漢字ミュージアムで遊んで名物サンドイッチにはまる
漢字ミュージアムなるものを初めて知った時は、外国人観光客用のところだと思っていました。
漢字がバーンと入ったTシャツでも売ってるところなのかなあと。
京都祇園、八坂神社のほど近くに「漢字ミュージアム」はあります。
どういった施設なのかと簡単に言いますと、
日本最古の漢字のルーツといわれる「甲骨文字」から始まって、古代文字の成り立ちや漢字がどんなふうに日本という国で使われていって、そして進歩していったかということが、遊びながら覚えられるようになっています。
入館料を払うと、体験シートなるものをもらいます。
これでいろいろと遊べます。
ちょっと嬉しかったのが、歴史の授業で必ず出てくる「金印」のレプリカを押せること。
あの有名な「漢委奴國王」のあれですね。どうってことないんだけど「おー、アレだアレ」と一人で盛り上がってました。
面白かったのが、自分の名前を万葉仮名で知ることができるスタンプ。
人によっては、まったく違う人の名前みたいになるのかもしれませんが、私は一文字しか違わなかった。どうやら万葉の人にも読める名前だったみたいです。
漢字ミュージアム名物漢字タワーです。
五万字の漢字がびっしりと。知ってる字の方が少ないかも。
二階に上がるともっと遊べます。
お馴染みお魚漢字。漢字以前に「これどんな魚だったっけ?」っていうの多し。
写真の後ろに見えるのが、漢字回転寿司。この日は平日だったし子供いなかったんですけど、大人がけっこう盛り上がってました。
日本で生まれた漢字のパネルも面白かったです。
「へえー」って感心しどおし。
象形文字が、いったい何の漢字に変わっていったかというのがわかるパネル。
これ何だと思います?
下の穴をのぞくと答えが書いてあります。
お面をかぶって、手を振り上げて踊っている様子から来ている漢字なのだそうです。
こういう人を見て「なんか異なっている、なんか違和感」て思ったんでしょうか。
まだまだいっぱい楽しめるコーナーがありますよ。
企画展示のコーナーでは、夏休みに向けて「漢字で忍者修行」開催!
子供たちが楽しめそうですね。
こちらのもう一つの見所が、祇園祭の鉾を間近で見ることができます。一階のショップエリアに置いてあるのですが、どーんと二階まで突き抜ける高さなので、普通は見られないこの位置から鉾見物ができるんです。
さて、休憩といきましょう。
京雑貨のくろちくさんが手掛けている「waraku」です。
館内入ってすぐのところにあって、漢字ミュージアムに入館しなくても利用することができます。
こちらの名物サンドイッチがこれ。
一見卵が入つた普通のサンドイッチですが、実は京都名物「しば漬け」が入つているんです。
「京野菜を使用した水菜としば漬けサンド」
サンドイッチ好きとしてはずっと食べてみたかったので、念願かないました。
シャリシャリしてて適度な塩味でおいしい。
好き嫌いはあるかもしれませんが、私はけっこうハマりました。
シンプルな卵サンドと、バジルパウダーたっぷりのポテトサンドもおいしそうなので、今度ぜひチャレンジします。(でも結局こっち食べてしまいそうな気がする)
短い時間の急ぎ足体験だったので、もう一度ゆっくり来たいと思いました。
漢字を覚え始めた小学生の子供から大人まで楽しめます。みんなずっと笑顔でしたから。
年間パスポートもありますよ。
「漢字ミュージアム」
入館料:大人800円、大学・高校生500円、中学・小学生生300円
開館時間:9時30分から17時
休館日:月曜日
アクセス:阪急京都線『京都河原町駅』木屋町南出口から八坂神社方面へ徒歩8分
https://www.kanjimuseum.kyoto/
「waraku」
営業時間:9時30分から19時
定休日:月曜日
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。