保呂酔@石橋阪大前 新鮮な海鮮料理が楽しめる老舗居酒屋
何でしょうなぁ・・・落ち着く居酒屋ってあるもので。
シックな内装とかおしゃれで静かな空間とか、そういう話じゃなくて、わいわいガヤガヤしてても、気持ちがまったりできるところってあるわけ。それは恐らく、自分の波長と合う何かがあるわけで、人によって感じ方は様々だと思うけど、そういうお店がいくつも見つけられるといいよね。
石橋阪大前駅周辺には居酒屋が林立しているんだけど、昭和の雰囲気をもったザ・大衆居酒屋となると意外と少ない。ひとりで行っても気兼ねしないし、みんなでワイワイもできる最高峰の空間なんだけどね。
今回はその中の一つを紹介しようかな、保呂酔だ。
石橋阪大前駅を東口に出て、駅前のパチンコ店横の路地を入り、どん突きにあるファミリーマートの右手。
頭上には白提灯、渋い紺暖簾をくぐる。
中に入るとすぐ右手には、小上がりがあり掘りごたつ式の座敷。
左手には奥へとカーブを描きながら調理場があり、それに沿ってカウンター席(10席弱かしら)があるんだけど、少し通路の幅が広くて、店内の空間が開放的なのがいい。昭和歌謡が流れているこの感じもええわー
定番メニューの他に「本日の御造り&一品」のメニュー表・・・まずはお造りにしようかな。盛り合わせにしてもらおうかな。
かんぱちに、三重産まぐろ、長崎産の剣先いかの3種。まぐろは本マグロ、分厚いところを・・・とろけっちゃうよね。剣先いかもいいコリコリ感を残しつつも柔らかく、甘味があってウメー
鱧か・・・
活ならちょっといただこうかしら。
冒頭の写真にしちゃったけど、鱧って、冬眠に入る前の秋冬あたりの時期が旬だよね。
ただ、夏の鱧もあっさりして、それはそれでアリではないかというお話。
そうそう、話しそれちゃうけど、鱧で個人的に1つ止めてほしいよなぁと思うのは、最初から鱧に梅肉載せてくるパターン。
「いや、もうそれは素材の味よりもポン酢の味ですやん」と同じで、「梅肉の味しかせーへんがな」となるからね。
活鱧ちり(1200円)。
淡白な味なので、わさび醤油でいただこうかしら。さっぱりあっさりで美味し。
酢味噌と梅肉は別の器できたんだけど、これどちらもオリジナルかしら・・・さらっとした感じだから絡みすぎず、しかも味そのものもまろやかなので、これだとつけて食べたくなるな。ウメー
一品も色々充実してまして・・・ぶたキムチ(380円)。おわ、なかなか辛めのキムチだな。いいコクと辛さが酒進むわ。
あと、入口の暖簾に「やき鳥」とあったので焼き鳥ももらおうかな。1本単位で注文できる。ねぎま(1本130円)、いいサイズ感で鶏身も柔らかくてグー
何でもある居酒屋だし、暖簾にも「やき鳥」とはあるんだけど、全体的には海鮮ものが充実していると思う。
いわしフライに、かま塩焼き(580円)。
味の濃いいわし美味しいなぁ・・・ザクザクっと油キレのいい衣との相性ばっちり。
かま塩焼きはカンパチ、ふわふわで瑞々しい白身。身が詰まっているので、これだけでだいぶと酒が飲めるぞ。
シメに、ざる五島うどん(680円)。
丼、お茶漬けにミニ雑炊など、シメも充実しているが、このお店では常時、五島うどんが楽しめるんだよね。
細めながらコシがしっかりあって、喉ごしのとってもいい麺でめちゃうまなんだよね~
盛っと、なかなかのボリューム。
このお店では、必ず最後に味噌汁を出してくれるんだよね。
果物出してくれたりも・・・味噌汁を最後に飲みきったところで「あー食べた食べた」と回想し、お開きですな。
奇をてらったりSNSを意識する必要もなくて、新鮮で美味しいものをリーズナブルに楽しめるから、長年このスタイルでいけるんだね。
気軽にふらっと立ち寄れるお店、気になる人はぜひ~
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:保呂酔
場所:池田市石橋2-2-8 MKビル1F
時間:17:00~26:00(L.O.25:30)水休
電話:072-761-6507
※緊急事態宣言等の影響で営業日・営業時間が変更されている場合があります。
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。
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