現在の運行状況

読み込み中...
2018年度バーチャル駅長※記事の更新は終了しています。

じーねこの「街からひとつかみ」

京阪神オムニバス観光

沿線へお出掛け

松尾大社の石灯篭と陽光桜

20190308-1.JPG

201938日金曜日正午。久しぶりに松尾大社に参詣してきました。天気が良かったので真っ赤な鳥居と松尾山の緑が見事なコントラスで気持ちがよかったです。

20190308-25.JPG

鳥居をくぐってソメイヨシノが並ぶ参道を歩くとこの楼門に辿り着きます。松尾さんを歩くとふと思うのですが、玉垣石が少ないんですね。柵の柱の部分です。

20190308-3.JPG

よく見ると朱塗りの木で出来た柵が外部と内部を仕切っていました。ただ内部には見当たらないんです。その代りにゴロゴロあるのがこの石灯篭です。じーねこは神社に行くと必ずこの石灯篭に目を向けます。そこに刻まれた文字や寄進者を見るとその神社さんの特徴が浮かんできたりして面白いです。松尾さんは酒造りの神様。もちろん酒造メーカーにまつわる灯篭が並びます。最初に来るのはもちろん京都の酒屋さんですね。

20190308-13.JPG

すぐそばの灯篭には「堺」の文字。堺も戦前までは酒造家が軒を連ねていたと資料などには書かれています。西宮郷の「寶娘」さんが戦前は堺で酒造りを営んでいたそうです。現在ではほとんど失われているようなのですが、ここに来ると確かに堺にも酒造家たちがいたのだと実感できます。

20190308-6.JPG

楼門の前にはこれでもかと言わんばかりに石灯篭が並んでいます。しかもでかい。もちろん反対側にも同じ大きさのものが同じ数だけあります。いずれも酒造関係の寄進によるものです。さて、写真の中央の石灯篭をよく見て頂くと、少し浮き上がっているのがおわかりでしょうか?こちら側の灯篭はその部分が損傷していたので、反対側の灯篭を拡大して見ると・・・

20190308-7.jpg

小さい力士たちが頑張って支えてくれていました()。しかも4つともポーズが異なります。それでは順番にご覧ください。

20190308-8.jpg

うりゃ!こちらは両手でしっかりと支えていますね。

20190308-9.jpg

ぐぬぬっ!こちらは両手を太腿で支えて我慢の様子。

20190308-10.jpg

エイサー!こちらは片手と片膝を立てているように見えますね。石工さんの遊び心がたまりません。それとこのバランス。年代を確認するのを忘れてしまったのですが、ここにあった灯篭は明治か江戸のものがほとんどなので、少なくとも100年以上は持ちこたえていることになりますから、すごいですね。お疲れ様です!

20190308-4.JPG

ちなみに楼門へ上るための階段も京都の酒造組合によるものでした。こんなところまで・・・。

20190308-12.JPG

楼門をくぐって手水鉢を見てもご覧のように京造酒の文字が。神社の土台となる部分に京都の酒造家たちの寄進物が多く見受けられますね。

20190308-11.JPG

そこから拝殿の方向を見てみるとやはり酒造家寄進による石灯篭。大阪が昔の「大坂」となっているところがいいですね。歴史上の知識が現実とリンクする瞬間です。その下には「天満」という文字が見えますが、大阪の天満で酒を醸していたのは知りませんでした。大阪城のお膝元ですね。これは一度調べてみようと思います。

20190308-14.JPG

本殿で拝礼。そしてふと左手に目を向けると「宜春苑」という文字が。こ、これは!と下を見てみると・・・

20190308-15.JPG

辰馬さんの文字が。いつも楽しませてもらっている西宮の白鹿さんです。昭和48年とありますから先代の社長さんでしょうか。しかし新しいとはいえ、46年経っているのに石はピッカピカです。最初に見た石灯篭の色になるには本当に長い時間が必要なのですね。

20190308-16.JPG

反対側には白雪さんがありました。さすが西宮、伊丹を代表するビッグネーム。

20190308-17.JPG

こちらは有名な菰樽の列。新酒のシーズンを迎え、杉玉も新しいものになっていました。これが秋になって枯れて味のある色になると、酒も熟成しておいしくなります。今から楽しみですね。さて、実は注目ポイントはこの奥なんです。

20190308-18.JPG

奥にひっそりと1対の大きな石灯篭が置かれています。「摂津国」というのは今の高槻あたりから神戸の兵庫区あたりまでのエリア。そして「菟原郡」というのが今の神戸市東灘、灘区あたりを指します。つまり現在の灘五郷の魚崎、御影、西郷のエリアですね。裏を見ると・・・

20190308-20.JPG

少し見にくいですが、一番右は「御影」とあってその横に「嘉納治兵衛」とあります。つまり「白鶴」のトップの方です。やはりありましたね。その横には「住吉」「魚崎」「青木」とまるで阪神電車の駅名を並べたかのような文字が見られます。

20190308-19.JPG

反対側の灯篭にも「大石」「新在家」とこれまた阪神沿線のオンパレード。「石屋」というのは「石屋川」ですね。そして注目は中央の「東明」という文字。石屋川駅付近にある地名ですがその横にある「泉仙介」の文字。これは御影にある泉酒造が代々襲名したお名前。昔は泉正宗という銘柄で酒造りをしていましたが、震災後は一時酒造りを断念。その後、復活しましたが、社長が女性だったため、「泉仙介」の名前はお酒の銘柄に受け継がれたそうです。震災前までは白鶴と並ぶくらいの酒造家だったということが想像できます。

20190308-21.JPG

と、まあこんな感じで灯篭だけで楽しんでしまうじーねこなのですが、これだけで終わってしまっては地味なブログになるので、もうひとつ見どころを。じーねこがこのブログを始めた頃にも紹介しましたが、神社の駐車場の奥の方に5本の桜があります。品種を「陽光」といいます。ソメイヨシノよりも新しく、伯方の塩の社長さんが開発して1981年に登録された本当に最近生まれた品種なんです。まだ38日時点ではこんな感じですが、満開の時期なると・・・

20190308-22.JPG

昨年の写真ですが、こんな感じになります。ソメイヨシノよりもピンクがかってとてもきれいな花びらです。この横の道を通る人はみんな、「これ、桜?桃?」と首をかしげながらも、必ず目を向けます。それくらいきれいな桜です。

20190308-23.JPG

日差しが当たるとご覧のような美しさ。「陽光」と名付けた理由がわかります。この桜はソメイヨシノよりも1~2週間ほど早く咲きますから、見てみたいと思われる方はご注意を。

20190308-26.jpg

あと、47日にはこのような気になるイベントが予定されていました。めちゃくちゃ行きたいのですが、じーねこは芦屋のハーフマラソンに出走予定なので残念ながら不参加です。日本酒好きな猛者のみなさんはぜひ参加してみて下さい。ぜひこの春も西京都へお越しください。

※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。

関連記事

阪急阪神公式ブログ一覧

阪急ハイキングスタッフ・まっちゃんが行く 阪急沿線ハイキング 日記
ゆめまちこちゃんのひだまりカフェ(阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト通信)

路線図から入力

路線図 京都河原町 烏丸 大宮 西院 西京極 桂 洛西口 東向日 西向日 長岡天神 西山天王山 大山崎 水無瀬 上牧 高槻市 富田 総持寺 茨木市 南茨木 摂津市 正雀 相川 上新庄 淡路 崇禅寺 南方 十三 中津 大阪梅田 上桂 松尾大社 嵐山 下新庄 吹田 豊津 関大前 千里山 南千里 山田 北千里 柴島 神崎川 園田 塚口 武庫之荘 西宮北口 今津 阪神国道 夙川 芦屋川 岡本 御影 六甲 王子公園 春日野道 神戸三宮 花隈 高速神戸 新開地 稲野 新伊丹 伊丹 門戸厄神 苦楽園口 甲陽園 甲東園 仁川 小林 逆瀬川 宝塚南口 三国 天神橋筋六丁目 庄内 服部天神 曽根 岡町 豊中 蛍池 石橋阪大前 池田 川西能勢口 雲雀丘花屋敷 山本 中山観音 売布神社 清荒神 宝塚 桜井 牧落 箕面 神戸線 大阪梅田~十三 宝塚線 京都線 阪急沿線以外・その他

駅名検索 入力確認

入力された文字列に該当する駅はありません。