現在の運行状況

読み込み中...
2018年度バーチャル駅長※記事の更新は終了しています。

じーねこの「街からひとつかみ」

京阪神オムニバス観光

沿線へお出掛け

萌黄の館フォトギャラリーやってます~写真で見る小林家の時代~

20181209-1.JPG

12月8日土曜日、萌黄の館にやって来ました。実は庭にとてもきれいな紅葉があり、先週見事に色づき見頃を迎えたのですが、不覚にも愛用のデジカメを忘れてしまい、再チャレンジ!とやって来たのですが・・・

20181209-11.JPG

葉っぱはチリチリになってしまい見頃は過ぎてしまっていました。。不覚でした。代わりに夏みかんを入れてみました。こちらはびっくりするくらいたくさんぶら下がっています。大きさもかなり大きくなり、枝がしなってしまい、地面に着く勢いになっています。対策が必要ですね。

20181209-2.JPG

きれいな紅葉と萌黄の館は逃してしまいましたが、もうひとつの目的がありました。それがこちらの写真「萌黄フォトギャラリー・写真で見る小林家の時代」という展示です。萌黄の館というのは1903(明治33)年にアメリカ総領事のハンター・シャープさんの邸宅として建築された洋館ですが、そのシャープさんがこの館に住んでいたのはほんの4~5年だけなんです。その後は6回持ち主が転々と変わり、最後に取得したのが、このタイトルに出ている小林さんなんです。しかもこの小林さん1944(昭和19)年に取得して1977(昭和52)年まで実際にこの館に住んでいたので、歴代所有者の中で最も長く住んでおられたということになります。

20181209-3.JPG

応接間です。机の上に展示されていますね。小林さんが住んでおられたときは壁面は白で屋根瓦は青いものが使われていて、昭和53年に公開異人館として一般公開されたときは「白い異人館」と呼ばれていました。また間取りも異なり、一階のベランダには壁が取り付けられ室内に取り込まれていました。その辺りの変化なども今回の写真で比べられますよ。

20181209-5.JPG

2階にもこのように展示されています。2階などはベランダへの出入り口が現在とは異なる場所にありました。その辺りも今回の写真で比べることが出来ます。

20181209-6.JPG

浴室前にもありますよ。以前の館の姿の違いを比べるのも興味深いのですが、実際に住んでおられた方々の写真を目の当たりにすると、異人館は「住宅」なのだということを改めて認識させられます。しかも今回の写真はすべてカラーなんです。萌黄の館は本当につい最近まで現役の「住宅」だったことを実感します。そしてこの「住宅」という点が大きなポイントでして、神戸異人館にあまり写真や設計図が残っていないのはまさにこれが理由なんです。だから神戸異人館の研究は難しいんです。資料が圧倒的に足りない。じーねこも長いこと旧ハンター住宅のガイドをやっていますが、隣にあった和館のはっきりとした写真は見たことないですから。

20191209-4.JPG

萌黄の館に戻りましょう。こちらは食堂です。クリスマスツリーのセットとともに写真が展示されていますね。今回紹介した部屋以外にも別の写真が展示されています。ぜひ生でご覧いただけたらと思います。さて、もう一つじーねこから萌黄の館の魅力を紹介してみようと思います。この写真の天井壁際をご覧ください。とてもきれいな壁紙が貼られています。食堂と応接室だけに貼られているんですよ。

20181209-8.JPG

アップで撮ってみました。やはりアールヌーヴォーでしょうか。下の葉のデザインは旧ハンター住宅のステンドグラスとよく似たデザインです。色調がいいですよね。グリーンの壁もいいのですが、これがあるとぐっと華やかになりますね。

20181209-7.JPG

こちらが応接室。こちらはダイナミックですね。何か波のようにも見えます。当初からあったもののようなのですが、いつ、どのようにして付いたのかはわかりません。風見鶏の館の客用寝室にも同様のデザインの壁紙が貼られていたので近い年代ではないかと思うのですが、もう少し調査して行こうと思います。

20181209-15.JPG

ちなみに壁紙下のドアの飾り「松皮菱」ですが、有馬温泉を通ったときにたまたま見かけた和風の館の欄干部分にそっくりな紋章がありました。こちらも見事な「松皮菱」でした。当時の日本では一般的に採用されていたデザインなのでしょうか。それにしても萌黄の館では室内、しかもお客様をお通しするための「公的空間」にこの紋章を採用したのはなぜだったのでしょうか。ちょっとした研究テーマになりそうですね。みなさんも萌黄の館にお越しの際には、ぜひ館内のデザインに目を向けてみてください。

20181209-9.JPG

one more thing....。このベランダは格子模様と色そのものがデザインになっています。説明不要のきれいな空間です。

ちなみに12/15(土)には風見鶏の館で探検ツアーが行われますよ。今年最後のツアーですので、行きそびれていた方はぜひご参加ください。

   【萌黄の館】

      所在地:神戸市中央区北野町3-10-11

     開館時間:9時~18時

      休館日:2月第3水曜、第3木曜

      入館料:大人350円(高校生以下、65歳以上の神戸市民、障害者等は無料) 

          ※風見鶏の館・萌黄の館の2館共通券は650円

   【風見鶏の館・探検ツアー】

         日 時:平成30年12月15日(土)

             ①10:30〜 ②13:30〜 ③15:30〜

              ※各回60分程度 

         場 所:風見鶏の館(078-242-3223)

         案 内:風見鶏の館 館長 

         定 員:各回先着20名(当日開始30分前より受付)

         参加費:無料(別途入館料500円必要)

             ※高校生以下、65歳以上の神戸市民、障害者手帳をお持ちの方は入館無料 

               詳しくは風見鶏の館HPまで

※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。

関連記事

この記事へのコメント(2)

じーねこ2018年12月12日 05:24

乙訓さま、ありがとうございます。実は旧ハンター住宅に関しては神戸観光ボランティアが窓口ではないのですが、とりあえずFAXを送って頂きましたら、確認の後、私の方から連絡をさせて頂きます。

乙訓2018年12月11日 11:30

はじめまして。乙訓と申します。
京都の建築関係者10名程度で来年4月に旧ハンター住宅の見学を計画中です。じーねこ様のブログを拝見してぜひ見学時のガイドをお願いできれば、と思い投稿させていただきました。
明日12/12水の午後に異人館の「神戸観光ボランティア」様宛に「旧ハンター住宅のガイド依頼」申込書をFAXさせていただきますので、ご確認いただけないでしょうか。
突然不躾なお願いで申し訳ございません。
大変お忙しいことと存じてはおりますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

阪急阪神公式ブログ一覧

阪急ハイキングスタッフ・まっちゃんが行く 阪急沿線ハイキング 日記
ゆめまちこちゃんのひだまりカフェ(阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト通信)

路線図から入力

路線図 京都河原町 烏丸 大宮 西院 西京極 桂 洛西口 東向日 西向日 長岡天神 西山天王山 大山崎 水無瀬 上牧 高槻市 富田 総持寺 茨木市 南茨木 摂津市 正雀 相川 上新庄 淡路 崇禅寺 南方 十三 中津 大阪梅田 上桂 松尾大社 嵐山 下新庄 吹田 豊津 関大前 千里山 南千里 山田 北千里 柴島 神崎川 園田 塚口 武庫之荘 西宮北口 今津 阪神国道 夙川 芦屋川 岡本 御影 六甲 王子公園 春日野道 神戸三宮 花隈 高速神戸 新開地 稲野 新伊丹 伊丹 門戸厄神 苦楽園口 甲陽園 甲東園 仁川 小林 逆瀬川 宝塚南口 三国 天神橋筋六丁目 庄内 服部天神 曽根 岡町 豊中 蛍池 石橋阪大前 池田 川西能勢口 雲雀丘花屋敷 山本 中山観音 売布神社 清荒神 宝塚 桜井 牧落 箕面 神戸線 大阪梅田~十三 宝塚線 京都線 阪急沿線以外・その他

駅名検索 入力確認

入力された文字列に該当する駅はありません。