夏にふさわしいお寿司とキュウリの栄養!?
夏はお酢のさっぱりとした味が食欲をそそるのか、お寿司がおいしいです。
生ものは気を付けなければいけませんが、こっち系統のものだと安心ですね。
西宮阪急のデパ地下ではなくデパ1Fのお寿司コーナーで、本日は穴子セット。
夏はうなぎ!なんでしょうけど、私は正直なところ穴子の方がいいんです。ハモはもっといいなあ。
堺市の穴子の名店「松井泉」のお寿司が販売されていました。
うなぎは滋養強壮、穴子は目の健康にいいそうですよ。
うなぎや穴子に栄養がたくさんあるのはわかります。
しかし、問題はこちら。
先日スーパーで耳にした親子の会話。
「キュウリって栄養ないんやろ?」
「そやなあ。お父さんもそう言うてたし」
とんでもない。キュウリはちゃんと栄養を持っているのです。と、言いたかった。
とか言いつつ、私もつい最近まで長きにわたりそう思っていたのですけど。
ちょっとしたきっかけで知ったのですが、キュウリに栄養がないという俗説は、
ある有名食品メーカーのサイトによると、
キュウリがギネスに載っている記録「もっとも熱量(カロリー)がない果実」という言葉からの誤解ではないかというのです。
しかも果実って! 確かにウリ科のスイカなんかは果実ですけど。
キュウリは水分しかないと言われているように、確かに90パーセント以上が水分です。
しかし栄養もしっかりと持っている。カリウムやビタミンAが比較的多いのだそうです。
カリウムは海藻に多い栄養素で、細胞の浸透圧(物理の世界のややこしい分野)に関わる重要な栄養素。
また、腎臓で塩分の再吸収を阻止して排泄してくれるので、血圧の高い人にいいそうです。
生野菜と果物にはたくさんの酵素が含まれています。酵素は栄養を取り入れて体を動かす触媒となる大切な物質。
キュウリには「ホスホリパーゼ」という酵素が含まれていることが、近年の発見により明らかになりましたが、
聞き捨てならないことに、これは脂肪分解酵素 !
キュウリダイエットとかたまに聞きますが、これは低カロリーで栄養がないからというよりは、この酵素の力を頼りにしたものなのですね。
キュウリは水分をたっぷり含み、塩分も調節し、脂肪を分解してくれる。まさしく夏にぴったりの野菜。
昔から子供におやつの代わりに齧らせていたのは、めんどくさいし手っ取り早いし安いだけではなかったのですね。
みなさんキュウリ食べましょ!と言いつつ、自分は西宮阪急の人気商品「海の香りにぎり」です。
西宮阪急
アクセス:阪急「西宮北口」東改札口からデッキで約3分
営業時間:午前10時から午後8時