行われるということでした。係の方の引率の元、工場内にある会場までやってきました。2月の酒蔵開きの際に見て、とても気になっていた建物だったので意気揚々と入場させて頂きました。

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先ほどのエントランスを抜けて中庭に入るとこのような大きな和館が現れました。「宜春苑」です。1917(大正6)年に本社社屋として建てられた建物です。大勢の人が入ることが前提となるのでまず天井が高かったです。2層目の窓は1階の採光用の窓です。2階があるかどうかはわかりませんでした。

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内部はこのような感じでした。外見の和の雰囲気とは異なり、内部は大正モダンな、じーねこが大好きな雰囲気です。高層ビルのような無機質なコンクリートやタイルで作り出されるアールデコ調の雰囲気もいいのですが、じーねこはこういう木の味わいのある有機的な建物が大好きです。ちなみに写真は講義終了後のものです。

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反対側から見てみました。見事な格天井。そしてレトロな時計が大正時代の雰囲気を伝えてくれます。右奥の空間は当時の社長室だったようです。間仕切りを撤去して一つの空間にしていますね。左端のドアは応接室ということで中にはソファー形式の椅子が用意されていていました。扉も木でがっちりとプライバシーを守るように出来ています。腰のあたりには菱形の飾りが付けられていたような痕跡が残っていました。やはり日本人は格式を上げる部分には菱形を用いるのが好きなのでしょうか。

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それに対して中央のドアはこのような感じです。こちらのドアは先ほどの写真とは逆の位置になりますが、応接室と通用口は同じように配置されていて左右対称になっていましたので先の写真のドアと同じものです。スリガラスになっていて応接室よりは明るく開放感を感じられて、広間との連続性を維持しています。欄間部分にもガラスが嵌め込まれていますね。ちなみに横のカウンターは当初はもっと長くて広間を縦断し、ちょうど銀行のような形になっていたそうです。改装に伴いそのカウンターを切断して現在の位置に持ってきたそうです。木の材質も気になるとことですが、今回は建物探訪ではないのでこのあたりで話題を日本酒の講義の方へ。

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講義の内容は多岐にわたる内容でした。最初に会場になっている「宜春苑」の説明。そこから白鹿さんの会社の歴史や概要を。さらには写真でみられるような酒類業界全体における清酒の現状、そしてその中での白鹿さんのポジションなど、本格的な授業が展開されました。とても興味深い内容でした。このあたりは自分で調べると時間がかかるのでレクチャー頂いて本当によかったです。灘五郷にいるとイベントが盛り上がっているので「日本酒来てるんじゃね?」と思ってしまいますが、全体で見るとまだまだ安泰ではないようですね。

という感じで講義を受けていると、急にスクリーンに「試飲タイム」という表示が出て・・・

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突然、テーブルに3種類の器に入った日本酒が並べられて、「味の違いを確かめてください」と言われました。この落差に笑ってしまいました(笑)。さてさて、実際に味わってみるとグラスと竹は同じ酒に感じられましたが、金属の器だけは濃厚な生原酒のような舌触りに感じられました。では、正解は・・・、何とすべて同じ上撰本醸造の白鹿黒松。バ、バカな!という感想でした。解説を聞くと金属は温度変化の違いではないかということ、竹は風味が変わるのではないかということでした。さらに器の形で香りの伝わり方が変わりひいては味わいも変わるそうです。これは面白い豆知識を得られました。次の酒蔵開きでこの3種類を用意して友人たちにどや顔でレクチャーしようと思います(笑)。

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講義再開。白鹿さんは清酒では全国11位だそうで。1位は以前書いた通り御影郷の白鶴さんでした。ただ、特定名称酒、つまり「黒松白鹿」というような銘柄で比べると8位になるそうです。つまり正攻法でいい日本酒を作っておられるということですね。あと京都伏見の月桂冠や宝酒造さんが大きなシェアを占めていたのも気になりました。一度視察する必要がありそうです。さらに日本酒のつくり方も簡単にレクチャー。すると・・・

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スクリーンに再びの試飲タ~イム!今度は生原酒を頂きました。じーねこの好物ですね。こちらは濃厚な味わいで、おつまみがいりません。火入れ、加水をしていない、まさにここだけしか味わえない一献。蔵開きに行くと必ず頂くようにしているのですが、じーねこ的には白鹿さんの原酒はフルーティーに感じました。華やかな感じです。

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ちなみにおつまみもすでに頂いていました。左奥から「ちりめん山椒」「いわしの干物」「チーズ」、「大阪駿河屋の羊羹」に「やまうに豆腐」。最後のやまうに豆腐は面白い味でした。まるでウニのような食感でしたが、実は豆腐の味噌漬け。熊本県の人吉の名産だそうです。いずれも白鹿クラシックスで販売されているそうです。

三度、講義に戻り、最後は白鹿さんの理念。「酒で食と会話を楽しめるように」ということでした。全く共感できますね。じーねこが日本酒に惚れたのもいろいろありますが、酒蔵開きで見られた日本酒と通しての人との触れ合いが大きな要素でした。じーねこもできればその点を様々な方々に知って頂きたいと思います。あと面白いキーフレーズに「ゆりかごから酒屋まで」というものがありました。白鹿さんでは酒造りだけでなく、あの有名な甲陽学院を設立したのは有名。さらには保育園まで設立しているのでそのようなフレーズがあるそうです。と、感心していると・・・

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試飲タ~イムその3!しかし今度は「赤い白鹿」と何やらガンダムに出てきそうなフレーズがスクリーンに表示されています。

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デルモンテさんとタッグを組んで「リコピンリッチ」というトマトジュースと黒松白鹿を2:1で配合。隠し味にオレンジジュースを0.5加えて完成させる、いわゆるカクテルですね。味わってみるとトマトジュースにほのかな日本酒の風味が加わるというもので面白い一杯でした。コンセプトは日本酒が初めてのユーザー向けということでした。白鹿さんではただ、日本酒を醸すだけでなく、どのように飲むのかということも積極的に提案しています。そのあたりはホームページでも挙げられていますので興味のある方はぜひご覧になってみてください。おつまみにチーズがあったのが納得できました。これが出るまで残しておいてよかったです。

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という感じで白鹿さんでの講義が終わりました。大変充実したものでした。今回は日本酒がどうだという話というより、白鹿さんはこう考えるというものでしたが、いやいやそういうお話は白鹿さんでした絶対に聞けないので、とてもよかったです。白鹿さんが日本酒を通じて提案する内容はぜひ皆さんにも知って頂きたいと思います。ぜひ、こちらのホームページを参照してみてください。

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帰りに、白鹿クラシックスに寄ってみると、ありました「赤い白鹿」セット。それと今まで気が付かなかったのですが、様々な酒器が販売されていました。ただ何でも売ってやれ~というのではなく、白鹿さんのコンセプトの下で販売されていたのですね。目から鱗の2時間でした。次回の日本盛さんも楽しみです。

※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。

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この記事へのコメント(4)

じーねこ2018年12月 1日 00:49

マリアージュさん、コメントありがとうございます。この講義を聞くまでは器の違いは軽く見ていましたが、器の素材による温度変化の違いと形状による香りの流れ方の違いが影響すると説明されて目から鱗が落ちました。ワイングラスの形状を持つ器は実は日本酒にもマッチしそうですね。うちの器が増えそうです。

マリアージュ2018年11月29日 12:20

器による風味の違い、有るようですね。
我が家では、ワイングラスで大吟醸や原酒を楽しんでいます。香りが、より豊かに感じられる気がします。

じーねこ2018年11月27日 21:15

ありこさん、コメントありがとうございます。味覚がそんなに優れているわけではないのですが、金属器だけは違うように感じました。その理由も温度と聞いて納得しました。これまでは気のせいだろうと軽く見ていましたが、本当に目から鱗が落ちました。赤い白鹿はいいですよ。日本酒が苦手な人におすすめです。日本酒が好きな人はもとの日本酒の配合を変えたり、原酒に置き換えてみたりすると、日本酒の風味を活かしたブレンドができそうですね。

ありこ2018年11月27日 12:42

日本酒のグラステイスティング!
ワインでは経験ありますが、日本酒は考えつきませんでした。早速、試してみます。
それと!トマトジュース!
今、個人的にハマっていて、「どのブランドがおいしいかな?」と比べてみたり、焼酎や日本酒と混ぜて実験しているので、とっても参考になりました。
ありがとうございます。

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