入れる名建築〜ヨドコウ迎賓館【前編】
巨匠ライトの名建築が芦屋に
芦屋市街を一望できる高台に立っているヨドコウ迎賓館(旧山邑邸)。世界的な名建築家フランク・ロイド・ライトが設計した国の重要文化財であります。
フランク・ロイド・ライトはル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエとともに「近代建築の三代巨匠」と呼ばれ有名なものではニューヨークのあるグッゲンハイム美術館があります。
彼が設計した建築のそのほとんどがアメリカにありますが、唯一、彼が日本で設計した建物が「旧帝国ホテル本館」「自由学園明日館」「旧林愛作邸」そして、この「ヨドコウ迎賓館」(旧山邑邸)です。旧帝国ホテル本館に関しては1921年(大正時代)に建てられましたが老朽化によって、取り壊されました。東洋の幻とも言われた伝説の建築物ですが、中央玄関だけ愛知の明治村に移築されています。ちなみにこの旧帝国ホテルは凸版印刷がVRで再現しております。面白いのでご興味のある方は下記URLで一度ご覧になってみて下さい。またヨドコウ迎賓館に行かれる前に見てみるといいかもしれません。
https://www.toppan.co.jp/news/2017/09/newsrelease170925.html
さてそんなことでフランクロイドライトの建築はなかなか日本ではお目にかかれないのですが、この「ヨドコウ迎賓館」は日本で、しかも関西、芦屋で見られるのです‼︎しかも中に入れるのです‼︎貴重な名建築、是非肌で体感したいですよね!‼︎
場所は阪急神戸線・芦屋川駅
駅を下車、北側へ徒歩約10分です。
駅を降りたら芦屋側が南北に流れているのですが、その山手側の方に向かって歩きます。駅からでもこのヨドコウ迎賓館は見えます。
こちら「ライト坂」。
この坂を登ると迎賓館です。
結構急な坂道ですが運動と思って粘り強く歩きます。
しばらく坂を歩くと入り口に着きました。
閑静な住宅街にそびえ立っています。
2016年から2019年2月まで保存工事のため休館しておりましたが、現在は通常の一般公開をされています。
もともとは芦屋の造り酒屋・櫻正宗の当主山邑太左衛門の別邸として設計し、大正13年に竣工されました。その後、淀川製鋼所が所有し、社長邸や独身寮として使われていたそうです。そして現在「ヨドコウ迎賓館」となり国の重要文化財として一般公開されています。
建物の奥側に正面玄関があります。
なんだかオリエンタルな雰囲気で映画の中にいる様です。
また正面玄関の反対側には芦屋市街と大阪湾が一望できます。とっても見晴らしが良いです。
中については次回のブログでたくさん写真を載せてご紹介したいと思います‼︎
お楽しみにっ‼︎
ヨドコウ迎賓館
♢阪急神戸線 芦屋川駅下車 徒歩約10分
♢開館時間:10:00~16:00(入館は15:30まで)
♢休館日:水・土・日曜日と祝日
※イベント期間中は異なる場合がありますので、
公式サイトで開館カレンダーをご確認ください。
♢入館料:大人:500円、小中高校生:200円
その他料金に関しての詳細は公式HPにて。
♢公式HP:https://www.yodoko-geihinkan.jp
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。
この記事へのコメント(0)
ブログ記事・コメントに関するご注意
規約に違反する記事内容の場合は承認いたしかねます。