縁を結んで、運を開いて〜中山寺の蓮ごはん
中山寺といえば、毎月の戌(いぬ)の日に安産祈祷会があり、安産を願い、鐘の緒(かねのお)(祈祷を受けた腹帯)の授与を求めて、日本各地から多くの参詣者が訪れるので有名な場所です。
妊婦さんのためにエスカレーターが設置されていたり、夜に美しさを増す青の五重の塔など、革新的なイメージのお寺です。
私にとってはハイキングに立ち寄る場所で、8月9日には「星下り大会式」がゴールになっている、清荒神から奥の院に登るコースのハイキングで訪れました。
また、毎年、年始の福めぐりのコースにもなっています。
2月3日節分には、宝塚歌劇団生徒を招いての追儺(ついな)豆まき式が行われるそうです。
彼女たちが扮する観音様が人間の諸悪の根源である三毒(貪(とん/むさぼり(欲張る心))・瞋(しん/いかり(怒る心))・痴(ち/おろか(真理に対する無知の心))の象徴・三匹の鬼をさとし、福・禄・寿に変身させるというショーが行われるそう。
ヅカファンにとっては、これから注目の若手を見つけるのにいい機会ですね!
そんな、訪れる機会の多い中山寺ですが、先日初めて、寺院内にある「梵天」というレストラン(お休み処)に入りました。
広い店内の奥にはハスの花が飾ってあって、チャイニーズレストランのような素敵な空間が!
食事は軽食が主ですが、中山寺名物「蓮(はす)ごはん」とうどんのセットを注文しました。
蓮はお釈迦さまの台座にもなっている極楽浄土の花。蓮の葉には血液の流れを良くする効果もあるそう。
蒸した蓮の葉の中には、餅米にレンコンやぎんなん、油揚げ、クコの実、など私の好きなものが詰まっていました!美味しい!
持ち帰りもできるようですが、蒸したての蓮の葉の香りは気持ちを落ち着かせる癒し効果もあるようなので、軽食するのがオススメです!
さて、お帰りの折は、仁王像の裏側にある、私のイチオシ、イケメンの吽形の狛犬も忘れずに観て帰ってくださいね!
木製で木の厚みが薄いため、彫刻には非常に高度な技術が必要だったとか。
弁柄漆で仕上げているのも珍しく、漆職人が忠実に復元したそうです。
今日も凛々しく、目の保養をさせていただきました。
↓こちらは阿形の獅子。
お寺で狛犬は珍しいですが、神仏習合、日本は異なる神様仏様を受け入れているのがいいですね!
お休み処 梵天
兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1
電話 : 0797-87-0024
納経時間 : 9:00~17:00
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。
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この記事へのコメント(4)
かのこ2018年3月 8日 21:11
お返事ありがとうございます(^^
いつもバーチャル駅長さんのTwitterを拝見しています。
私は五体満足なんですが、私の祖母が心臓と足が弱くて車椅子で施設に入っていて、駅長さんの記事を参考に外出をするので、質問させていただきました。どの記事も大変魅力的なので、道幅や道の凸凹、車椅子用トイレやエレベーターの有無などの情報もあれば、助かります(^^;
これからも記事を楽しみにしてます(*^^*)
マッキー2018年3月 7日 20:57
かのこさん、記事を読んでいただきありがとうございます。
中山寺のホームページを確認したところ、エスカレーターの他にエレベーターもあるようですが、バリアフリーかどうかは確認できませんでした。
ごめんなさい!
中山寺のホームページのトップ画面、ずっと下に方に、問い合わせ電話番号が記載されていたので、ご自身でご確認いただけますようお願い致します。
普段、段差に気を取られることなく生活していて、今回のご質問にハッとしました。
情報提供するときは、こんな視点からもよく観察するようにしなきゃですね!
かのこ2018年3月 7日 18:38
はじめまして。記事を読んでぜひ行きたいなと思っているのですが、車椅子でも行けるでしょうか?
マッキー2018年3月 8日 21:52
優しいお孫さんでお祖母様は幸せですね(^-^)