大山崎山荘美術館と宝寺の塔。(@大山崎駅)
第24駅目 大山崎駅
第二話 アサヒビール大山崎山荘美術館"河井寛次郎展"と、宝積寺へ。
第一話 大山崎の駅スタンプと風景印を求めて~山崎蒸留所と離宮八幡、駅から1分ランチへ 記事はこちら→
京都山崎駅前郵便局を出て歩きかけたところに、スーッとすべりこんできた車は・・・"アサヒビール大山崎山荘美術館"への送迎バス(無料)でした!!
乗っている時間はあっという間ですが、山道でもあるし、車窓からの眺めもよいので、片道はバスを使われても良いかと思います!!
バスを降りると、そうそう!こちらの門(トンネル・琅玕洞)が迎えてくれます。
検温と入館の申し込み、大きな荷物を預け(ここで私、カメラまで預けてしまう、という失態をいたします
)、入館の許可をいただきました。
なんて美しい建物なの~(後から撮影させてもらいました
)。
『生誕120年河井寛次郎展~山本爲三郎コレクションより』(2021年3月7日まで)絶賛開催中です!!河井寛次郎は、京都東山・五条坂を拠点に活躍された陶芸家で(我が家からすぐのところにお住まい&仕事場だった"河井寛次郎記念館"があり、こちらも素敵です!!)、河井寛次郎といえば、釉薬の美しさ!!が最大の魅力!だと思っています。
普段使いの食器等(6客揃い!とか)が、本当に美しい色で、今見てもモダンなデザインで、ため息の連続。
特に蓋つきの筥ものは可愛いくて大好きです。
豊富な展示物と毛筆日記などの珍しい展示は、民藝運動を支援していた(親交が深かった)アサヒビール初代社長の山本氏のコレクションならでは。
とても楽しい展覧会でした。
(カメラを忘れて撮影できませんでしたが)テラスからの眺めも素晴らしいです!!
三川合流地点~桂川・木津川・宇治川が集まって淀川に~と男山(おぉ、石清水八幡宮ね!!)、宝積寺の三重塔と山の稜線・・眼下の庭園も美しい!!
現在カフェは閉まっていますが、こちらで頂くコーヒー、美味しかったなぁ。
再開が待たれます。
大山崎山荘美術館で一番楽しみにしていたのは、安藤忠雄氏の建築、『夢の箱』と、地中館『地中の宝石箱』!!
地中館の常設展示、モネの『睡蓮』も美しかったです~あんなに厚塗りなのに(失礼)すごい透明感!と手をのばせば触れられそうな現実感。
入館料(900円)のおつりでポストカード(100円)も買ってしまいました。
幸せいっぱい!ですが、もう少し欲張って、テラスから見えた宝積寺(通称宝寺)を参拝しました。
山崎の戦いで、豊臣秀吉が一夜にして建てた、という三重の塔があり、この塔を見に行ったのですが~
724年、聖武天皇の勅願で行基菩薩が建てられた由緒あるお寺です。
ご本尊の十一面観世音菩薩像や閻魔像など重要文化財も多く、一寸法師のモデル?という説があるお寺で、打出&小槌があるそうです。
打出と小槌、どちらも聖武天皇が夢の中で龍から授かったもの~打出は福を蒔くために地中に差して穴をあけるもの、小槌は福を祈願して振るもの、らしいです。
御本堂の左横、小槌宮はパワースポットとしても有名だそうで、なるほど、活気がありました。
しっかりお願いしてまいりました。
宝積寺ホームページはこちら 宝寺 https://takaradera.net/
アクセス 阪急電鉄大山崎駅より徒歩15分ほど。
ぽつぽ降り出した雨と、雷雨の予報に負けてさんぽは終了いたしましたが、とても楽しいひと時でした~大山崎駅、おすすめです!
アサヒビール大山崎山荘美術館
京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
075-957-3123(総合案内)
開館時間10:00~17:00(入館は16:30まで)、月曜(祝日の場合は翌火曜日)・年末年始休館(他に臨時休館日あり)。
入館料900円・高校大学生500円・中学生以下無料(団体料金設定あり)。
公式HP アサヒビール大山崎山荘美術館 https://www.asahibeer-oyamazaki.com/
アクセス 阪急電鉄大山崎駅より徒歩10分。駅前より送迎バス(無料)あります。
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。
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