主よ、人の望みの喜びよ
今年のイケフェス大阪はもう終わってしまいましたが、会場となった建物で希望すれば見学できる場所があります。
そのうちのひとつが肥後橋の「日本基督教団 大阪教会」。
大正11年(1922年)からずっとこの地で親しまれてきた赤レンガ建築のプロテスタント教会です。
設計はウィリアム・メレル・ヴォーリズ 。
今まで紹介したヴォーリズの教会建築のおさらい
大阪教会は「公開」という形で自由に入って見学はできませんが、牧師さんなど案内をしてくれる方がいれば内部を見ることができます。
HPから聖堂見学について問い合わせたら木曜の正午礼拝の後なら見学ができると教えてもらい、せっかくなのではじめて礼拝に参加しました。
肥後橋駅から西へ5分。
ドージマ地下センターを抜け、中之島フェスティバルタワーを過ぎるともう肥後橋なので歩いてでも来れます。
以前この近くで勤めていたことがあり、前を通るたびに内部はどうなっているんだろうと思っていたのですが、
中に入ってみるとビジネス街と同じ時間が流れているとは思えないような静寂さに包まれた空間が広がっていました。
はじめて礼拝に参加することを伝えると、信者の方が隣についてくださり、聖書を読むページやお祈りのタイミングなどを教えてくださいました。
パイプオルガンの音色と讃美歌の合唱をはじめて生で聴いたら光に包まれたような気持ちに......。
高く吹き抜けた礼拝堂の左右に、艶やかな長椅子が並んでいます。
入り口上部には外の光を取り込む円形飾り窓。
晴れた日は電気をつけなくても十分明るいと牧師さんが仰っていました。
毎週木曜の正午礼拝や日曜の聖日礼拝はどなたでも参加可能です。
ヴォーリズ建築が好きな方は一度訪ねてみてはいかがでしょうか。
日本基督教団 大阪教会
【休み】月
【電話番号】06-6441-3070(受付:火〜木の11時から16時)
【公式HP】http://www.osaka-church.net
※聖堂見学はHPの問い合わせフォームか、電話であらかじめお問い合わせください。
阪急大阪梅田駅より地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅下車 ⑧号出口西へ5分
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。
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この記事へのコメント(2)
ヤスコ2017年11月29日 07:23
バッハのカンカータ第147番は大好きな曲で(電話の保留メロディーのことも多いですが)、それがタイトルになってるなんて何事?と思い見てみたら、ヴォーリズ建築!窓の格子が上が短く下が若干長い十字架ですね!滋賀でヴォーリズ記念館を見たとき、ご自身のお住まいもそれでした!
コトリス2017年11月29日 17:19
ヤスコさん、神社仏閣教会巡りをする節操のなさですみません(笑)
そうなんです、窓の格子が十字架の形なんです!
牧師さんはヴォーリズ夫人の教えを受けた方なので機会があれば是非。
外壁にはヤスコさんの好きなレンガで様々なデザインが描かれていますよ!