いづつや@石橋阪大前 昔懐かしい空間で美味しい春巻きを
電車が通るたびに、木製の窓ガラスがガタガタガタ・・・
C級呑兵衛も昭和生まれなので、幼い頃を考えると、うろ覚えでもこういう感じの家が多かったよなぁと思い返す。
石橋阪大前駅西側、駅を出て蛍池方面に向かって歩いて、商店街のアーケードが途切れた少し先。
照明と白い暖簾が目印ながら、引戸だけで中の様子が分かる感じでもないので、飲食店だと気づかず通り過ぎてしまいそうになる。
いづつやだ。
ここは昔、呉服店だったそう。
いつまでその呉服店が営業をしていたのかは分からないんだけど、お店を閉めてからしばらくして、当時のものも活かしながら趣をそのままに、リノベーションをして今のお店になっている。「いづつや」という店名はその呉服店の名前をつけているのと、当時呉服店をされていた方の孫にあたる方が、お店の切り盛りをしているんだよね。
中に入ると、コロナ対策で座席を間引いているかな・・・カウンター席が6つに、4人掛けテーブル席が1つと2人掛けテーブル席が1つ。呉服店当時の調度品も置いてあり、静かで落ち着いた和空間が広がる中、とってもキュートな女性が迎えてくれる。
生ビール(生中500円)をいただきまして。
つきだしは、鶏やお野菜、こんにゃくの炊合せ。
メニューは本日のおすすめとして、定番的なものもあるけど、その日によって内容が変わる。
お造り、炒めもの、焼きもの、揚物や珍味など一通りのカテゴリを取り揃えて30種ほど。
このお店のイチオシは、やっぱり春巻き(2本600円)だな。
C級呑兵衛は魚介系や生ものが好きで、あまり積極的に揚げ物を食べる方ではないんだけど、ここの春巻きは別。
パリッパリの皮の中には、春雨がぎゅっと入った具材。すき焼きのような甘辛味付けなんだけど、皮と具材の間にはチーズもはいっているんだよね~、やっぱり美味しい。
お酒を焼酎にかえようかな。
久しぶりに麦いってみようかな。鹿児島、佐藤酒造「佐藤」麦(700円)を。
香ばしい風味~
子もちこんにゃく(500円)。
ひんやり、そして、プチプチ食感が箸休めにいいんだよねー。
熱々おでんも。
大根と結びしらたき(各150円)をいただこうかしら。
色合いに合わせて優しい味付けのおでん、でも、おダシがしっかりきいてウマウマ。
そして、セセリとセロリ炒め(700円)。
これまた大きなセセリで、とってもジューシーで美味い。ここに、しゃきしゃきのセロリが気持ちがいい。
これも、ここに来たら毎回頼んでいる気がするな・・・鶏肉の旨みとセロリの食感がやみつきになるひと品だ。
お店は阪急宝塚線沿いにあるんだけど・・・ま、沿いというかすぐ横なんだよね。
換気も配慮し、店の奥の窓が少し開けられているんだけど、電車が通るたびに、木製の窓ガラスがガタガタガタ・・・この懐かしい感じが好き。ま、路面電車くらいならいいんだけど、阪急電車は8両編成でまあまあのスピードで通過するから、なっかなかの迫力だけどね(笑)
でも、お店の雰囲気もそう感じさせるのか、ちょっと隠れ家的な雰囲気もあり、落ち着いているのがとってもいいんだよね~
気になる人はぜひ!
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:いづつや
場所:池田市石橋1-14-4
時間:17:00~22:00(L.O.21:00)日月休
電話:072-739-6165
※緊急事態宣言等の影響で営業日・営業時間が変更されている場合があります。
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。
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