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2016年度バーチャル駅長※記事の更新は終了しています。

はっつーの「バーチャルde沿線観光案内所」

メジャー古刹の影だけど、教科書には載ってるよ!そんな地元の歴史ご紹介

沿線へお出掛け

訣別の駅 楠正成、湊川の合戦へ  ~桜井駅跡~

おはようございます!!迷走台風10号が引き返してくるようですね・・・。パワーアップして帰って来たで!てな感じで来週にかけて警戒が必要との事。みなさん十分に気をつけましょうね。

 

今回も水無瀬周辺でございます。 

 

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鎌倉幕府終焉の立役者、楠正成が再び戦場へ。生死の境で父が下した決断は、正行、お前は母と生きるのだ!「桜井の別れ」の舞台を目撃せよ!「桜井駅跡」でございます!!!

 

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いやー、暑い日でございました!駅跡の公園にはハトポッポが歩くばかりで人の影はありませんでしたd(´・ω・`)b

 

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この「桜井駅跡」、今はJR 島本町駅のすぐそばにあるのですが、電車の「駅」ではありません。ここで言う「駅」とは、律令政治にて制定された所謂「公用の休憩場所や宿」。一番有名なのは大宝律令(701年制定)ですね~。行政区分を五畿七道に分けて政治や税の徴収を行うのですが、700年代に全国から奈良やら大阪にすぐに物資や情報を集めるのはかなり無理ゲー。緊急の通信や公用の旅行などで不便がないようにと都から全国に向けて直線的な道路網を敷き、「駅」に替えの馬を飼うなどして国司たちの移動を支える役目を担ったんですね。

 

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そして時代は下り江戸期には西国街道の京都への玄関口として桜井駅は発展していきました。私が高校生の頃には島本駅がなかったのもあって、ここ、だいぶん森の中にあった思い出。20数年来ない間にこんな立派な公園になっていたんですね~。

 

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さてさて。くだんの「桜井の別れ」。鎌倉幕府を倒した事で有名な二人の人物。そう!後醍醐天皇足利尊氏さん。この二人の活躍によって1333年、様々な大事件を乗り越えた鎌倉幕府が滅亡します。共通の敵がいる時は強力なタッグを組んでいた二人。倒した後、二人がたどるは「分裂」への道。これはもうね~、人間の歴史の中でこの事象はホンマに万国共通、時代背景関係なし!!!!そして現在も大なり小なり起こっているんですよ、これがまた(笑)

 

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鎌倉幕府を倒した後、後醍醐天皇による朝廷政治が始まったかと思った2年後、足利尊氏さんと後醍醐天皇思いっきり対立。二人の対立は歴史のうねりの中で再び武力抗争へ発展しました。同じく討幕の立役者であった楠正成はこの対立で後醍醐天皇側へ。そして迎えた1336年、南北朝時代の幕開け「湊川の決戦」で正成と尊氏は、武力による直接対決の道を選びました。

 

合戦前に正成は息子に「お前は故郷河内へ帰れ。そして国の為、母の為に生きよ。」と命じて親子別離の選択。その舞台がここ桜井駅跡だったんですね。そして始まった湊川の戦いにて父は敗れ弟と共に自害。その後息子は楠氏の棟梁となり、南朝を守るべく戦った四条畷の合戦にて敗戦。息子もまた父同様に尊氏側に敗れましたが、父の遺志を継いで後醍醐天皇を守り戦ったそうですよ。

 

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明治期に入り、この「桜井の別れ」をテーマにした唱歌が誕生しました。今では6番までが有名だそう。しかし実はなんとこの唱歌、15番まである超大作。湊川の決戦での楠公のすべてが歌われています。吟遊詩人みたい・・・。15番すべてを網羅した歌詞はネットでも見られますが、ここ、「町立歴史文化資料館」でもコピーを販売していました。

 

 

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中には島本町の歴史を物語る貴重な文化財でいっぱい!かしこまった資料館と違い、まああまざっくり置かれていたりするので、思っている以上に間近で見る事が出来ますよ(・ω・)ノ

 

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資料館を案内してくれるのは「かん太くん」。あ~ゆるキャラかあ~ここにもおったか~と思ったらなんと!「かん太くん」、息子いるって!おいおい、お父さんかよ!お父さんやのに、呼び名「かん太くん」て!「かん太殿」とか「かん太課長」とかの方が座りが良いのでは??はっつーさん、だいぶ衝撃。まあでも楠公にちなんだ設定なんかな。息子は博物館のどこかに隠れています。ぜひぐるりと回って息子さん探してみてくださいね!!!

 

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別れから生まれるドラマ、京都と大阪の境目の町に1300年以上も続く涙の舞台がありました。古来より多くの人が行き交った島本町桜井は、まさに歴史が織りなす「別れ」の現場。事件は現場で起こってるんだ!なんてね(←古い・・・)こちらは前回ご案内しました水無瀬神宮から徒歩10分~15分位。離宮の水を飲みに来られたついでにぜひお立ち寄りくださいね!ではまた!

 

 

 

☆データ☆

島本町立歴史文化資料館

  • 住所:大阪府三島郡島本町桜井1丁目3-1
  • TEL:075-961-3411
  • 開館時間:9:00~17:00
  • 休館日:月曜(但し、休日の場合は翌日火曜) 
  •     年末年始・特別展や企画展の準備期間
  • HP:島本町ホームページより

 

※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。

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