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2018年度バーチャル駅長※記事の更新は終了しています。

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【宝塚散歩マクロス編第1回 】手塚治虫記念館でジャパニーズポップカルチャーのルーツを探る

180807-00.JPG▲わたし、歌うわ...思いっきり!


今や海外からも注目を集める日本のポップカルチャーですが、その代表的なものが漫画やアニメなどから生まれたオタク文化

そのルーツってどこにあるんでしょう。

手塚治虫?

もちろん日本のアニメは鉄腕アトムなどから続く文化ですが、オタクとはちょっと違うかな?

 

では、もうちょっと時代は下って、宇宙戦艦ヤマト? 機動戦士ガンダム? それとも新世紀エヴァンゲリオン?

 

ノンノンノン...。(←ちょっとうざい)

 

今も連綿と続くオタク文化は超時空要塞マクロスから始まっているのですよ...!

※あくまで個人の感想です。

 

手塚治虫記念館の企画展「MACROSS:THE ART 1982-2018」に行ってきました!

阪急電車のブログでいきなり何言ってるんだ、と思われてるかもしれませんが、今回は、宝塚にある手塚治虫記念館へ行ったお話です。

  

180807-24.JPG手塚治虫記念館は、4月に宝塚へ行ったときに時間がなくて見学できなかった施設。

※ご参考までに...宝塚散歩タグの記事

バーチャル駅長をしている間に一度は行きたいな、と思っていたのですが、現在「MACROSS : THE ART 1982-2018」という企画展が開催されていると知り、マクロス好きのわたしとしてはいてもたってもいられず、再び阪急電車に乗って宝塚へ行ってきました。

 

180807-01.JPG手塚治虫記念館は、宝塚駅から徒歩で10分弱。

宝塚大劇場前の花のみちをずーっと歩いた先にあります。

普段今津線を利用されてる方は、宝塚南口駅からのほうが早いですよ。
歩いて5分くらい、武庫川を越えたらすぐです。

 

180807-02.JPG手塚治虫記念館の前には立派な火の鳥のオブジェがあって結構な迫力。

180807-03.JPG実はこれ、宝塚市の平和モニュメントなんです。

手塚治虫記念館自体も宝塚市立のミュージアム
手塚治虫が宝塚市で幼少期を過ごしたことから、その功績をたたえて作られました。

手塚治虫は、宝塚の自然の豊かさや、宝塚歌劇などの宝塚の街独特の華やかさに触れて育ち、作品にもその影響が表れていると言われてます。

 

180807-04.JPG...なんてまじめに手塚治虫のことについて語ってますが、今回のわたしのメインの目的はこちら。

 

180807-05.JPGマクロスです!

 

マクロスは、1982年にテレビで放送された「超時空要塞マクロス」という番組から始まった人気アニメのシリーズ。

同じく人気のロボットアニメ「機動戦士ガンダム」から3年ほど後に始まりました。

 

このマクロスというアニメ、ガンダムなどと同じく主人公がロボットに乗って戦う、といういわゆるロボットもの、戦争もの、というジャンルではあるのですが、ガンダム以前のアニメとはかなり異なる点があります。

 

それは、当時学生だった若い世代の人たちが中心となって作ったアニメであること。

プロの職人さんが作ったそれ以前のアニメとは違い、もともとアニメやSFが好きな若者たちが、子ども向けではない自分たちが見たいアニメを作った作品がマクロスなんです。

 

180807-26.JPGマクロスで描かれているのは当時の等身大の若者の世界

主人公たちは行きつけの中華料理屋さんでごはんを食べたり、休みの日にはショッピングや映画鑑賞や恋人とデートをしたり、それから女の子はアイドルになることを夢見たり...。

そして、戦闘で壊滅的な被害を受けても、街の人たちは当たり前のように生活を立て直して街を復興させたり。

例えば、ガンダムだと「戦争ってなんだ、命ってなんだ」と登場人物たちが難しい顔をして悩んだりしますが、マクロスは戦争は戦争、けど普段の生活も大事、というスタンスで、そのあたりがそれまでのアニメにはないリアリティを生み出しています。

 

180807-28.JPG

▲初代歌姫のリン・ミンメイ。当時テレビの歌番組「ベストテン」にだって出たよ。(ミンメイ役の飯島真理さんが)

そして、マクロスの最大の特徴は、が物語の重要な位置を占めていること。

というのも、マクロスは普通の人たちの普通の生活を描いたアニメ。

つまり、文化が大きなテーマとなっています。

戦闘しか知らない異星人が地球の文化に触れることによって変化をしていくマクロスシリーズ第1作目の「超時空要塞マクロス」。

作品の中では歌がその文化の象徴として使われ、その後のマクロスシリーズでも必ず歌・歌手が物語に大きくかかわっています。

 

180807-40.JPG▲宝塚歌劇のコスプレをしている「マクロスF」の歌姫、シェリル(右)とランカちゃん(左)。「ま~きれいな顔した子!」とマクロスを知らない奥様方もパチパチ写真撮ってました。

歌といえば番組のオープニングとエンディングだけだったそれまでのアニメ。

ですが、マクロスでは作品中に何曲もキャッチーな歌が歌われ、それまでの男の子向けのアニメでは添え物だった女性キャラクターが、アイドルとしておしゃれな服を着て物語を引っ張っていく...。

物語の中ではそんなかわいい女の子との三角関係など、これまたかなりリアルな恋愛ストーリーも繰り広げられます。

お互い失恋したもの同士、悩みごとを相談しているうちにくっついちゃうとか、「あ~、そういうのってあるよね...!」という話の展開もあったりします。

 

また、マクロスで戦闘に使われるのは、それまでの四角い箱をつぎはぎしたようなロボットではなく、実際の戦闘機が変形して人型になるという斬新なもの。

180807-30.JPG

▲これがパタパタとリアルな戦闘機に変わるのです。
プラモデルで実際組んでみるとちょっと感動。

マクロスシリーズの生みの親であり、メカニックデザインもしている河森正治さんは、それまでのロボットとは異なる可変戦闘機という新しい概念を生み出し、メカの分野でも作品にリアリティーを与えています。

マクロスといえば、無数のミサイルが高速で複雑に入り乱れる独特の戦闘描写が特徴ですが、それも夜の浜辺でロケット花火の打ち合いをしていて思いついたという、当時学生だった河森さんたちらしいアイデア。

男の子ってたまにそんな無茶しちゃいますよね...。

マクロスシリーズは、そんな男の子のオタク心をくすぐっちゃうカッコよさもあるんです。(わたしは女ですがくすぐられます)

180807-34.JPG

▲上が河森監督のサイン

それまではどこか別世界の物語だったアニメーションとは異なり、没入したくなるようなリアルな世界観やリアルな戦闘シーンにあふれたマクロスシリーズ。

スタッフたちが見たいものを突き詰めて作ったアニメは、その後の日本のアニメーショの方向性を決定づけたのじゃないかな、と思います。

実際、日本のオタクアニメの集大成のような新世紀エヴァンゲリオンのスタッフの多くは、シンゴジラでも有名な庵野監督も含め、元々マクロスにも関わっていた人たちなんですよね。

 

ちなみに、アニメなどの特定のジャンルにこだわりを持つ人をあらわす「オタク」という言葉。

その界隈の人たちが、会話の中で相手のことを「おたく」と呼び合うことから名付けられたとも言われますが、「超時空要塞マクロス」の主人公たちは、よく「おたく」と相手のことを呼ぶんですよ。

マクロスは、まさにオタクがオタクのために作ったアニメといえるのかもしれませんね。

 

180807-27.JPG

▲館内のあちこちにある手塚アニメ風マクロスのキャラクターがかわいい。

さてさて、そんなマクロスシリーズの世界観を楽しめる企画展「MACROSS:THE ART 1982-2018」。

10年ほど前に放送され、映画化もされて大ヒットした「マクロスF(フロンティア)」の原画など、マクロスファンにはたまらない展示ばかり。

特に、マクロスFのオープニングの原画は、動く絵ってこうやって作られてるんだなあとちょっと感動です。
「動く」というのはただ縦横に移動するだけでなく、立体の世界が平面の中に作られるってことなんですよねえ。

 

そして、今回ちょっと意外だったのが、マクロスには全然興味がなさそうな女性が展示に見入っていたこと。

たぶん、宝塚歌劇などの観光がてら来てるのかな~と思われるような女性のお友だち同士が、楽しそうに展示を見ていたのがとっても印象的でした。

写真撮影可能な登場人物のパネルと一緒に写真撮ったりして楽しまれてましたよ。

 

もちろん手塚治虫についてのいろんなこともわかっちゃう

マクロスにまつわる展示もとっても楽しかったですが、手塚治虫についての常設展もすごかった!

手塚治虫記念館、実は今回が初めての訪問だったんですけど、館内はほんとに手塚治虫づくしでした。

180807-23.JPG180807-21.JPG玄関を入ると手塚治虫の漫画に出てくるキャラクターがいっぱい。

足元では手塚治虫が笑ってるし、ふと天井を見上げるとアトムをはじめとしたキャラクターたちがにこやかにこちらを見下ろしています。

180807-22.JPG180807-08.JPG展示室では、手塚治虫独特の丸みのあるSF世界のイメージの装飾の中、様々な仕事・業績がそれはもうたくさん展示されています。

子どものころに書かれた絵を見ていると、そのあまりの見事さに「うまいな~!」とありきたりな感想しか出てきません!

180807-19.JPG180807-10.JPG壁や天井のあちこちに漫画のキャラクターが描かれていて、館内はまさにおとぎの国。

なんかね、手塚治虫はもう亡くなっていないけど、手塚先生が生み出したキャラクターは生き続けて、手塚先生のことをどこかで見守ってるんだな~、なんて思いました。

180807-06.JPG昔から手塚作品を知らず知らずのうちに見て育ったからか、どのキャラクターにも親近感がわいて、そしてそのキャラクター越しには作者の手塚先生の姿が垣間見えて。

別々の作品でもすべてが繋がっているような、手塚作品には他にはない世界が感じられますよね、不思議。

 

手塚治虫記念館には入館料の割引サービスがありますよ!

180807-13.JPG

手塚治虫記念館では手塚治虫のアニメ作品が鑑賞できたり、漫画が読めるスペースもありました。

記念館自体はそれほど広くはないんですが1日過ごせそうなくらいのボリューム。

今回はちょっとバタバタとまわったので、今度はもっとじっくり行ってみたいなあ。

3回入館すると1回無料になるスタンプカードももらったので、また行かなきゃ。

 

手塚治虫記念館では、JAF、コープこうべなどの会員さん向けに入館料の割引サービス(1割引き)があります。

わたしが行ったときは入館時に受付の方が教えてくれましたが、事前に対象のサービスの会員になっていないか確認しておくといいかも。

特に、阪急沿線のみなさんでしたらSTACIAカードも対象になってますのでお持ちの方は忘れずに!

 

また、せっかく宝塚に来たのだから他の施設もまわりたいな、というかたは、「宝塚花のみち3館共通チケット」がお得です。

  • 手塚治虫記念館
  • 宝塚歌劇の殿堂
  • 宝塚市立文化創造館のすみれミュージアム

の3カ所の入館料が、通常1,500円のところ1,000円になります。

以前宝塚市立文化創造館にもおじゃましましたが、こちらは昔の宝塚音楽学校が入っていた建物で、行ってみると想像以上に楽しいところでした。

※文化創造館についてはこちらの記事で。
手足が小さくて良かったと思った話【宝塚散歩第4回】

割引などについて詳しくは、手塚治虫記念館の公式サイトでご確認くださいね。

手塚治虫記念館公式サイト

 

180807-45.JPG▲手塚治虫記念館にある「ジャングルカフェ」でマクロスとのコラボメニューをいただきましたよ。

今開催中の企画展「MACROSS:THE ART 1982-2018」では、展示と関連して「グルメマクロス」というイベントも行われています。

手塚治虫記念館近隣の飲食店で、マクロスのキャラクターなどにちなんだ特別コラボメニューが食べられるというもの。

実は何カ所か食べ歩いてきちゃったんですよね...!

次の記事からは、その宝塚食べ歩きについてご紹介します。

宝塚の地元の人に愛されてるお店をいろいろ巡って、旅の終わりには宝塚温泉にも入ってきましたよ。

気持ちが温かくなる中華屋さん『天津』【宝塚散歩マクロス編第2回】
ジェンヌさん御用達の『たからづか牛乳』でソフトクリームをまったりと【宝塚散歩マクロス編第3回】
ホテル若水でお得に宝塚温泉を楽しむ【宝塚散歩マクロス編第4回】

<MACROSS : THE ART 1982-2018>

会期:2018年6月29日(金)~2018年10月29日(月)

手塚治虫記念館

所在地:兵庫県宝塚市武庫川町7-65(宝塚駅から徒歩8分・宝塚南口駅から徒歩5分)

開館時間:9:30~17:00(入館は16:00まで)

休館日:水曜(祝日・8月中は開館)、12月29日~12月31日、2月21日2月末日

入館料:大人700円、中高生300円、小学生100円

手塚治虫記念館公式サイト

※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。

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この記事へのコメント(2)

たまみか2018年8月 7日 18:02

らんちゃん

手塚治虫記念館、とっても楽しいところでしたよ!
手塚先生の初版本がずらーっと並んだ展示などもあって、よくもまあ、こんなに書けるもんだ…としみじみ見入ってしまいました。
ブログには書けなかったのですが、ミュージアムショップもかなりマニアックな品ぞろえでついつい散在してしまいました。
もし手塚治虫記念館に行かれる際は、お買い物し過ぎに注意してくださいませね(笑)

らんちゃん2018年8月 7日 17:57

わぁ!とっても楽しそう!
実は気になってて行こうとしていたとこなんです(*^_^*)
すっかり行った気分を味わえました★
隅々までじっくり鑑賞してたらまる一日居れちゃいそう!

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