『聖徳太子:時空をつなぐものがたり』@中之島香雪美術館
中之島香雪美術館で『聖徳太子:時空をつなぐものがたり』のを観てきましたー
ぴちぞうのお目当ては、修理を終えたばかりの「聖徳太子像」と「聖徳太子絵伝」を観ること
「聖徳太子像」はポスターに使われているこちら、柄香炉を携えた絵のことです
父親の病気平癒を祈願した太子16歳を描いた絵(いわゆる「孝養像」)
「聖徳太子像」は2017年の秋から修理が始まり(「聖徳太子絵伝」は2015年春から修理開始)、2019年3月に2件の修理が全て完了したそうです。そこから1年環境に慣らすために休ませて(←面白い)、この秋ついにお披露目となりました
中之島香雪美術館は所蔵コレクションが素晴らしいのはもちろんのこと、学芸員さんらの解説を読むのがすごく面白いんです。
今回は修理行程について詳細な説明コーナーがあり、見入ってしまいました。
「装潢師」(修理技術者)の方々の経験&技術が結集し、見事な修復につながったのだとよく理解できました
「聖徳太子絵伝」については、本證寺所蔵の「絵伝」と並べて比較されており、見応えあります
この興奮を文字だけではなかなか伝えられないもどかしさよ
最後のコーナー「つむがれる太子のものがたり」では、四天王寺所蔵の「細字法華経」が展示されていました。
めちゃめちゃ貴重なものを拝めた。。。ほんまありがたや~~~
来年2021年は聖徳太子の1400年御遠忌。今展示で学んだことをいかして、来年開催されるであろう様々な展覧会や催事を楽しみむぞ~
(といいつつ、ぴちぞうの聖徳太子のイメージは山岸凉子先生の『日出処の天子』だったりします)
中之島香雪美術館の近くには、以前紹介した「東洋陶磁美術館」や「湯木美術館」などがあります。
秋晴れの中、堂島川&土佐堀川沿いをてくてくお散歩しながらの美術館巡り、ぜひぜひお薦めです
中之島香雪美術館
『聖徳太子:時空をつなぐものがたり』展は12月13日まで、お見逃しなく
「大阪梅田駅」より徒歩約15分
中之島香雪美術館公式サイト https://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/
*訪館前に公式HPで開館時間等ご確認されることをお薦めします
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。
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