沢の鶴さんの蔵開きに行って来ました
2019年3月16日土曜日午前11時過ぎ。神戸市灘区の西郷、沢の鶴さんの蔵開きにやってきました。雨が降ったり止んだりと不安定な天気でしたが、何とか降らず、無事に開催されました。開場前だというのにご覧のような長蛇の列。昨年よりも多いような気がしました。今回は雨を警戒してか、沢の鶴さんは倉庫の中に列を誘導してくれました。係の方は「ここはあんまり見んといて~」と冗談交じりでアナウンスしていました。
30分程並んでようやく入場。プログラムと一緒にウェルカムドリンク引換券とそれに隠れているスピードくじを頂きます。
ウェルカムドリンクは本醸造かと思われますが、飲みやすく食中酒にしたくなるような味でした。最初の1杯にはぴったりのお酒でした。
そこからまっすぐに福袋コーナーへ。350セットありましたが、じーねこが並んだ頃には「あと80ほどです~」という悲報がアナウンスされていました。もう駄目かと思いましたが我慢強く待っていたら残り30セットほどのところでギリギリゲット出来ました。このとき気が付いたのですが、並んでいる人が全員買うわけではなく、中にはご夫婦で並んでいるケースがあるわけなんですね。いや、あきらめなくてよかったです。
そして気になる中身は本醸造酒と純米酒、そしてちょっと高級な「実楽※」の3本に吟醸酒でつけた梅干しとお酒づくしの嬉しいセットでした。
スピードくじは見事に外れました。1~3等はかなり豪華な景品です。一度当ててみたいですね。
「限定」という言葉に弱いじーねこは、そのあとこちらの蔵開き限定特別純米酒とお猪口付きのSYUSYUをゲットしました。
次は食べ物をゲットしに行きます。売り切れないうちに粕汁です。ここもすごい人気で30分以上並びました。それにしてもこのリーズナブルな値段ときたら(笑)。
福袋と特別純米酒という重たい荷物を抱えながら、半ば筋トレのような時間に耐えてようやく順番が回って来ました。やはり粕汁は画になりますね。おいしそうです。
こちらがじーねこおすすめの沢の鶴蔵開きのゴールデントリオです。粕汁、どて煮、豚キムチです。これで300円ですからね。幸せです。
これをアテに大関さんの蔵開きで知り合ったご夫婦と再会を祝して乾杯。初対面でしたが、そのお友達の方とも乾杯。そしてたまたまテーブルが一緒になった方々と一期一会の出会いに乾杯。さらにひょっこり現れた、今年から沢の鶴さんで働くという新入社員の女の子と乾ぱ・・・、いやいや、こちらは18歳だったので粕汁で乾杯(笑)。来年は沢の鶴の法被を着てウェルカムドリンクを配ってくれているかもしれませんね。来年が楽しみです。ともあれ至福の時間が過ぎていきました。
そしてその至福の時間をさらに盛り上げてくれるワタナベフラワーのみなさん。最高のライブを披露してくれました。
そうこうしている間に、まだ飲んでいなかった高級酒「鶴の舞」がそろそろ売り切れそうになったので、慌てて並びました。しかし係の方が「すみません、もうないかもしれません」とひたすらあやまっていました。そして最後の1本が空になって「すみません、売り切れました」とアナウンス。ぞろぞろと帰っていく中、見ていると別の2本の残りを集めるとコップの4分の3ほどでしたが搾り出てきました。すかさず「それでオッケー!それ下さい!」とお願いしてゲットさせて頂きました。最後まであきらめてはいけませんね。
執念の1杯を記念撮影。ごらんください。色がぜんぜん違うんですよ。味も飲み口はさっぱりしているのに飲みごたえがあるという面白い味でした。本当にいろいろなバリエーションがあって面白いです。
じーねこが購入したお酒の他に、おもしろかったのはこの「大阪はちみつ梅酒」と純米酒「X02」。沢の鶴さんが農業でお馴染みのヤンマーとタッグを組んで開発したお酒です。ユニークなタッグです。梅酒の方は飲んでみたかったのですが、何しろ福袋に特別純米酒を抱えていたので重量オーバーで購入を断念しました。
その横には少し見えづらいですが、『BE KOBE ミライPROJECT』の一環で開発された新商品「kobe 1717」が並んでいました。
みなで楽しく飲んでいたら、いつの間にか鏡開きが終わっていました。振る舞い酒にはありつけませんでしたが、樽酒が1杯100円という破格な値段で売り出されたので購入。仲間の元へ戻ると、そこへ西宮日本酒学校の同級生とそのご家族と遭遇。沢の鶴さんの蔵開きは初めてということだったので、最初に購入したSYUSYUを開けて配って、改めて乾杯。本当に楽しい時間でした。
14時30分頃になると急に雨が降り出したので、お客さんが次々に撤収。じーねこたちもそれでは、ということでお開きにしました。結局飲んで話してばかりだったので、瑞宝蔵へ行ってみましたが、蔵見学はすでに終了。入り口の展示だけ拝見してきました。
沢の鶴さんの蔵開きも、大関さんと似ていて日本酒ファン同士を結び付けてくれるような雰囲気を作ってくれるイベントです。本当に気さくにお話しながら楽しく時間を過ごせる場所になっています。初めて蔵開きに行ってみようかな、ということであれば、この沢の鶴さんの蔵開きはおすすめですよ。来年、ぜひ訪れてみてください。
さて、灘五郷蔵開きはいよいよオオトリの白鶴さんです。
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